「いつかカッコよく人前で英語を話しててみたい!」
と思ったことはありませんか?
TED Talksなどのスピーチにあこがれを持っている英語学習者は多いようです。
ユーモアを交えながら堂々と話している姿はカッコいいですよね。
では、ちょっと想像してみてください。
あなたは舞台袖でスピーチの出番を待っています。
足がそわそわして落ち着きません。
英語であなたの名前が呼ばれると、あなたは「ふー」と深呼吸を一つして、舞台へ歩き出します。
あなたが出て行くと、一斉にスポットライトが当たり、少しまぶしいくらいです。
舞台の真ん中に立ち、観客全体を見回すと、ゆっくりと話し始めます。
最初はドキドキという心臓の音が外まで聞こえそうでしたが、話しはじめると落ち着いてきました。
あなたは聞いてくれている人の顔を一人ひとり見つめて話を続けます。
肌も髪の色も違う、色んな国の人が、食い入るようにあなたの話を聞いています。
かと思えば、あなたが交えたジョークに会場全体がクスクス笑いに包まれます。
生まれも育ちも違うのに、不思議と聞いている人とのつながりを感じます。
気づくとあなたのスピーチは終わり、聴衆は拍手喝采!
いつまでも鳴り響いてあなたの耳に残っています。
あなたは、やりきった達成感と充足感に包まれています・・・
「こんなスピーチを英語でやってみたい!」と思ったでしょうか?
「いやいやムリだよ!」
と気おくれしてしまった人の方が多いかもしれませんね。
でもそんなあなたにこそ、お伝えしたいことがあります。
それが、「今の自分とのギャップを埋めて、英語を人前で自信を持って話すための3つのステップ」です。
ステップ1:誰かに伝えたい!と思うほど好きな題材を見つける
実は話し方より重要なのが題材選びです。
というのも、
「伝えたいと思う気持ちは、スピーチのうまさを超えるから」
です。
それに、英語で話すのであれば、日本語以上に練習が必要です。
自分にとって興味がわかない内容では、なかなか英文を覚えることができません。
それに途中で練習するのが苦しくなって続かなくなります。
でも、好きな題材であれば、英語以外でも伝える工夫をたくさん思いつくでしょう。
「ちょっと小物を用意しよう」
「イラストを紙に描いておいたらわかりやすいかも」
「野球に関することだから、帽子とユニフォームを着たらどうだろう!」
これだけで伝わり方が全然違います。
メラビアンの法則によれば、人のコミュニケーションは言語以外の部分で93%決まる、と言われています。
正しく上手に話せているかよりも、生き生き表情豊かに話しているのか?の方が重要なのです。
だからこそ自分が興味を持てる内容を選んで楽しんでやることが大切です。
もし好きな題材が見つからない場合は、自分で英文を書いてみるのもおすすめです。
間違った文法や単語を使ってしまってもかまいません。
もし気になるようであれば、まずは30秒で話せる内容を作ってから、オンライン英会話などで添削してもらうことをおすすめします。
ステップ2:スマホで撮影しながら音読する
自分が話すところを自分で見たことがないという人は多いです。
でも自分で話す様子を後から見る「セルフフィードバック」は超重要です。
特に今はスマホで手軽に自撮りができます。
自分が話している様子を見返すことで、
「硬い表情だな~」
「アイコンタクトしてるつもりが、目が泳いでいる・・・」
「言葉がブツブツとぎれているからもっと一息に言った方がいいかも」
と改善点に気づくことができます。
あまりのできなさにいやになることもありますが、その分強力です。
一度ではなく、何度か記録に残しておくと、前の自分と比較しやすいのでおすすめです。
ステップ3:人前で披露する
ステップ1,2も効果がありますが、このステップ3が何よりも効果があります。
なんといっても、人前で話すのが一番です。
ひとりで話すのと、人前で話すのでは緊張感が全然違います。
「あれ?あそこ覚えていたはずなのに・・・」
「うわっ全然相手の目が見れない!」
という一方で、ここまできたあなたなら、
「何度も練習したところはさすがにスムーズに言える!」
という嬉しい発見もあるでしょう。
僕、師範代Shinyaが開催しているオンライン通学コースにも、毎週音読トレーニングの発表タイムがあります。
動画コースで一人でも練習できるのに、わざわざ通学する理由は、毎週音読トレーニングの発表があるから、という生徒さんはかなり多いです。
人前で発表すると思うと、そこに向けて音読トレーニングをより一層がんばれるから、というのです。
さらに僕やクラスメイトから「フィードバック」(ほめてもらえる)があるので、さらにやる気になるとのことでした。
それまで音読が苦手で、最初はつっかえつっかえ発表していた人も、生き生きと自信を持って発表できるようになっています。
人前で発表すると、事前練習をして、場数をたくさん踏めて、適切なフィードバックを得ることができるので、どんどん上達するのです。
ただ、ステップ1、2に比べて、ステップ3はハードルが高く感じるでしょう。
このステップだけは、自力ではできず、人の力が必要だからです。
そこで今回、英語学習者でお互いに英語を披露する機会を作ることにしました。
それが「音読お披露目大会」です。
音読お披露目大会と聞いて、
苦手だな~
いやだな~
と思った人にこそ参加してほしい会です。
というのも、先ほどの「最初は音読が苦手だった人でも上達するエッセンス」を取り入れた会だからです。
本番前に実力を出すための準備運動を十分にします
音読の発表はzoomで行います。とはいえ、大勢の人がこちらを見ている中でいきなり発表するのは緊張してしまいますよね。
でも安心してください。
いきなりみんなの前で発表はしません。
本番で実力を出すためのスモールステップ(音読の準備運動)を十分してから発表します。
①師範代Shinyaによる上達ポイント解説
本番前にただ練習するだけでなく、練習のたびに上達するためのポイントを1つ、僕が解説します。
これまで何百人もの音読を見てきた僕が、「これをやったらうまくなる!」ポイントを厳選してお伝えします。
スピーチで上手くいかないのは、あれもこれもいっぺんにやろうとしてしまうことです。
でも、毎回1つずつ気をつけていけばいいので、改善もしやすいでしょう。
②少人数で練習してから本番へ
解説されたポイントに気をつけながら、1対1など少人数で音読をします。
少人数で何度も練習できるので、緊張も和らぐでしょう。
本番前に場数を踏むことでどんどんうまくなっていきます。
解説&事前練習を何度か繰り返してから全体への発表になります。
当日になってもうまくなれるのが音読お披露目会です。
一人ひとりに師範代Shinyaのフィードバックがついてきます
さらにスピーチ後は、僕からのフィードバックがあります。
厳しいフィードバックではなく、あなたのいいところを見つけ、さらにのばしていくためのものです。
今後さらにあなたが音読トレーニングのやる気になるようフィードバックします!
スピーチは録画して参加者だけにお配りします。
自分のスピーチや僕のフィードバックを後から見返せますので、ぜひ今後の音読トレーニングに活用してくださいね。
英語レベル不問&題材は自由
参加者の英語レベル、英語学習歴は不問です。
どなたでも参加できます。
ただし、基本は暗唱ですので、事前に練習してきてください。
(忘れたときは原稿を見てOK)
暗唱することで先ほどの「音読の準備運動」の効果もアップします。
また、英語レベルより重要なのは、題材です。
今音読している英語のテキストでも、偉人のスピーチの一部でも、洋書の引用でも、あなたのオリジナルでもOKです。
過去の音読大会では、「速読速聴英単語シリーズ」の好きなユニットや、多読教材にあった偉人の話、自作の自己紹介、TOEICのリスニング問題の音読をされている方もいました!
あなたが今「これがはなせるようになったら嬉しい!」と思うもの英文と、日本語訳を用意してください。
難しいものである必要はありません。
長さは1分程度のものです。
(ネイティブではなく、あなたが話すスピードで1分を目安にしてみてください)
最初にもお伝えしましたが、「あなたが相手に伝えたい気持ち」こそが、スピーチのうまさを超えるのです。
開催日時
6月18日(日)10:00~12:00(6月10日締切)
※事前に練習する期間を取るため、締切りは約1週間前です。
※zoomで開催するので全国どこからでも参加できます。今回はzoom参加者のみ録画の提供があります。
定員
先着12名 残席あと1名
※今回は発表時間があるため、人数を限定して行います
参加費
3,300円
その他
開催日の1週間前までに発表する英文と日本語訳の提出があります。長さは読み上げて1分程度のものにしてください。
詳しくはお申込み後のメールをご確認ください。
あなたのご参加をお待ちしています!
師範代Shinya