(→前回のつづき)
外国人バーで、ネイティブの友達が話す英語が聞き取れるようになって調子に乗った僕は、さらなる力試しとして、英検を受けてみることにしました。
英検なんて、中学の時に受けた3級以来、大人になってからは初めてです。
「身の回りのことや、社会問題について英語で話せるレベル」と言われている、2級に挑戦してみました。
本番を受ける前に、試しに2級の過去問題集を買って、解いてみました。
英検では、一番ムズカしい語彙問題が、一番最初のパートに来ます。
最初にいきなり、受験者の心を折りに来るのです。
ところが・・・
驚くことに、2級の語彙問題のすべての英単語が、僕が知っているものばかりだったのです!
目に入る英単語すべてが、DUO3.0で覚えた英単語ばかりでした。
英単語を見るたびに、DUO3.0の例文全体が思い出されます。
あまりにスラスラ読めるので、とても不思議な気分です。
「たまたま過去問で当たった問題が良かったのかな?」と思いました。
ぬか喜びし過ぎないようにしよう!と、自分で自分に言い聞かせました。
それからしばらくして、いよいよ本番の試験日がやってきました。
試験開始と同時に、問題の英文に目を通します。
「ぬぬ!これも読めるぞ!あっ!これも!」
びっくりするぐらい、自分が知っている英単語ばかり!
どれもDUO3.0で学んだもので、僕はテスト中に例文全体を思い出せることに嬉しくなって、思わずニヤニヤしてしまいました。
ボキャ問題もラクに読める、読解問題もスラスラ読める、リスニングもかなり聞ける、という状態で、自分でも信じられないぐらいでした。
自分でも半信半疑
試験を解いている最中にも、あまりに正解が分かるので「自分は本当に正解を選べているんだろうか?何か落とし穴はないのか?引っかけ問題にやられているのではないか?」と疑ってしまいます。
英検は問題用紙を持って帰れるので、マークシートにつけた答えと同じ選択肢を、問題用紙にもメモしておきました。
そして後日、ネット上で答えが公開された時に、自分でマルつけをしてみました。
すると、なんと読解問題で1つ落とした以外は、すべて正解だったのです!
1次試験は、余裕の合格点でした。
2次試験はどうか?
英検には二次の面接試験があります。
リーディングとリスニングができるだけでは、英検は合格できないのです。
しかも、面接試験は自分一人では対策がしづらいジャンルです。
一応、過去問を使って練習はしてみましたが、しっくり来ないまま本番の日を迎えました。
面接官と1対1で向き合って英語を話すのは、かなり緊張します。
僕はドキドキし過ぎて、最初に問題カードを面接官から受け取る手が、小刻みに震えました。
英検2級では、最初に音読のパートがあります。
まとまった長さの文章を読み上げて、発音やイントネーションなどをジャッジされるのです。
問題カードに書かれた音読用の英文に目を通したら、英文の中の単語が、すべてDUO3.0で学んだものだと気付きました。
さらに、これまで何度もDUOの例文を音読してきたおかげで、各英単語の正しい発音がよく分かりました。
また、いつも「例文全体を滑らかに読み上げる練習」をしていたので、英文のどこをつなげて発音すべきか、感覚で分かりました。
自分でも驚くぐらい、スムーズに音読ができました。
おかげで、自分の中で緊張と不安が和らいでいくのを感じます。
その後の問題も、テンポ良く答えることができて、最後まで落ち着いて解答することができました。
日頃から音読しておくと、英検の面接試験もラクにできるのか!
と僕はこの時、気づきました。
数日後に送られてきた通知の結果は、合格でした。
英検2級に一発合格できたことは、僕に大きな自信を与えてくれました。
そして、その後のさらに大きな挑戦につながっていったのです。
・・・つづく。
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