From 師範代Shinya（新村真也）※僕が「英語セミナー撮影用」のビデオカメラを新しく買おうとした時の話の最終回です。だいぶ長く引っ張ってきましたが、これが最終回です。
（→前回のつづき）
僕が中古のビデオカメラ市場を探して見つけたのは・・・
Canonが2012年に発表して、わずか１年で生産中止になった伝説のモデル、「ivis M51」というビデオカメラでした。
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Canon デジタルビデオカメラ iVIS HF M51 シルバー 光学10倍ズーム フルフラットタッチパネル IVISHFM51SL
これは、当時まだビデオカメラを積極的に開発していたCanonが、「ミドルクラス」としての位置づけで発売したものでした。
エントリークラスと同じ、軽くて小さいハンディーカムのボディーに、業務用のビデオカメラと同じ「CMOS PRO」と呼ばれる大型のプロ用センサーを積んだモデルでした。
このM５１は、あまりに性能が良すぎて、それより上位のモデルが売れなくなってしまったため、わずか１年で生産中止になった、と記事に書かれていました。
僕は、スペック表を見た瞬間、
「これだ－！！」
と叫んでしまいました。この「CMOS PRO」という大型センサーは、今売られているCanonの上位モデル（１０万円以上）でも使われています。
つまり、センサー自体には年式の古さのハンデはありません。
古さのハンデは主に、「４K動画が撮れない」「手ぶれ補正が弱い」といった、僕の使い道とはまったく関係ないものばかりです。
M５１の価格を調べてみると、発売当時は新品で８万円だったそうですが、今の中古品の販売価格は、状態の良いものでも２万円～３万円台で売られていることが分かりました。
そこで僕は、さっそく「ほとんど新品」と書かれたコンディションの２万3,000円の中古品をアマゾンで買ってみました。
届いてビックリ！
届いたものを開けてみたら、ビックリしました！説明通り、ほとんどキズや汚れもなく、新品に近い状態でした。
もちろん、６年前のモデルなので、箱や付属品は古さを感じましたが、本体は全く問題なく動きます。
僕は嬉しくなって、何度もテスト撮影してみました。
今までだったら、ノイズが入ってザラザラした画面になってしまうような、雨の日の室内撮影でも、このビデオカメラだとキレイに撮影できます。
今まで使い慣れたビデオカメラ２台と同じメーカーなので、画面構成も同じで使いやすいです。
本体の大きさも、今まで使っていたエントリーモデルよりほんの少し大きいくらいで、重さはほとんど変わりません。
自分にとってのベストチョイス
最新型の１０万円のビデオカメラを買うより、ずっと満足度が高い買い物ができました。
しかも、ずっと安く手に入りました。
表面的な機能で見ると、「４Kで撮れない」「ズームが１０倍までしかできない」「手ぶれ補正が弱い」といった点で、「時代遅れ感」があります。
でも、それはあくまで、「運動会で我が子を撮影するパパ」から見た視点です。
僕のセミナー講師としての視点で見ると、このビデオカメラのスペックは、パーフェクトなわけです。
英語教材と一緒
これは、英語教材選びでも一緒です。
ある人にとっては最高にピッタリな教材が、別の人にとってはほとんど役に立たない、なんてことは、よくあります。
「最強の英単語帳DUO3.0」でさえも、誰にでも勧められるものではありません。
やはり、その人の今の英語力レベル、伸ばしたい部分、英語を学ぶ目的などによって、ピッタリの教材やトレーニング方法は変わってきます。
僕は自分のスクールの生徒さんには、僕が質問する形でこういった部分を書き出していくワークをやります。
そのためだけの９０分セミナーも作っているほどです。
でも、それができない環境であっても、今回の僕のように、自分で自分の目的や今の状況を書き出す、というワークをやると、良いかも知れません。
自分の頭の中が整理されると、「自分が本当に望んでいるものは何か？」がハッキリします。
ハッキリすると、脳内にアンテナが立って、これまで見えなかった情報に反応できるようになります。
見えなかった情報に反応できるようになると、行動が変わります。
そして行動が変わると、今までとは違う結果を引き寄せるのです。
そのためのガイドをしてくれる本が、今回僕が出会った本です。
すごく分かりやすくて読みやすいので、オススメです。
「人生は書くだけで動き出す」
本当は、この「ビデオカメラ探しの旅」の話は、１話完結でサラッと終わるつもりで書き始めました。
とろころが、書き始めたらどんどん長くなってしまい、こんな長い続編ものになってしまいました。
ここまでついてきていただき、ありがとうございます！
今回手に入れた最高のビデオカメラを仲間に加えて、これからも英語学習に役立つYouTubeの動画や、英語のスキル別動画セミナーを作っていきます！
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