【AIは英語テキストを不要にするのか?】

from 師範代Shinya

最近、AIがすごい勢いで進化し続けています。

AIに質問すれば、文法も説明してくれる。
例文も作ってくれる。
英会話の相手にもなってくれる。

そう考えると、こう思うのも不思議ではありません。

「もう英語教材っていらないんじゃない?」

実際、僕のところにもこういう質問が届きます。

「AIがあるなら、英語テキストや教材は必要ないのでしょうか?」

今日はこのテーマについて、僕の考えを書いてみたいと思います。

結論から言うと、僕はこう思っています。

「AIは英語教材を不要にするのではなく、役割を変える」

のだと思います。

 AIは「質問に答える先生」

まず最初に、AIが英語学習にとって非常に便利な存在であることは間違いありません。

例えば

文法の疑問を聞く。
英作文を添削してもらう。
例文を作ってもらう。
英会話の練習をする。

こういうことは、AIがあればかなり簡単にできます。

僕が英語を勉強していた頃は、

①辞書や参考書で調べる。
②それでも分からない。
③英語の先生に聞く。

という流れでした。

でも今は

①AIに聞く

これだけでかなりの疑問が解決します。

これは本当にすごい変化です。

もちろん、毎回100%納得いく答えが来るわけではないし、AIも無料プランか有料プランかによって、回答の質も変わります。

でも、以前に比べたらずっと疑問解決スピードが上がっています。

だからAIは、「質問への答えをくれる先生」としてはとても優秀だと思います。

でもAIには弱点がある

ただ、ここに一つ大きな弱点があります。

AIは「質問にしか答えられない」ということです。

つまり、自分が疑問に思ったことにしか答えられません。

でも英語学習で実は一番多い問題は、

「何が分からないのか分からない」

という状態です。

例えば

「私は文法が苦手です。」

「私はリスニングが苦手です。」

「私には単語が足りません。」

こういう人はとても多いです。

でも

なぜ苦手なのか。
どこを見ればいいのか。

そこが分からないのが普通です。

そうなると、「質問が作れない」のです。

AIは質問には答えられます。

でも

「質問が生まれる前の段階」

には入り込めません。

また、自分で問題だと思っているポイントが、実はそうではないこともあります。

たとえば、「自分は発音が苦手だからリスニングができない」だと思っている人が、実は根本原因は文法力だったり。

その逆に、「自分は文法力がないから聞き取れない」と思っている人が、実は発音が原因だったり。

また、同じ英文を読んでも、注目ポイントが初心者と中級者では変わります。

「初心者は、この文法や英単語を絶対意識してマスターしておいた方が良い」

「中級者は、逆にここは流してもいいから、この文法ポイントはしっかり意識した方が良い」

という部分があるのですが、これに自分で気づける人はほとんどいません。

そもそも人間は主観でものごとを考えるので、「自分の問題を自分で発見する」ことは、難しいのです。

 英語理解は「見るポイント」で決まる

英語が本当に理解できるようになるためには、

「見るポイント」を変える必要があります。

同じ英文を見ても、何が見えるのか?が人によって違うからです。

例えば、僕の動画セミナーでは

助動詞は「話し手の気持ち」
過去形は「距離感」

という視点で説明しています。

詳しく説明すると、それだけで1本の記事になってしまうので割愛しますが、

この視点が分かると

can
will
may
must

が、バラバラの文法や英単語ではなく

一つの考え方

でまとめて理解できるようになります。

つまり英語理解というのは

「知識を増やすこと」

よりも

「見るポイントを知ること」

の方が重要なのです。

AIは説明できるが「視点」は作れない

AIは説明がとても上手です。

文法の意味。
例文。
ニュアンス。

いくらでも説明してくれます。

でも

「この英文のどこに注目すればいいのか?」

という視点は基本的に提示しません。

なぜなら、質問されていないからです。

AI時代に価値が上がるもの

AIが普及すると、説明だけの教材は価値が下がると思います。

なぜなら、AIに聞けば済むからです。

でも逆に、

「理解のポイントを伝える教材」

「新しい視点を提供する教材」

の価値は上がると思います。

つまり、何を学ぶか?よりも、

「どこを見るか?」

が重要になるからです。

 AIと教材は役割が違う

だから僕は、

AIか?教材か?

という話ではないと思っています。

役割が違うのです。

AIは、「質問に答える」存在です。

一方で、教材やセミナーは「質問を生む」存在です。

どこに注目するのか。
何を見るべきなのか。

この、「理解の入口」を示すことができます。

AI時代の英語学習

AIは本当に便利なツールです。

僕自身もよく使っています。

でも英語学習の本質は、説明を聞くことではありません。

理解のポイントを知り、それを繰り返しトレーニングすることです。

AIは質問には答えてくれます。

でも、自分がまだ気付いていないポイントまでは教えてくれません。

だからこそ、どこに注目すればいいのかを先回りして提示する教材やセミナーの価値は、これからも残ると思っています。

AIの時代になっても、英語学習の本質は変わりません。

英語は「説明を集めること」で伸びるのではなく、「見方が変わったとき」に伸びるものだからです。

P.S.
英語学習は「何を勉強するか」よりも、「どこに注目して理解するか」で大きく変わります。
もしあなたが、新しい視点で英語を見るきっかけを得たい場合は、こちらの動画セミナーも参考にしてみてください。

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