【⑨イメージ英文法でネイティブと話した時の、相手の反応】

(→前回の続き)

僕は、イメージ英文法や音読を使った勉強を始めてから、外国人バーに行く頻度をかなり落としました。

それまでは、週3回ペースだったのを、月1回ぐらいまで減らしたのです。

理由は、「仕込みの大切さ」に気づいたからです。

「英語の習得は武道やスポーツと同じ」

という視点になってからは、インプットなしでアウトプットの場に出かけていっても、中身がスカスカ状態で何も出てこない、という理屈がよく分かりました。

また、インプットの中身も変わりました。以前の僕のインプットは、「アメリカのドラマのフレンズのセリフの丸暗記」でした。

でも、セリフの丸暗記の場合、覚えたセリフが場にバッチリはまる時にしか使えません。

たとえバッチリはまる時にセリフを口から出せたとしても、その後のアドリブ対応がまったくできなくなります。

僕の悲願である、

「その場の状況に合わせて、アドリブでゼロから自由に英文を組み立てて話せるようになる」

という力を手に入れるのためには、フレーズの丸暗記ではダメだと気付きました。

代わりに、イメージ英文法や音読のような「システマチックなインプット時間」を、しっかり確保することが大事だと気づいたのです。

実際にイメージ英文法や音読を使ったインプットを始めてみると、すっかりその楽しさにハマりました。

知識やスキルのストックが自分の中にコツコツと積み上がっていく感覚は、これまで「英会話の実戦だけ」で過ごしてきた頃には、感じられないものでした。

少しずつでも前進している感覚が持てるようになると、毎日がとても充実してきました。

そして、「外国人バーでアウトプットしている時間すら、もったいない!」とまで感じるようになったのです。

まさか、こんな変化が自分自身の身に起こるとは・・・

これまでバーでの実戦英会話がほぼ100%を占めていた僕の学習ペースは、イメージ英文法との出会いをきっかけに、大きく変わっていきました。

「1ヶ月かけてインプットしたものを、外国人バーでアウトプットする」というサイクルになったのです。

僕の英語を聞いたネイティブの反応

僕はこれまで1年間、週3ペースで外国人バーに通っていたおかげで、知り合いのネイティブがだいぶ増えていました。

そのため、急に月1ペースに落とした後に久しぶりにバーに行くと、常連のネイティブたちが、

「Hey! Shinya! Long time no see!(久しぶり!シンヤ!)」

みたいな感じで、むこうから声をかけてきてくれることがよくありました。

その流れで、英会話のやりとりが始まりました。

すると、以前の僕の英語をよく知っているネイティブたちは、僕の英語力の変化に敏感に気づきました。

「なんか、急に英語がうまくなってる気がするんだけど、何かやってるの?」

「前とはちょっと違う英語を話すね。最近、英語の勉強してるの?」

といった感じで、ホメてもらえました。

しかも、一度だではありません。何度もです。

「なんか、前よりさらに英語がうまくなってる気がするんだけど、何かやってるの?」

みたいな質問を、たまに受けるようになりました。

もちろん、この時の僕はまだ、ペラペラとはほど遠い状態です。

自分の中での「この1ヶ月でインプットしてきたものを出せている実感」は、せいぜい20~30%ぐらいでした。

それでも、ネイティブたちは僕の変化を感じ取ってくれたのです!

これはとても嬉しい反応で、僕の中でますます「もっとインプットしたい!」というモチベーションにつながりました。

英語の聞こえ方の変化

さらに、僕のリスニングにも少しずつ変化が現れました。

自分の耳に聞こえてくるネイティブの英語が、前とは違って聞こえるようになってきたのです。

【以前の僕の反応】

ネイティブが「Have you ~?」と言ってきたら、僕は心の中で、

(うわっ!出た!Have you クエスチョン!これ、何聞かれているのかイマイチ分からないんだよなぁ~。たしか、経験、完了、継続だっけか?この3つのうち、今はどれを聞かれてるんだろう?・・・あれ?いつの間にか相手は話し終わってる!やば!Have you 以降を全部聞きのがした!)

という感じでした。

【イメージ英文法でネイティブ視点を身につけた後】

ネイティブが「Have you ~?」と言ってきたら、心の中で、

(おっ!これは「今の状態」について聞いているな。次の内容にフォーカス!・・・うん!よし!聞き取れた!)

という感じに変わりました。

明らかに、リスニング中の脳の負担が減っていくのが分かりました。

「ネイティブの視点」で英語を見ることができるようになることで、リスニング中にルールや日本語訳を考えることが、ほとんどなくなっていったのです。

これは、自分の中でも本当に驚きの変化でした。

その変化のきっかけが、僕にとってはイメージ英文法だったのです。

・・・つづく。

P.S.
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