from 師範代Shinya
(→前回の続き)
※息抜き記事なので、英語学習とは直接関係ありません。
僕はこの1年ぐらい、護身グッズの紹介YouTube動画を見続けてきました。
その中で、護身グッズとして有名な3大アイテムを検討しました。
①伸び縮みする警棒(baton)
②催涙スプレー (pepper spray)
③スタンガン (stun gun)
この3つです。
これらのアイテムは護身業界ではメジャーなので、色んなレビュー動画がYouTube上にあふれています。
僕はそれらの動画の中から、「実戦で使う時の動きレクチャー」と「素人で実際に使った経験のある人の感想」を教えてくれる動画などを見まくりました。
その結果、これら3つのアイテムは、どれも僕にとっては難易度が高いことが分かりました。
それぞれの利点に対して、欠点が大きすぎるのです。(あくまで僕が今の環境で使う場合の欠点です)
【伸び縮みする警棒 (baton)】
どんなアイテム?
金属の棒で、3段ぐらいに伸び縮みできる構造になっている。思い切り振れば長く伸びるので、棒の先で相手の手を叩いて武器を落とさせたりできる。
利点
・ある程度離れた相手にも届くので、ナイフなどの武器を持った相手には有効。
・当てなくても目の前で振り回すことで、威嚇の効果もある。
・見た目がカッコ良いものが多い。(個人的感想)
欠点
・離れた相手にも届くとはいえ、それなりに近づく必要がある。暴れる相手に近づくには、かなりの勇気が必要。
・もみくちゃになって相手に警棒を奪われた場合、形勢が逆転して自分がピンチになる。
・持ち歩いている時に警察官に職質された場合、武器と判断されて軽犯罪法で捕まることがある。(実はこれが一番のネック)
・持ち歩くのがおっくうになって、いざという時に手元にないのは本末転倒。
【催涙スプレー (pepper spray)】
どんなアイテム?
・小さなスプレーで、ボタンを押すと、中から勢いよく「目つぶし成分」が飛び出す仕組み。
・目つぶし成分を顔に食らったら誰でも、目の痛みと、あふれる涙と鼻水で、まったく動けなくなる。相当痛くて苦しいらしい。
・英語名の通り、目つぶし成分は「唐辛子」の天然成分なので、食らった相手が失明するようなことはなく、数時間で回復する。
・飛距離はモノによって違うが、だいたい3~5メートルぐらい離れた状態で使う。
・サイズが小さいので、1回使い切りタイプがほとんど。
利点
・相手を動けなくさせる強力さで言えば、おそらく一番強い。
・小さくて軽いので、バッグに入れて持ち歩ける。
・腕力がいらないので、子供や女性でも扱いやすい。
欠点
・風の影響を受けやすい。風上で使わないと、自分がスプレーを食らう可能性がある。
・スプレー式なので、ある程度範囲が広く、電車内で使ったら他の乗客にもダメージを与えてしまう確率が高い。
・1回使い切りタイプなので、外したらアウト。
・値段もそれなりにするので、普段から練習の「試し打ち」ができない。普段から練習していない動きは、本番ではとっさに出ない可能性が大。
・持ち歩いていると軽犯罪法に引っかかる可能性があるという点は、警棒と同じ。
【スタンガン(stun gun)】
どんなアイテム?
stun = 気絶させる、という意味。
スイッチを入れると、高圧の電気がビリビリ流れて、それを当てて気絶させる。よくテレビドラマなどに出てくる。護身具なのに、なぜか「犯人が人を誘拐するシーン」で使われる。
利点
・相手の目の前でスイッチを入れてビリビリを見せるだけで、威嚇効果がある。とにかく音と光がすごいので、スイッチを入れてパフォーマンスするだけで相手がひるむ可能性あり。
・うまく当てれば、相当痛いらしい。ただ、ドラマのように当たった瞬間にパタッと気絶することは、現実ではほとんどないらしい。あくまで「痛みを与える」ことが目的。
・見た目がカッコいい。
欠点
・相手にかなり近づかないと使えない。ナイフを振り回す相手に近づいていくのは、現実的ではない気がする。
・持ち歩いていると軽犯罪法に引っかかる可能性があるという点は、警棒と同じ。
・相手にスタンガンを奪われると、形勢逆転になってしまうのも、警棒と同じ。
・常に充電されているかを気にする必要がある。
・それなりの威力を求めると、どうしても本体が大きく重くなりがちで、持ち歩きはしづらい。
以上が、僕がこの1年ぐらい研究し続けて思ったことです。
ということで、どれも現実的ではないかなぁ~と思っていたところに、懐中電灯という新しい選択肢が出てきたのです。
僕はレビュー動画を見れば見るほど、「これが自分の今の環境にピッタリはまる護身アイテムだ!」と感じるようになりました。
・・・つづく。
p.s.今回のブログは息抜き記事ですが、あなたに英語のお悩みがある場合はこちらの動画セミナー一覧が役に立つかもしれません。
—————————————
コメントを残す