
from 師範代Shinya
先日、昆虫好きの上の娘(5歳)と一緒に、東京の高円寺にある「むし社」に行ってきました。
娘は今、完全に昆虫ブームです。
(↑お気に入りの「グラントシロカブト」のぬいぐるみと)
公園に行けば虫を探し、図鑑を開けば虫を見て、家でも虫の話ばかりしています。
そんな娘がずっと行きたがっていたのが、昆虫好きの間では有名なお店「むし社」でした。
昆虫好きの聖地「むし社」
むし社は、世界中のカブトムシやクワガタを扱う昆虫専門店です。
昆虫好きの人の間ではかなり有名なお店で、国内外の珍しい昆虫が販売されています。
店内に入ると、まず驚くのがその数です。
ところ狭しと、たくさんのカブトムシやクワガタが並んでいます。
日本のものだけではありません。
世界中の珍しい種類のクワガタやカブトムシが並んでいて、昆虫図鑑でしか見たことがないような種類も普通に売られています。
昆虫好きの人には、まさに夢のような場所だと思います。
当然、娘は大興奮でした。
ケースを一つ一つ覗き込みながら、
「これすごい!」
「このクワガタ大きい!」
「このカブトムシかっこいい!」
と、ずっとテンションが上がりっぱなしです。
さらに店内には、昆虫だけではなく、標本もたくさん展示されていました。
蝶、カマキリ、甲虫など。
百種類以上はあったと思います。
標本コーナーもかなり見応えがあり、結局、気がつけば2時間も滞在していました。
男の子と父親ばかりの空間
お店はかなり繁盛していました。
そして当たり前かもしれませんが、お客さんのほとんどが、
「男の子 + 父親」
の組み合わせでした。
昆虫というジャンルの特徴かもしれません。
娘と父親という組み合わせは、店内で見た限り、僕たちだけでした。
ただ一組だけ、小学校低学年ぐらいの娘さんとお母さんの親子がいました。
その親子とは、思いがけず虫取り網コーナーで話が盛り上がりました。
お互いに、「百均の小さくてすぐ壊れる虫取り網」から今年はステップアップしたいタイミングだったのです。
本格的な虫取り網の世界
昆虫専門店の虫取り網は、僕たちが普段使っているものとはまったく違いました。
本格的な虫取り網は、
・持ち手の部分
・網のヘッド部分
が別になっていて、用途に応じてヘッドを付け替えられるようになっています。
さらに持ち手の部分は伸び縮みする仕組みになっていて、本格的なものになると数メートルも伸びます。
高い木にいる虫も捕まえられるわけです。
ただし、ここで問題があります。
値段です。
虫取り網はかなりニッチな業界なので、どうしても単価が高くなります。
軽くて長く伸びるカーボン製の持ち手は、なんと1万円もします。
さすがにそこまで投資しても、自然が少なく人が多い東京でどれだけ活用できるか分かりません。
結局、その場で仲良くなった親子と、
「今回は見送りますか」
という結論になりました。
350円の虫かごに驚いた
その代わり、娘が見つけた虫かごを買いました。
値段は350円です。
これまで僕たちは、ずっと百均の虫かごを使ってきました。
見た目は正直、ほとんど同じです。(左が今回買ったモデルです)
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でも、手に取ってみて驚きました。
作りがまったく違うのです。
350円の虫かごは、上のフタの面積が広く作られています。
そのため、上から中がよく見えます。(左側)
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さらにフタがスライド式になっていて、すきまがまったくありません。
フタのスライドロックを外した状態でさえも、小さなテントウムシなどが逃げない構造になっています。
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一方、百均の虫かごはどうかというと、フタと本体の間に微妙なすきまがあります。
去年は、このすきまから虫に逃げられてしまったことが何度もありました。
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見た目は同じでも、実際に使うと大きな差が出る設計なのです。
作っている人の経験が出る
この違いを見ていて、ふと思いました。
おそらく、虫かごメーカーの人たちは、本当に昆虫採集をしている人たちなのではないか。
そんな気がしたのです。
昆虫を捕まえたことがある人なら、
「小さい虫がフタのすきまから出る」
という問題を一度は経験したことがあるでしょう。
だからこそ、そこを潰した設計になるのだと思います。
実は僕が去年百均でこの虫かごを買った時には、そんな視点はまったくありませんでした。
でも、夏の間に毎週末、娘と虫取りに出かけて、何度かテントウムシなどが逃げてしまった経験をしてから、フタのすきまが無いことの重要性を実感しました。
でも、フタのすきまをセロテープで止めたら、こんどはフタが開けなくなってしまうことに気付きました。
仕方ないので、新しい虫を入れるたびに、セロテープをはがして、また貼り直していました。
このデザインを採用している百均の虫かごは、おそらく日用品メーカーが作っているのではないでしょうか。
お皿や収納ケースなどを作る生産ラインで、夏の時期だけ虫かごも作っている。
そんな作り方なのかもしれません。
だから、昆虫採集をする人が感じる「細かい不便」が設計に反映されていない。
そんな印象を受けました。
自分の経験から作るということ
実はこれ、僕の仕事にも少し似ていると思いました。
僕が作っている英語のセミナーは、僕自身が音読や瞬間英作文トレーニングを長く続けてきた経験から作っています。
実際にやってきたからこそ、
「ここが不便」
「ここが分かりにくい」
「こういう説明があったら良かった」
というポイントがたくさん見えてきました。
そして、その不便を一つずつ解消する形で、
「こんなのあったらいいのにな」
という視点でセミナーを作っています。
もしかすると、今回買った虫かごも、同じ発想で作られているのかもしれません。
昆虫が好きな人が、自分の経験から改良して作った道具。
だからこそ、小さな差でも使いやすさが全然違う。
そんなことを感じた、むし社での2時間でした。
P.S.
僕が作っている英語セミナーは、実際に英語学習を続ける中で感じた不便を解消する形で作っています。
音読や瞬間英作文など、僕自身が長年続けてきたトレーニングをベースにした内容です。
もし興味があれば、こちらもチェックしてみてください。
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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