
from 師範代Shinya
(→前回の続き)
「文法の勉強=英語が話せない道」だと信じて疑わなかった僕が行き詰まりを感じた時に、運命的な出会いがありました。
僕と同じ高卒で、僕より少しだけ年上の男性、Dさんとの出会いです。
僕が週3で通っていた外国人バーの日本人の客さんたちの間で、こんな会話が繰り広げられていました。
「別の外国人バーの常連客で、スゴい英語がペラペラな日本人がいるらしい。しかも、高卒なのに日本で英語を身につけて、TOEICも900点超えで、英検1級も持ってて、高度な英語を使う専門的な仕事をしているから、ネイティブたちからも一目置かれているらしい。」
という話です。
僕はそれを聞いて、「そんなスゴい人がいるのか!」と、気になって仕方なくなりました。
行き詰まりを感じて、英語学習を諦めかけてきた僕にとっては、
「何としてもDさんに会って、話をしてみたい!」
と感じました。
別の外国人バーに遠征
そこで僕は、Dさんがよく出没するという噂のバーに、遠征に行ってみることにしました。
ドキドキしながら店内に入ると、いつも行っている場所とは違う雰囲気の空間が広がりました。
僕の行きつけのバーは、いかにもバーっぽいというか、照明がちょっと暗めで、ダークでカッコいい雰囲気があり、どちらかというと若者向けな内装でした。
でも、今回の場所は、バーではなく「パブ」をイメージして作られた店内で、明るくて開放感がありました。
後から知ったのですが、パブの語源は「Public House (パブリック・ハウス)」で、子どもから大人まで集まって楽しむ社交場だそうです。
そのため、昼間の時間帯からオープンしていて、小さな子連れの家族も来ていました。
僕は、自分の近くのテーブルにいる日本人で、「常連ぽいオーラ」を出しているお客さんに、Dさんを知っているか聞いてみました。
常連客同士なら、きっとDさんのことを知っているはずだと思ったのです。
すると、その人は「あぁ!Dさんね。あそこにいるよ。」
と言いながら、カウンターの奥を指さしました。
その指先には、ネイティブと楽しそうに話しているDさんの姿が、目に映りました。
初めて見た、「真の英語ペラペラ」な日本人
僕はさっそくDさんに挨拶するために、近づいていきました。
Dさんは、ネイティブの男性と楽しそうに話していて盛り上がっていたので、話しかけづらい雰囲気でした。
そこで僕は、近くに座って2人の会話を聞いてみました。
笑い合っているので、かなり砕けた会話をしているのでしょう。
そのスピード感と雰囲気は、まるで僕がふだん見ているアメリカのドラマ「フレンズ」の会話のやりとりみたいでした。
もちろん、Dさんとネイティブの会話は、僕の耳ではまったくリスニングできません。
ただ、Dさんの会話している姿は、とても自然でした。
ビールのグラスを片手に持ちながら、リラックスした表情でネイティブの話す英語を瞬時に聞き取り、間髪入れずに応答していました。
お互いに聞き返すシーンはまったくなく、まさに立て板に水のごとく、スラスラと英語が口から出ているのです。
僕はそんなDさんの姿を見て、「カッコいい!!自分が憧れていた姿は、これだ!」と確信しました。
Dさんは僕が人生で初めて見た、「真の英語ペラペラな日本人」でした。
これまでも、僕は英会話スクールの飲み会に欠かさず参加し、上級コースに通う人たちがネイティブの先生と話す姿に、聞き耳を立てていました。
確かに、上級クラスに通う生徒たちの中は、英語ペラペラな人もいました。
でもDさんは、僕がこれまで見てきた日本人の英語上級者とは、明らかに別次元でした。
発音も滑らかで、使う英語もおそらくかなりカジュアルで砕けたものです。
僕は意味までは取れませんでしたが、Dさんの使う英語の種類は、おそらくネイティブがカジュアルな会話で話す英語と同じだろうということは、雰囲気から察しました。
(あぁ!これだ!これが自分の理想像だ!どうやってこの域に達したんだろう?)
僕はどうしてもDさんに聞いてみたくなりました。
・・・つづく。
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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