from 師範代Shinya
(→前回の続き)
※今年5月に新しく登場した、「英検3級レベルでも読める英字新聞」のレビューの続きです。
①程よいレベル感の英文
②程よい長さの英文
③日本語の要約を読んでから英文を読むスタイル
④身近で興味をそそるトピック
⑤重要ボキャの日本語訳付き
と、至れり尽くせりな「アルファJ」の英字新聞ですが、さらに効果的な学習ができる工夫があります。
それが、
「オフラインとオンラインの融合」
です。
紙の記事と、スマホやパソコンを使ったオンラインでの学習が、上手に結びついているのです。
このオンラインページは、僕が以前に英字新聞の「週刊ST」(アルファJの兄貴分、アルファの旧名)を多読トレーニング用に使っていた頃には、当然まだありませんでした。
僕のオンライン記事読み失敗談
実は僕は週刊STを紙で読んでいた頃から、オンラインでも英語ニュースを読むことにトライしていました。
当時、TOEIC協会のホームページで紹介されていた、「英語学習者用のオンラインニュース記事」をスマホで読んでみたのです。
何段階かにボキャレベルの調整がされていて、一番下のレベルから読むと、スラスラ読めるという触れ込みでした。
でも、当時僕が持っていたスマホは、Androidで防水仕様が登場し始めたばかりの初期モデルでした。
防水機能と引き替えに、大きなデメリットがありました。
①本体が10分ぐらいですぐオーバーヒートする(持っていられないほどに熱くなる)
②充電池が半日しか持たない
③充電しながらスマホを使えない(本体の熱が「耐久MAX温度」を超えて、強制的に電源が落ちる)
という、3重苦を抱えていました。
そのため、多読でスマホを使うには、リスクが高すぎたのです。
10分間スマホで多読しただけで、本体が熱くなって電池が20%ぐらい減るという状況でした。
また、当時僕が読んでいたオンラインニュース記事は、レベル1にも関わらず、「本当にレベル調整されているの?」と疑いたくなるようなムズカしさで、気持ちが萎えました。(記事がすべて無料だったのも、中身の英文がイマイチな理由の1つだと思います)
さらに、扱われているニュースの話題が日本とまったく関係ないので、興味は持てないわ、下地知識はないわ、おまけにボキャはムズカしいわで、多読には向きませんでした。
①テクノロジーが追いついていない
②オンラインの無料英文記事のクオリティーがイマイチ
という2つがネックになり、僕の「オンライン多読トレーニング計画」は失敗に終わりました。
テクノロジーの進化で、オンライン学習にベストなタイミング!
その後、スマホやタブレットが超スピードで進化しました。
今のスマホやタブレットは電池持ちが良く、長時間使ってもオーバーヒートしません。小型軽量で持ち歩くのが当たり前になっています。
このタイミングで、英字新聞の「アルファJ」のコンテンツがオンライン上で読めるようになったのは、とてもありがたいことです。
オンラインを多読トレーニングに使うには、ベストなタイミングです。
アルファJのオンライン版でできること
アルファJのオンライン版でできることは、大きく5つあります。
①英語記事を読む(紙版と同じ内容&構成)
②英語記事の日本語訳を読む(紙版にはない)
③英語記事の読み上げ音声を聞く(一部の記事は除外)
④英語記事を速読する(タイマーが自動で秒数を測ってくれる)
⑤文法解説動画でSVOをしっかり理解する
以上5つの機能がオンライン版に備わっています。
次回の記事では、これらの各機能を1つ1つ深掘り解説していきます。
・・・つづく。
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