from 師範代Shinya
(→前回の続き)
※今年5月に新しく登場した、「英検3級レベルでも読める英字新聞」のレビューの続きです。
アルファJのオンライン版の機能として、読み上げスピードを測ってくれるタイマーが付いています。
スタートボタンを押すと、記事の上のスペースに秒数がカウントされていきます。
そして、秒数カウントの横には、「目標秒数」が表示されています。
この目標秒数以内に読み終わった場合、読みのスピードは約150WPM(1分間の読み上げ文字数)になります。
多読トレーニングでは、このWPMを常に意識しながら目を動かしていくので、目標秒数が最初から表示されているのは、ありがたいです。
僕が以前、紙の英字新聞で多読していた時には、この目標秒数を毎記事ごとに計算機で計算していました。
その手間が省けるのは、本当にありがたいです!
キャラクターが動いて教えてくれる
さらに、右側にはモンスターのようなキャラがいて、秒数がたつごとにだんだん下に下がっていきます。
キャラの行く先には「ゴール」と「終着点」の2つがあって、ゴールに到達するまでに読み切れば、150WPM以内に読めたことが分かります。
ゴールを過ぎても、キャラはそのまま進んでいきます。
そして、終着点に近づくにつれて、キャラの色が赤く変化していくのです。
終着点に達すると、読んでいる記事に花火のようなアニメーションがかかります。
火花は、文字が読めないほどジャマにはなりませんが、
「あっ!読み切れなかった!」
と気付かせるには十分な演出です。
このアニメーションの演出があることで、楽しみながら多読トレーニングを進めることができます。
⑤文法解説動画でSVOをしっかり理解する
僕がアルファJのオンライン版を読んでいて、個人的に一番「おぉーーー!!これはスゴい!!」と叫んでしまったのが、文法解説動画です。
英字新聞を読んでいると、「どこまでが主語で、どれがメインの動詞か?」が分からないことが一番のネックになります。
それを、動画の中で先生が詳しく解説してくれるのです!
ヘッドラインの読み方から始まり、1文ずつ日本語で丁寧に解説してくれます。
これは、僕自身が初めて英字新聞を読み始めた時に、一番欲しかった部分です。
先生に「この英文は、どれがメインの主語で、どれがメインの動詞ですか?」と聞きたい文章がたくさんあったのです。
当時は、その質問を事前に英語でできるようにして、ネイティブの先生に聞いていました。
ただ、ネイティブの先生はこういった質問は苦手な人が多い印象でした。
また、文法解説ができる先生の場合は、英語でガッツリ説明されると逆に僕の方が理解できない・・・というジレンマがありました。
それが今回、アルファJのオンライン版では、日本人の先生が日本語で
分かりやすく解説してくれるのです。
日本人がつまずきやすい部分を先回りして説明してくれるので、疑問点が解消されていきます。
アルファJの記事は、他の英字新聞の記事に比べると、どれも短くて読みやすいものばかりです。
それでも、初めて英字新聞を読む人にとっては、この解説動画がとても役立つことは間違いありません。
この解説動画を何度も見ながら、英字新聞独特の言い回しなどに慣れていけば、レベルが上がった例文も理解しやすくなるでしょう。
記事のレベル感について
最後に、記事のレベル感についてお伝えしておきます。
「英検3級で読める英字新聞」というのが、アルファJのコンセプトです。
僕は創刊号の記事を全部読んでみましたが、ボキャに関しては英検3級レベルでは対応できないと感じました。
さすがに時事ネタを英検3級のボキャだけで補うことはできません。
もしあなたが英検3級レベルだった場合は、記事を読み始める前に、記事の下にあるボキャ解説を読んで、日本語訳を確認してから本文を読み始めることをオススメします。
また、英検3級レベルの人にとっては、アルファJの記事は多読用というよりも、音読用の教材として使うのが良いと思います。
音読教材であれば、何度も同じ記事の英文を声に出すことで、ボキャブラリーや文法の知識身体に刷り込んで増やしていくことができるからです。
(※音読の効果的なやり方の動画セミナーはこちらです)
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「イメージ刷り込み式英語鍛錬14日間動画セミナー」
あなたの今の英語力が英検2級以上であれば、多読トレーニングとして活用するのも良いと思います。
以上、数回にわたって新しいリーディング教材「アルファJ」のレビューをお届けしてきました。
アルファJのメルマガ登録をすると、毎月記事を3本、無料で読めるようになるので、1度お試ししてみてください。
きっと楽しめると思います。
ちなみに、この記事を書いている時点では、先着人数限定で「サブスク料金が一生半額キャンペーン」をやっているみたいです。
すでにけっこう埋まっているようなので、「間に合えばラッキー!」です。
(完)
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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