from 師範代Shinya
(→前回のつづき)
「刷り単」に収録されている英単語レベルは、かなり高めだと感じます。
特にパートAのダジャレで覚える英単語は、よほど大学受験英語が得意だった人でもない限り、発音もスペルもなじみがないものが多数あるでしょう。
テキストの中に書かれている「この本で到達できるレベル」は、「TOEIC700~800点」と書かれています。
確かに、刷り単の収録英単語を覚えたら、800点前後まで持って行っていくことができるでしょう。
もちろん、TOEICの点数の最終結果に影響するのは、英単語の量だけではありません。
・「受験力=問題に対する慣れ」
・リスニングの得意不得意
・本番での精神状態(緊張や焦りで力を発揮できない)
なども大きく影響してきます。
ただ、多くの人達にとって一番のネックになる「英単語が読めない」という状況をクリアするのには、刷り単の本が役立つことは間違いありません。
リスニング問題でも、英単語の量がモノを言う
実はリスニング問題でも、英単語の量が影響してきます。
TOEICリスニングの後半のパート3&4では、「問題文の先読み」が必須スキルになります。
問題文を先読みすることで、
①事前にどんな内容か予測しやすくなる分、聞きやすくなる。
②どこに集中して聞けば良いのか、事前に分かれば正解も選びやすくなる。
というメリットがあるのです。
でも、問題文の英単語が読めなければ、このメリットも得られ得ません。
さらに、選択肢の中で使われている英単語が読めなければ、正解を選ぶようがありません。
だからこそ、「読める英単語の数」が増えると、リスニングの点数も上がりやすいのです。
実際の効果事例
この本の中には、この本を使ったセミナー参加者の実例として、スコアの写真が紹介されています。
もともと550点だった23才の男性が、半年後に700点にアップしているスコア比較が掲載されています。
他にも、初めての受験でいきなり745点をたたき出した42才男性の例や、(これは、僕の経験上でもかなりの異例です)19才の学生が530点から660点にアップした事例などが載っているのです。
そして何より、僕にとって身近な例として、この本を僕に教えてくれたKさんが、1ヶ月で105点もアップして、500点台から600点台なかばに突入したことを、報告してくれました。
さすがに1ヶ月で105点アップというのは、僕も初めて目撃しました。
1つだけ補足説明をしておくと、Kさんは、本だけではなく著者の吉野先生のセミナーも2日間受けています。(そのセミナーの後半を、僕は見学させてもらいました)
そのためKさんは、この記憶術の使い方を、より深く理解しています。
ただ、英単語を増やすのに使っているテキストは刷り単のみです。
さらに本番中にマークシートの塗り間違えに気づかずに、何問かしばらく続けてしまったそうです。(実はこれ、TOEICあるあるです。)
途中で間違えた部分を消して塗り直したりしていたので、そこでかなりの試験時間が削られてしまったそうです。
それでも105点アップの結果です。
塗り間違えがなければ、150点アップも可能だったかもしれません。
この効果を実際に見ると、やはり英単語の量は点数に直結することを実感します。
そして、英単語の量を短期間で爆発的に伸ばすのに、刷り単のメソッドは役立つのです。
「ダジャレ」という、一見おふざけのように見える手法が、実は脳科学的には記憶に焼き付ける効果があるのです。
ちなみに、この話を妻のサヤにしたところ、学生時代クラスメイトが言っていた英単語のダジャレを、今でも覚えていました。
そのぐらい、記憶に残るということです。
学校の英語の先生も、たまに授業で英単語のダジャレを入れることはあると思います。
でも、そのダジャレを大まじめに1000語以上考え、イラストを入れた上で本にして出す、というのは、記憶術の先生にしかできないことでしょう。
そして、実際に効果があるのです。
もし、あなたがTOEICの英単語を覚えられなくて困っているなら、この「刷り単」を一度試してみる価値はあると思います。
(完)
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From 師範代Shinya(新村真也)
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