from 師範代Shinya
新しく英語のテキストやアプリを始めた。
話題の勉強法に挑戦してみた。
最初はやる気も高く、手応えも感じていたのに、しばらくするとこう思い始めることがあります。
「なんだか自分に合っていない気がする」
でも、やめるのはカッコ悪い。
途中でやめると「挫折した自分」になってしまう気がするから。
せっかく始めたのに、もったいない。
ここまで続けたのに、これまで投資した時間や労力を無駄にしたくない。
こうして、自分に合っていない教材や勉強法を続けるうちに、モチベーションが少しずつ下がっていきます。
そして気付いたら、英語に向かおうとする時間はため息が出ている・・・
そんな経験、あなたにもありませんか。
続けることが正しいという思い込み
英語学習では「継続は力なり」とよく言われます。
とても大切な考え方です。
でもここに、見落とされがちな落とし穴があります。
「一度始めたことは、必ず続けなければならない」
と解釈してしまうことです。
合っていない教材。
合っていない学習法。
楽しくない学習。
それでも続けるべきだと思ってしまう。
そして続けるほど、英語学習そのものが重くなっていきます。
僕も教材をやめられなかった
僕も英語学習をしてきた中で、何度もこの状況を経験しました。
買ったばかりの教材。
評判の良い参考書。
人気の学習法。
始めた以上、最後までやらなければいけない。
そう思っていました。
でも途中から違和感が出てきます。
難しすぎる。
英文がフォーマルで楽しくない。
続けるのがつらい。
それでも続けました。
途中でやめるのが怖かったからです。
挫折した自分を見るのがイヤでした。
それに、アマゾンレビューを見たら、たくさんの人たちのコメントで「英語力が上がった」と書いてありました。だったら、自分もその一人になれないとカッコ悪い・・・
今振り返ると、あの時間はとてももったいなかったと感じています。
やめられない本当の理由
教材をやめられない理由は、意志の問題ではありません。
心理の問題です。
人は途中でやめることを「失敗」と感じます。
努力が無駄になった気がします。
時間を損した気がします。
この感覚がある限り、やめる決断ができません。
これまで投資した時間とコストを回収せずにやめたら、それが損失が大きくなってしまうような気になる。
これを心理学用語で、サンクコスト効果(Sunk Cost Effect)と言います。
sunk は sink(沈む)の過去分詞で、「すでに沈んで回収できない」という意味です。
イメージは「海に沈んだお金」です。
海に沈んでしまった時間や労力やお金があることで、本来はやめた方がいいと分かっていても、やめる決断ができなくなってしまう心理状態を指します。
よくギャンブルなどで「引き際が分からなくなる」のも、この心理効果が影響していると言われています。
でも、ここに大きな誤解があります。
やめることは失敗ではありません。
ただの「選択」です。
僕が使っている言葉「戦略的撤退」
ここで僕がおすすめしている考え方があります。
それが「戦略的撤退」です。
英語学習を続ける目的は何でしょうか。
教材を最後まで終わらせることではありません。
英語力を伸ばすことです。
もし教材や学習法が合っていないなら、続けるほど効率は下がります。
時間もエネルギーも消耗します。
だから撤退する。
これは失敗ではありません。
戦略です。
撤退は挫折ではなく「最適化」
「戦略的撤退」という言葉に変えるだけで、意味が変わります。
やめる。ではなく。
選び直す。
挫折。ではなく。
最適化。
英語学習は長い旅です。
途中でルートを変えることは、むしろ自然なことです。
英語学習は選び直していい
合わない教材を続ける必要はありません。
合わない方法に固執する必要もありません。
むしろ、早く気づけたことは大きな前進です。
英語学習の目的は「続けること」ではありません。
「前に進むこと」です。
そして、前に進むためには、毎日の英語テキストやアプリを開いたときに「気分が前向きになれるか?」が大事になります。
①うんざりしながら、ため息をついているのか?
②ニュートラルな気分で、「さて、今日もやるか」という感覚か?
③ウキウキしながら、「さあ、今日は何を学べるかな?」という感覚か?
もし①なら、戦略的撤退が必要です。
②か③なら、そのまま続ける価値があるサインです。
続けること自体が目的になると、苦しくなります。
判断を誤ることもあります。
「選び直す」ことを自分に許すと、フットワークが軽くなります。
もし今、合っていないと感じている教材や方法があるなら、一度立ち止まってみてください。
それは挫折ではありません。
戦略的撤退です。
P.S.
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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