from 師範代Shinya
(→前回の続き)
3才の娘が英語を身につける過程を見ていると、とても興味深い現象が起こっています。
娘は、新しい英単語を学ぶときに、まずは僕やサヤに「これ英語で何て言うの~?」と聞いてきます。
そして、僕らが英語の発音を教えると、それを静かに聞いています。
短くてカンタンな英単語でない限りは、リピートしてきません。
ところが、この作業を何度か繰り返すと、ある日突然、その英単語を発音してくるのです。
しかも、リピートするわけではなく、いきなり自分で発音してきます。
特に印象的だったのは、数字です。
1~10までの数字は英語で言えるようになった後、11以降の数字はけっこう発音がムズカしいので、娘は静かに僕やサヤのお手本を聞くだけでした。
でも、ある日突然、ベビーカーの中で11以降の数字を英語で言い始めたのです。
しかも、初回でカンペキに発音できていました。
おそらく、娘はこれまで何度もリスニングしながら脳内にデータをストックしておいたのでしょう。
それがある日、突然あふれ出したような感覚なのかもしれません。
英語の歌も!
娘は最近、ABCの歌が歌えるようになったのですが、これも最初は聞くだけでした。
お風呂でYouTubeの動画でサヤが聞かせたり、「しゃべるペン付き絵本」でネイティブの歌うABCの歌を聴いたり。
そうしているうちに、だんだんお風呂でサヤと一緒に歌うようになりました。
メロディーと一緒に歌詞を覚えて、最終的には何もなくても自力で最初から最後まで歌えるようになったのです。
この上達過程は、スゴい驚きでした。
僕ら大人は、新しい歌を覚えようと追ったら、歌詞を見ながら練習します。
でも、娘は完全に耳コピーだけで1曲全部覚えたのです。
大人になると、英語を聞き流しするだけでは脳が記憶にストックしてくれず、ただの雑音として処理されてしまいます。
でも、子どもはおそらく相当な集中力でリスニングし続けているんだと思われます。
その結果、脳内に英語の音が確実にストックされていき、ある日それが臨界量に達したら、突然口からあふれ出すのかもしれせん。
少なくとも、僕の目には娘の姿がそのように映りました。
英語を話すペン付き絵本は効果絶大ではないか?
サンプル数はたった1つですが、僕が3才の娘を観察していて感じたのは、英語を話すペン付きの絵本は、学習効果が絶大なのではないか?ということです。
子どもは絵本があると、一人でも開いて見始めます。
さらにペンが付いていて音が鳴ると分かっていれば、遊び感覚でイラストをタッチしていきます。
そこから出る音を何度も聞いて、脳内にストックしていくわけです。
子どもは同じことを何度繰り返しても飽きないので、同じイラストを何度も何度もタッチして、同じ音をペンから発音させています。
ふざけてキャッキャ言いながらやることもあれば、静かに集中して連続タッチをしていることもあります。
どちらにしても、「同じことの繰り返しが苦にならない」「単調な繰り返し作業中にも、集中力を切らさない」というのは、子どもの強みだと思うのです。
この条件が揃ったときに、「リスニングした内容が口から出てくる現象」を味わえるんだと思います。
幼児向けの「話すペン付き絵本」
以前、僕がレビューした話すペン付き絵本は、ドラえもんのバージョンでした。
あれは対象年齢が小学生までなので、けっこうハイレベルな英単語も含まれています。
長く使えるという点では良いのですが、娘がまだ日本語すら知らない単語も多いので、最近レベルを下げたバージョンも買いました。
ベネッセの出している、幼児向けのバージョンです。
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このバージョンの特徴は、「単語が幼児レベル」に限定されていることと、効果音や歌なども収録されていることです。
料理をしているシーンの英単語では、料理中の効果音が入っているものがあります。
さらに、ABCの歌も収録されていて、最初から最後までかなり長い歌をネイティブが歌ってくれます。
効果音と歌は、幼児が喜ぶ要素なので、まずはこの本でしばらく遊ばせてから、またドラえもんの本に戻っていくのも良いかなと思っています。
以上、最近の学びのシェアでした。
また何か気づいたことがあれば、報告しますね。
(完)
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