from 師範代Shinya
(→前回の続き)
「日本語を覚えるのが楽しくて仕方ない」と娘が感じている今の時期だからこそ、英語にも興味が出るのかもしれません。
娘は最近、「この世には種類が違う言葉があって、その中に英語というのがあるらしい。」というところまで、理解し始めているようです。
目の前のアイテムを指さして、「これは黄色だよね?」と日本語言った後に、「英語で何て言うの?」と毎回確認するようになってきました。
そして僕やサヤが「Yellow!」と英語で発音すると、マネしてリピートしてくるようになりました。
僕は、娘に早期教育をほどこすつもりはまったくありませんが、こうやって聞かれて答えているうちに、娘は自然に英語を教えているのかもしれません。
英語と日本語の境目がなくなる?!
娘の言動を見ている限り、僕ら大人ほど日本語と英語の境目をハッキリ意識していないような気がしています。
先日、娘がフトンの上で寝っ転がりながら、一人遊びをしていました。
娘は一人遊びが得意で、2~3個のぬいぐるみを使ってお互いに会話させる「ひとり人形劇」をよくやります。
ただ、僕が様子を見ようとして近づいた時に娘に気づかれると、娘はなぜか恥ずかしがって、すぐに人形劇をやめてしまいます。
だから僕はこっそり隠れながら、娘の人形劇を観察するのです。
いつものようにこっそり観察していたら、
「うさぎさん、おはよう!Rabbit!」
「ぞうさん、おはよう!Elephant!」
などと言っていました。
僕はそれを聞いて、「おぉ!覚えている!スゲー!」と思わず声を出してしまいました。
僕の存在に気づいた娘は、人形劇をすぐにやめてしまいました。
人形劇をしている姿を僕が観察した限りでは、おそらく娘の脳内では英語と日本語はあまり境目がないような気がしています。
絵本の読み聞かせ
絵本の読み聞かせも、英語と日本語の境目をなくすのに役立つ気がします。
妻のサヤは、毎晩娘が寝る前に絵本を1冊読み聞かせているのですが、どれを読み聞かせるかを、娘自身に選ばせています。
すると娘は、英語の絵本と日本語の絵本を、その日の気分に合わせて選ぶのです。
英語の絵本の中の英文を、娘がどのぐらい理解しているのかは分かりません。
おそらく、日本語と英語の理解度の差は、8:2もしくは9:1ぐらいでしょう。
それでも、イラストを見ながら母親の生声で英語を聞くことは、娘にとっては理解度が上がる助けになるでしょう。
文章では話せない
娘は最近、英単語をだいぶ覚えてきました。
子供向けYouTube動画を見ている最中に、ウサギのキャラが出て来たら、大きな声で、「あ!見て!Rabbitだ!」と叫んだりします。
ただ、さすがにまだ文章全体で英文を発音することはありません。
たとえば、先ほどの「あ!見て!Rabbitだ!」を英文で、
Hey Dad! Look! It’s a rabbit!
などとは言ってこないのです。
そこまで言えるようになるためには、おそらく僕やサヤが全文を言って聞かせることを何度も繰り返す必要があるでしょう。
子供が英語を文章で言えるようになるための訓練法は、僕の中では何もメソッドがありません。
だからといって、そのメソッドを僕が習得して、娘をスパルタ教育するほどのこだわりは、今のところないです。
また、本格的なキッズ英会話スクールに通わせて、ガッツリ指導してもらう、というのも、僕の中では選択肢にありません。
あくまでゆる~く、楽しくやっていたら、どうなるのか?
教えるのではなく、両親が英語を使って話したり本を読んだりする姿を見せ続けたら、どうなるのか?
その結果が知りたいと思っています。
また何か面白い発見があったら、シェアしますね。
(完)
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