【超速読トレーニングでTOEIC問題】

From  師範代Shinya(新村真也)
 
※僕が英検1級に合格した後に、TOEICテストで満点を狙っていた頃のストーリーの続きです。
 
(→前回のつづき)
 
 
一度仕上げたテキストのCDを200%の倍速でかけながら、それに合わせて目線を動かしていく「超速読」のトレーニングのおかげで、僕の目線はかなり速く動くようになっていました。
 
 
今度はTOEIC問題集を使って同じトレーニングをやったらどうなるだろう?
 
 
ということで、試してみることにしました。
 
 
とりあえず、公式問題集を使って、パート7の長文問題で「読み」のトレーニングをしてみました。
 
 

明らかな違い

読み始めると、その違いは明らかでした!
 
 
スイスイと目線を動かせるのです!
 
 
さすがに超速読の練習の時(一度仕上げたテキストを使っている時)よりはスピードはおちますが、それでも十分なスピードアップ効果を感じられます。
 
 
TOEICの文章は、英字新聞と違ってレベルが一定に保たれています。なので、知らない英単語や難しすぎる構文がネックになって行き詰まることはありません。
 
 
また、TOEICの基本ルールとして、「社会問題」「犯罪」「病気」などのネガティブなトピックは出てきません。
 
 
苦情のメールなどはありますが、人が傷ついたり死んだりすることはありません。
 
 
これは、僕にとってはとてもありがたいです。
 
 
英字新聞だと、どうしても事件や事故、社会問題がメインになるので、読んでいて暗い気分になってきます。
 
英語の理解度が上がれば上がるほど、どんどんネガティブ情報を脳が吸い上げて、暗い気分になってきます。
 
TOEIC問題を読んでいる分には、そういった悩みはなくなりました。
 
 
 

たったひとつの欠点

TOEICの長文を読むトレーニングを続けるうちに、ひとつだけ欠点に気付きました。
 
 
それは、「読んでいて面白い内容が少ない」ことです。
 
TOEICの長文は、ビジネスのEメールや手紙、架空の新聞記事やネット上の短文チャット(LINEのようなやりとり)がメインです。
 
 
これらは、無味乾燥で楽しいとは言えない内容です。
 
 
ビジネスメールや手紙は、業務上の形式的なやりとりなので、感情がこもっていません。
 
 
英字新聞はどうか?というと、これがまたつまらないのです!!
 
 
英字新聞のトピックは、「市長の生い立ち」とか、「美術館のオープン情報」とか、「出版されたばかりの料理本のレビュー」とか、僕にとっては興味の持てないものばかりなのです。
 
 
しかも、それらはすべて、架空の話です。実話ではないので、読んだ内容を誰かとシェアできません。(しても盛り上がりません)
 
 
これには、困りました・・・
 
 

読ませる文章 VS 読ませない文章

また、読んでいるうちに、TOEICの長文と市販の本や英字新聞との違いがハッキリわかってきました。
 
 
市販の本や英字新聞は、その情報にお金を出して買ってもらうために、「読ませる仕掛け」がいっぱいです。
 
「読ませる文章」「読者を引き込む文章」で書かないと、お金を払って定期購読してもらえません。なので、読んでいて先が気になるような内容になっています。
 
 
でも、TOEICの長文には、そういった配慮はありません。TOEICの長文は、あくまで「問題集」です。
 
 
TOEICの長文は、「読ませる文章」「読者を引き込む文章」である必要はないのです。
 
 
受験者はどんなにつまらなくても、イヤでも文章を読みます。点数を取るためには、それしか手段がないからです。
 
 
これが、問題集を使った速読トレーニングの欠点です。
 
・・・つづく。
 
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