英語=拳法
僕は子供の頃、ジャッキーチェンのカンフー映画が大好きでした。
ジャッキー映画のストーリーの種類は、大きく分けて2種類あります。
① 最初は弱いジャッキーが修行して強くなる話。
② 最初から強いジャッキーが悪の組織をやっつける話。
①は、昔の「時代劇」っぽい感じの映画です。チャイナ服を着て、長髪にヒゲをはやした人たちが登場します。「酔拳」や「蛇拳」などが代表作です。
②は、現代の世界を舞台に、ジャッキーが型破りな警官として戦ったりします。「ポリスストーリー」などが代表作です。
僕がとくに好きだったのは、①の時代劇の方でした。
ジャッキー映画の王道パターン
そんなジャッキー映画(時代劇)の毎回のお決まりパターンは、こんな感じの3つのステップで進んでいきました。
ある日、「悪くて強いカンフー使いの男」がやってきて、村で暴れ回る。そして、ジャッキーの目の前で親が殺されてしまう。
ステップ②
ジャッキーは悲しみと怒りで泣きじゃくりながら、敵に立ち向かっていく。でも、カンフーを習ったことのないジャッキーは、体力にまかせて手足を振り回すだけ。
カンフー使いの男にはまったく歯が立たず、ボコボコにされてしまう。でも、かろうじて命は助かる。
ステップ③
その後ジャッキーは、「良いカンフー使いの達人」のおじいちゃんに出会って弟子入りする。その師匠から必殺拳法の「極意」を教えてもらうために、毎日修行を続ける。
修行を積んで強くなったジャッキーは、自分の親を殺した「悪くて強いカンフー使いの男」ともう一度戦い、ついに勝って、親の「かたき」を取る・・・
という流れです。
この3ステップのパターンは、どのジャッキー映画もすべて一緒です。多少の細かい設定の違いはあるものの、基本は毎回同じパターンです。
ジャッキー映画が教えてくれる、「英語マスターの真実」
僕は大人になってから、あることに気づきました。それは・・・
このジャッキー映画の「お決まり3ステップ」パターンは、実は英語をマスターする流れの「真実」を伝えていたのです!
その「教え」に気づいてから、僕の英語は確実に伸びていきました!!
ジャッキー映画の「お決まり3ステップ」のストーリーに隠された、英語習得の真実を伝える「教え」は、次の2つです。
ジャッキー映画の2つの教え
教え① 「知識なし」では、強くなれない。
ジャッキーは最初、「体力と度胸」だけで強敵に立ち向かっていきました。でも、相手はカンフーの達人です。
いくら手足を振り回しても、一発も当たりませんでした。そのうちスタミナ切れになって、ボコボコにされてしまいました。
英語も同じです。
僕は最初の頃、文法をまったく勉強せずに、外人バーに乗り込みました。そして、ネイティブという「英語の達人」に、ノリと勢いだけで立ち向かっていきました。
でも、何度戦っても、相手の話す英語を聞いて一発で理解することはできませんでした。そして、僕の話す英語のフレーズはいつもワンパターンでした・・・
教え② 「知識だけ」では、強くなれない。
ジャッキーは、師匠にカンフーの「知識」を教わったあと、身体を動かして「反復練習」をすることによって、「わかること=知識」を「できること=技」に変えていきました。だからこそ、強敵に勝つことができたのです。
もし、これでジャッキーが「知識だけ」を仕入れて終わりにしていたら・・・
「蹴り技は全部で大きく3種類、前蹴り、横蹴り、回し蹴りがあって、それぞれの長所と短所は・・・」
なんて「ウンチクを語れるだけの男」になってしまい、いざ敵の前に立ったらボコボコにされていたでしょう。
英語も同じです。
いくら「知識(文法用語)」を知っていても、それが「知識だけ」の状態なら、実戦では使えません。
「不定詞の3大用法は、名詞的用法、形容詞的用法、副詞的用法とあって、それぞれの使い方の注意点は・・・」
なんて「文法ウンチク」を語れても、いざネイティブと向き合ったときに、それを使って1秒以内に文章を作って口からスラスラ英語を出せなければ、スムーズなコミュニケーションは取れません。
英語=拳法
英語と拳法は、共通点がたくさんあります。ジャッキーが師匠からカンフーの必殺拳法を学んだのと「同じ方法」で英語を練習すれば、僕たちも英語の達人になれます。英語の習得と、拳法の習得は、ほとんど同じ流れなのです。
実際に僕は、この「ジャッキー方式」を使って、自分の英語力を上げることができました。僕はジャッキー好きが高じて、拳法も学んだことがあるのですが、上達の流れが本当にそっくりでした!
ジャッキー方式のパワー!
僕は、このジャッキー方式で英語トレーニングを始めてから、英語力がアップし始めました。まさにジャッキーが映画の中で少しずつ強くなっていったように、僕の英語力もじわじわと少しずつ確実に、伸びていきました。
ジャッキー方式に出会ったばかりの29才の時はTOEIC300点台でした。でも、ジャッキー方式を始めてから1年半後の30才のときには、TOEIC735点まで伸びました。もちろん、テストの点数だけでなく、それにふさわしい「会話力」まで身についていました。
すると・・・「自分がジャッキー方式で修行して身につけたこの英語力を、本場の英語圏の国で試したい!」という、燃え上がるような欲求が出てきました。
そこで、思い切って仕事をやめて、人生で初めての海外に行きました。カナダのバンクーバーという街に3ヶ月滞在しました。そこでは、語学学校のビジネスコースを2ヶ月間受けて、西洋のビジネス文化を学びました。
その後は、習ったことを実戦で訓練するために、現地の企業でインターン生として入社しました。インターンといっても、単なる「雑用係」ではありませんでした。マーケティング部門の一部を丸ごと任されて、他の社員の人達と同じ一日8時間×週5日働く生活を、1ヶ月間続けました。
これは、日本のピラミッド式のタテ社会では味わえない感覚でした。口先だけではなく、本当の意味で「責任とやりがい」を感じられる職場でした。そこで自分の英語がビジネスの現場でもちゃんと使えることを確信しました。
もちろん、カナダにいる間も、僕は毎日ジャッキー方式で英語トレーニングを続けていました。
帰国後もジャッキー方式でじわじわと英語力を伸ばし、3年後の33才のときには、TOEIC900点をこえて、英検1級まで取ることができました。
これらの結果はすべて、「ジャッキー方式」のおかげです。
ジャッキー方式の流れ
↓
・その知識を使って肉体的な反復練習をする(音読)
↓
・また新しい文法の知識を仕入れる
↓
・またその知識を肉体的な反復練習で身体にすり込む
↓
・また新しい文法の知識を仕入れる。
・
・
・
ということの繰り返しです。
シンプルですが、この方法が一番確実で、効き目バツグンでした!!
「近道」はないけど、「確実に伸びる」方法はある!
どんな武道やスポーツにも言えることですが、
「これさえやれば、人より10倍早く上達する!」
という「近道」はありません。でも逆に、
「毎日正しい方法で訓練しているのに、まったく上達しない」
という人もいません。
武道もスポーツも英語も、毎日の「積み上げ式」なので、正しい方法で続けてさえいれば、誰でも自然に伸びていきます。
甘い誘惑に注意!!
でも、世の中はこんなメッセージであふれています。
「面倒なトレーニングなんか、やめちゃいなよ。ちょっと高いお金はかかるけど、ラクしていきなり短期間で英語が上達できる近道がここにあるよ!」
という甘い誘惑です。
この甘い言葉に惑わされて、
「人よりもラクに、早く上達できる方法」
を探し続けている人がたくさんいます。ラクして近道できる情報を「探すこと自体」に多くの「時間」と「意志の力」を使っている人がたくさんいるのです。
これは、僕らにとっては逆にチャンスです!!
彼らが一生懸命、「ラクな近道を探す」ことに「時間と意志の力」を使っている間に、僕らは「ジャッキー方式」で確実に力を伸ばしていけるからです。英語学習は、ある意味「早く始めた者勝ち」です。時間がたつほどに、英語力の差は開いていきます。
あなたも、英語の「黒帯レベル」になってみたいと思いませんか?
もし、ここまで読んでピンと来たなら、あなたはこの先、確実に英語力を伸ばして、達人レベル=黒帯レベル(TOEIC900点&英検1級)になれる素質があります!
もしあなたが、ジャッキーのように修行して強くなるための努力を惜しまない「覚悟」があるのなら・・・
この「やり直し英語達成道場」のサイトの英語学習情報は、あなたのためのものです。
ここでは、あなたが自分自身を英語の「黒帯=達人レベル」まで引き上げるために必要な情報を、厳選してお伝えしていきます!!
やり直し英語達成道場へ、ようこそ!
From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
自己紹介は、こちら
P.S.
僕がどれだけジャッキー好きかをご紹介します。僕がハタチの頃、ジャッキー好きが高じて学んだ拳法を使って、ジャッキー映画のパクりで「30秒の自作映画」を作りました。それをYouTubeにアップしたら、これまでにトータル17万回以上の再生回数になり、かなりたくさんの方に見ていただくことができました。やはり、ジャッキーの影響力は偉大です!!
↓↓↓
※白いズボンをはいてキックしているのが僕です。僕と戦っているのは、弟のニイムです。