【ネイティブの英単語力はどのくらい?】

From  師範代Shinya(新村真也)

(→前回のつづき)

 

前回の記事では、あなたの英単語力を測るオンラインテストをご紹介しました。

 

結果はいかがだったでしょうか?

 

思ったより低くてヘコんだでしょうか?

 

それとも、思ったより多くて自信がついたでしょうか?

 

今回は、僕の結果をご紹介します。

 

僕の結果

僕の結果は、こんな感じでした。

↓↓↓

コメントに、

 

「アメリカ人のホワイトカラー(スーツを着て働いてる人)と同じ語彙力」

 

と書いてあります。

 

まずは、「やったー!!」と素直に喜んでから、冷静な分析に入っていきたいと思います。

 

 

なぜ、この語彙力が出たのか?

正直、この数値は出来過ぎだと思います。2万語は、英検1級の1万5,000語レベルをはるかに超える数値です。

 

たしかに、僕は英検1級を取ってからも音読トレーニングを続けながら、英単語をコツコツと増やしてきました。

 

でも、さすがに2万語オーバーは高過ぎな気がします。

 

このオンラインテストをやっていて、けっこう知らない英単語が出てきました。

 

でも、僕はたぶん正解を選べました。

 

なぜでしょうか?

 

(ちなみに、電子辞書は使っていません。念のため)

 

それは、英検1級を取った時に使った「語源学習法」のおかげです。

 

英単語というのは、難しくなればなるほど、スペルが長くなります。

 

そして、そのスペルは適当に決められてるわけではありません。

 

ひとつひとつの英単語を分解していくと、いくつかの「パーツ」に分けることができます。

 

僕はその「パーツ」の中でもよく使われる34個のパーツの意味を覚えているので、知らない英単語を見ても、パーツから意味が推測できるのです。

 

だから、こういうテストの上では、たとえ知らない英単語が出てきても、かなりの高確率で正解を選ぶことができます。

 

語源学習法に関して書き始めると、それだけで記事3本分くらいの長さになってしまうので、今日はここまでにしておきます。

 

ネイティブの語彙力はどのくらい?

ちなみに、ネイティブの平均の語彙力はどのくらいでしょうか?

 

ある調査によると、大卒のネイティブの平均語彙数は、3万5,000~4万くらいだそうです。

 

もちろん、ふだんから本を読む人かそうでないかによってだいぶ差が出るとは思いますが、それでも3万超えとは・・・

 

やっぱり、英語を第二言語として学ぶのと、母国語として身に付けるのとは大きな開きがありますね。

 

もし、ネイティブの母国語の英単語力が3万だとしたら、僕らにとって母国語の日本語の語彙力はどのくらいなのでしょうか?

 

気になったので、テストしてみました。

↓↓↓

日本語テストのリンクはこちらをクリック

 

僕の日本語の語彙力

やり方はカンタンで、同じテストで、最初のページの中で「Japanese」を選ぶだけです。

 

英語バージョンとまったく同じ質問が出てきます。

 

質問文は英語で、単語のみが日本語になっているのが何だか変な感じですね(笑)

 

最初の方の問題はけっこうカンタンです。

 

でも、後半になると、「四文字熟語」とか出てきて、かなり苦戦します!

もう、泣きそうです!!

ヤバい!!わからん!!

 

下手したら、英語の語彙数より低く出るかも?!

 

帰国子女ならまだしも、生粋の日本人で語彙力が英語より低かったら、ヤバいぞ!!

 

と焦りを感じ始めます。

 

結果が出た!

ついに結果が出ました!

 

おぉっ!ちゃんと3万語超えています!

 

「ネイティブの平均値」と同じくらいです。

 

これなら、自分が日本語のネイティブであると胸を張って言えます。

 

それにしても、分からない四文字熟語が多過ぎでしたが・・・

 

ちなみに、解説の英文を見ると、

 

「あなたの日本語力は、夏目漱石と同じくらいです。あなたはその気になれば、自分だけの言葉を作り出して、それが辞書に載るかもしれません。」

 

と書いてありました。やっぱり言い過ぎ感がありますが、素直に受け止めておくことにします。

 

英語と同じ感覚

僕は日本語版のテストをやりながら気づきました。

 

「これは、英語の時と同じじゃないか?」

 

と。

 

僕は、自分の母国語である日本語のテストをする時に、知らない四文字熟語や漢字が出てきたときに、無意識にやっていたことがありました。

 

それは、

 

「漢字のパーツから意味を推測する」

 

ということです。

 

たとえば、「にんべん」が使われていたら、「人がらみの意味かな?」とか、「草かんむり」が入っていたら、「野菜や植物がらみの意味かな?」とか。

 

これって、英単語を見たときに僕が「ワードパーツ」に分けて考えるのに似ています。

 

まったく同じ思考です。

 

ということは、「意味を推測できるのも実力のうち」と考えて、さっき英単語で出た2万超えの数値も素直に受け取って、自信を持っていいのでは?

 

と思うようになりました。

 

結論

ちなみに、僕にこのオンラインテストを教えてくれた友人の結果も3万を超えていました。

 

僕の妻にも受けてもらいましたが、やはり3万を超えていました。

 

とりあえず「母国語の語彙力は平均で3万以上」という数値は、正しいようです。

 

こんど機会があったら、ネイティブの友達に英語でこのテストを受けてもらって、結果を見たいと思います。

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From  師範代Shinya(新村真也)

英語の達人養成ジム 師範代)

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4件のコメント

以前、語源が記載されているZ会の単語帳についてコメントさせていただきました者です。

新村さんを始め、最近、語源学習が良いという話を耳にする機会が増えてきました。
語源が記載されている単語帳も出てきています。
私も語源に関心が出てきましたので、最近、「英単語の語源図鑑」という本が出版されたので、アマゾンで購入し、本日、本が届いたところです。
かなり良さげです。
語源として、接頭辞+語根+接尾辞の3つ共ちゃんと書いてある辞書や本はなかなか少ないと思います。
この本のその中の一つです。
さらにイラストで単語毎に図解されています。語源の部品(接頭辞、語根、接尾辞)100個を知ることで
ボキャビルアップを容易にするというコンセプトのようです。
私はかなり気に入りました。
例えば、minister という単語の語源をオンライン辞書等で調べても、同じ意味の古フランス語から来ているとか、
更には同じ意味のラテン語から来ているという記述はありますが、どの言語から来ているという情報で終わっている物が多いように思います。

この本では
mini(小さい) + ster (人)
→ (国民に)仕える小さな人 → 大臣
という記述になっています。日本語の「大臣」と逆の発想ですね。下僕という発想ですかね。
語源の情報はオンラインで数ありますが、こんな風に非常に分かりやすく書いてくれているものは
中々ないです。
以上、ご報告まで。

中村さん
最新情報ありがとうございます!
僕も今、アマゾンでチェックしてみました。

かなり良さげですね!
著者は清水健二さんですね。
清水さんは、語源学習法の本の権威だと思われます。
僕が持っている本も、清水さん著です。

これは気になります!僕も買うかもしれません!

ありがとうございます!

中村さん、情報ありがとうございます!!

今、この本は15万部突破のベストセラーになってますね。

書店でもよく平積みコーナーで見かけます。

こんなに有名になるとは!

中村さんの「良書を選ぶ目」は正しかったですね!

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