from 師範代Shinya
(→前回のつづき)
※iPadを使った英語学習を超快適にする、「速読速聴英単語シリーズのiBooks版」のレビューの続きです。
前回の記事では、
「1画面に英文、日本語文、音声再生ボタンのすべてが収まっていて、使いやすい」
というメリットをお伝えしました。
実は、それだけではありません。
アプリならではのメリットを活かした機能がたくさん入っています。
今回は、1つ1つ機能を紹介していきます。
英会話の模擬練習ができる
Basic2400やDaily1500の英文には、会話体のものが多いです。
親子の会話、友人との会話、同僚との会話など、色んなシチュエーションで2人のキャラが会話します。
iBooks版では、「キャラごとの音声再生」をすることができます。
つまり、Aさん&Bさんの会話文を再生する時に、
①Aさん&Bさんの会話すべてを音声再生。
②Aさんのパートだけを音声再生。Bさんパートは空白。
③Bさんパートだけを音声再生。Aさんパートは空白。
という、3つの中から選べるのです。
これにより、英会話の模擬練習ができます。
①最初は、英文全体を音読練習。
②慣れてきたら、iPadをAさん、自分はBさんになって、空白の間にBさんのセリフを言い切る練習。
③Bさんのセリフがスムーズに言えるようになってきたら、役割を交代して今度はAさんのセリフを練習。
というような流れです。
AB会話文の台本を使って、役割を交代しながらセリフを練習するのは、英会話スクールでも定番のトレーニング方法です。
いきなりフリートークをするより、決められた台本を使って役割を交代しながら、実際の英会話のスピードと呼吸をつかむ練習は、とても効果があります。
台本の文字をABで隠す機能
この役割練習をさらに効果的にするための工夫が入っています。
それは、台本の文字をABで隠す機能です。
たとえば、「Aさんのみ」というボタンをタップすると、Aさんのセリフだけが表示されて、Bさんのセリフは空白になります。
もちろん、AさんとBさんを入れ替えることもできます。
これにより、セリフを暗記するところまで仕上げることができるのです。
もちろん、音読トレーニングでは、すべての英文を暗記するまでやる必要はありません。
気に入ったユニットのセリフは「丸ごと覚えて使いたい」と感じることもあります。
そんな時には、この台本の文字隠し機能が便利です。
重要英単語を隠す機能
同じ要領で、「重要英単語隠し機能」もあります。
速読速聴英単語シリーズでは、英文の中に重要英単語が色分けされた状態で入っています。
英文全体は忘れても、重要英単語だけは覚えておいてね、ということが分かりやすくなっているのです。
重要英単語には、細かい解説も付いています。
ある程度音読トレーニングを続けて慣れてきたら、この重要英単語だけを隠す機能を使ってみましょう。
英文の中で重要英単語だけが抜けた状態で表示されます。
そこを思い出しながら声だしするのです。
忘れたら、日本語訳を見て思い出すこともできます。
この練習をすると、普通に全文音読するのに比べて、重要英単語への意識が高まるので、定着度がさらにアップします。
いきなり重要英単語を隠して音読するのが難しい場合は、重要英単語の「日本語訳だけを隠す機能」も付いています。
これを使うと、「英単語の意味を覚えているかどうかの確認作業」ができるので、便利です。
重要英単語の意味と解説ボタン
紙のテキストでは、重要英単語の意味や解説はすべてページの下半分のエリアに付いています。
一方、iBooks版では、ボタンをタップすることで表示されます。
つまり、普段は隠しておいて、必要な時にタップして表示させることができるのです。
これにより、スペース効率がアップします。
特に、Daily1500の後半の英文は、かなりの長文になっています。
紙のテキストだと、文字がビッシリ詰まっていて威圧感があるのですが、iBooks版は比較的スペースに余裕が感じられます。
このあたりも、とても良いアイデアだと思います。
このように、かゆいところに手が届く、色々な工夫が随所にちりばめられているのが、iBooks版の特徴です。
次回は、実際に僕が使ってみて「こうなったら、もっと良いのにな・・・」と感じたポイントをお伝えします。
・・・つづく。
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From 師範代Shinya(新村真也)
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