【宝の持ち腐れ?!】

From  師範代Shinya(新村真也)
 
※今日の記事は、「ガジェットネタ」です。英語学習とあまり関係ありません。
 
 
僕が大手英会話スクールの講師を辞めて、独り立ちした時のこと。
 
 
僕は当時から、「オンライン動画セミナー」を作るつもりでした。
 
 
スマホやパソコンが「ひとり1台」の時代になった今、オンライン動画を使えば、時間や住んでいる距離の制約を受けずに、多くの人たちに英語セミナーを提供できます。
 
 
インターネットの力を借りれば、これまでの「個人経営の英語塾」の枠を越えて、自分の信じるメソッドを広く世に広めていくことができると思ったのです。
 
 
なので、僕が起業準備として一番最初に買おうと思ったのは、「撮影機材」でした。
 
 
撮影機材と言っても、僕の撮影シーンはもっぱら「ホワイトボードの前に立っている場面」です。
 
 
外でロケをして美しい自然を撮影したり、都会の夜景を映すわけではありません。
 
 
しかも、三脚に乗せて撮るだけなので、「手ぶれ補正」の機能も必要ありません。
 
 
そう考えると、ふつうの家庭用ビデオカメラと三脚で十分です。
 
 
でも、ここで大きな問題に直面しました。
 
 
 

まったくの素人

僕は、これまでの人生で、ビデオカメラどころか、デジカメすら買ったことがありませんでした。
 
 
アマゾンのページで「ビデオカメラ」で検索すると、ものすごい数の商品が出てきます。
 
 
値段もピンキリです。
 
 
何を選べば良いのか?
 
 
そもそもどんな基準で選べば良いのか?
 
 
まったく分かりません。
 
 
この時、僕はかなりのストレスを感じました。
 
 
ちょうど英語学習を始めたばかりの時期の気分を思い出しました。
 
 
あの頃は、自分のなかで基準がハッキリしていなくて、「どんな教材が自分のレベルに合ってるのか?」が分からずに、迷っていたのを思い出しました。
 
 
迷っている状態は、脳にストレスがかかります。(特に男性脳には「迷い」はストレスを感じやすいです)
 
 
ある程度の下地知識や経験があれば、割とすんなり見つけられるのですが、それすらまったくない「完全な素人エリア」の場合は、情報を探す手段もありません。
 
ネットで検索しても、知らない専門用語ばかり出てきて、途中で気持ちが萎えてしまいました。
 
 
こういう「八方ふさがり」の心理状態になった場合、人間は2種類の行動パターンを取ると言われています。
 
1つ目は、「思考が停止して、行動を起こさなくなるパターン」です。今回のケースで言うと、「撮影機材を買うのをやめて、動画撮影もしない」というパターンです。
 
 
2つ目は、「とりあえず行動を起こして、このストレスから脱出しようとする」パターンです。今回のケースで言うと、「とりあえず1つ買ってみて、使いながら次の作戦を考える」というパターンです。
 
 
僕の場合、「動画を撮らない」という選択肢はなかったので、2つ目の行動パターンを取りました。
 
 
でも、その前に、弟に相談してみることにしました。
 
 
 

ガジェット好きな弟

弟は昔から僕とは対照的で、小学生の頃からガジェット類に興味がありました。
 
 
弟は小さな頃、よく親の買った電化製品をドライバーで勝手に分解して怒られていました。
 
 
好奇心のあまり、「コンセントに豆電球をつないだら、超明るく光るのか?」を1人でこっそり実験した結果、感電して命の危険にさらされたことさえあります。
 
 
そんな弟は、中学を卒業すると工業高校に入り、卒業後はその知識と技術を生かせる職場に就職しました。
 
 
手先の器用さと電気系統の知識を本業で生かすだけでは飽き足らず、夜や週末の時間を使って副業でマジックグッズの発明&制作を手がけるようになりました。
 
 
しばらくすると、弟の作る完成度の高い製品はマジック業界の間で口コミでじわじわと広がっていきました。
 
そのうち、日本のテレビで活躍する有名マジシャンや、海外の大物マジシャンたちから、道具の製作を頼まれるようになりました。
 
 
弟は映像関係にも強く、僕ら兄弟のマジシャンとしてのプロモーションビデオをいくつも作って、10年以上前からYouTubeなどに動画をアップロードしてきました。
 
↓↓↓
 
 
これらの動画は、すべて弟が撮影&編集したものです。
 
最近は、自分の子供2人を撮影して、「ユーチューバー」として動画投稿を始めました。
 
 
「ミナレアチャンネル」
 
↓↓↓
 
 
そんな「ガジェット好きな弟」に、僕はビデオカメラの選び方を相談してみることにしました。
 
 
 

高いものは良い

弟の信条は、
 
 
「安いガジェットには、安いなりの機能しかない。最初に高いものを買っておけば、その後買い換える必要もなくて、長く使うので、結果的に元が取れる」
 
 
というものです。なので当然、弟の持っているビデオカメラも、かなりのハイスペックです。
 
 
そんな感じのなので、弟はあまり低価格帯のモデルには興味がない様子で、情報も仕入れていないようでした。
 
 
この考えは、確かに当たっていると思います。やはり、ガジェットの機能と値段は比例します。
 
 
3万円のビデオカメラが、10万円のビデオカメラより機能が勝るなんてことは、どう考えてもあり得ません。
 
 
ただ、いくら機能が多くても、自分がその機能を使いこなせなければ、意味がありません。
 
 
弟にとっては最高の投資になるビデオカメラが、僕にとっては無駄な投資になってしまうこともあるわけです。
 
 
 
 

宝の持ち腐れ

どんなにハイスペックのガジェットも、使いこなせなければ「宝の持ち腐れ」です。
 
 
いきなり上位機種を買っても、僕は自分が使いこなせる自信がありません。
 
 
そこで僕は、
 
 
「今の自分の身の丈に合った、撮影機材を揃えよう!」
 
 
と思いました。
 
 
「今後、自分が成長すると同時に、道具も徐々にレベルアップしていけばいいじゃないか。」
 
 
と思ったのです。
 
 
思い返せば、電子辞書も今使っているものは4台目です。
 
 
自分の英語力が上がるたびに、中身の辞書のレベルを上げてきました。
 
 
もし、今持っているプロフェッショナルモデルを初心者の頃に買っても、絶対に使いこなせなかったでしょう。
 
 
僕は、今回のビデオカメラも、電子辞書と同じ観点でスタートしてみることにしました。
 
 
・・・つづく。
 
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