【ネイティブ用の本を読む楽しさ】

From  師範代Shinya(新村真也)
 
※僕が英検1級に合格した後に、TOEICテストで満点を狙っていた頃のストーリーの続きです。
 
(→前回のつづき)
 
 
英語学習者用の語彙制限本「ラダーシリーズ」のレベル5(一番上のレベル)を読み始めたものの、十数ページで挫折した僕は、ネイティブ用の本を読み始めました。
 
 
僕が最初に選んだのは、日本語版を読んで感銘を受けた、「金持ち父さん貧乏父さん」でした。
 
 
英語タイトルは、そのまま「RICH DAD POOR DAD」です。
 
 

Rich Dad Poor Dad: What the Rich Teach Their Kids About Money That the Poor and Middle Class Do Not!

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この本は、日本語でも何度か読んでいたので、ネイティブ用の本とはいえ、内容がスーッと頭の中に入ってきました。「武士道」とは大違いです。
 
 
 
「RICH DAD POOR DAD」が読みやすいのには、もうひとつ秘密がありました。
 
 
それは、「世界のベストセラー本」だということです。
 

世界的ベストセラー本が読みやすい理由

世界的ベストセラーになる本というのは、必ず「カンタンな英単語と文法で書かれている」
 
 
と言う特徴があります。
 
 
そのレベルは、「小学5年生が読める程度」と言われています。
 
 
逆に言えば、小学5年生が読めないレベルの英語で書かれた本の英語は読みづらく、爆発的に売れづらいと言えます。
 
 

英語の本が売れる理由

日本語の本では、10万部売れたらかなりスゴい部類に入ります。もし100万部を超える「ミリオンセラー」になったら、それこそ大騒ぎです!
 
 
一方、英語の本は100万部どころか、1,000万部売れることがよくあります。
 
 
「RICH DAD POOR DAD」も、売上部数は世界で3,000万部を超えているそうです。
 
 
これだけの数を売るためには、ネイティブ以外の人たちにも手に取って読んでもらう必要があります。
 
 
ノンネイティブの人たちにもすんなり読めるような内容が、「売れる本」になるのです。
 
 
その視点で見ると、世界的ベストセラーの中から自分の読みたい本を選ぶのは良い方法です。
 
 
※ただし、「ハリーポッター」だけは例外です。造語が多い上にストーリーも現実ではないので、僕には内容がぜんぜん頭に入ってこなくて数ページで撃沈しました。
 
 

ネイティブ用の本を読む楽しさ

ネイティブ用の本を読む楽しさは、格別です!
 
何と言っても、選択肢がものすごい幅広いです。
 
ジャンルも豊富で、いくらでも選べます。
 
それに、英語学習者用の本や英字新聞と違って、「先を読みたくなる」ような書き方をしていることが多いので、ストーリーに引き込まれます。
 
 
自分が興味のあるジャンルを英語で読む楽しみは、何とも言えない喜びです。
 
 
また、1冊読み切った時の達成感もひとしおです。
 
 
「俺はこんなに分厚い英語の本を読み切ったぞ!」
 
 
という自信が付きます。
 
 

英語でしか取れない情報

また、英語版でしか伝わってこないニュアンスもあります。どうしても日本語翻訳版は、日本文化の影響を受けてしまいます。
 
 
日本語という言語自体に日本文化が組み込まれているので、英語をそのまま直訳しても、しっくり来ないことが多いのです。
 
 
そのため、優秀な翻訳者は、うまく日本人にも理解できるような書き方で翻訳してきます。
 
 
でも、どうしても「意訳」になってしまうため、原書のエネルギーというか、強いメッセージが伝わってこないのです。
 
 
そういった違いに気付けるようになったのも、自分が英語の本を読めるようになってからです。
 
 

英語の本を読みたいけれど・・・

英語の本を読みたいと思っても、自分が読みたい本が果たしてどのくらいの英語レベルなのか?が分からないと、なかなか手が出しづらいですよね?
 
 
僕が洋書を選ぶときの基準にしている、ある「指数」を次回の記事でお伝えします。
 
 
・・・つづく。
 
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