from 師範代Shinya
(→前回のつづき)
AIの力で、赤ちゃんの泣き声を分析して、
「赤ちゃんが今、何を欲しているのか?」
それを翻訳して伝えてくれるアプリを、スマホにダウンロードしてみました。
アプリ名は、「パパッと育児」というタイトルです。
このネーミングには、2つの意味が込められているようです。
1つ目の意味は、「パパッと=素早く手軽に」というニュアンス。
2つ目の意味は、「パパと=男性の育児」というニュアンス。
つまり、
「赤ちゃんの泣き声を聞き分けられないパパでも、この翻訳アプリを使えば、素早く赤ちゃんの要望を認識して、対処できますよ」
というメッセージのようです。
もしそれが本当なら、育児業界に革命が起きたと言っても過言ではありません。
母親でさえも、赤ちゃんが今、なぜ泣いているのか?を明確にするのは決してラクなことではないからです。
アプリは無料なので、とりあえず半信半疑でダウンロードしてみました。
使い方はシンプル
翻訳機能の使い方はとてもシンプルです。
アプリを立ち上げると、ホーム画面の右下に、マイクのアイコンが出てきます。
そのアイコンをタップすると、すぐに泣き声の聞き取りが始まります。
この手軽さは、素晴らしいです。
もし、アプリを立ち上げた後に、聞き取りモードにするまでに何度かメニューボタンを押していかなければならない場合は、面倒すぎてイヤになってしまいます。
また、赤ちゃんが泣き始めたらすぐに聞き取りを開始しないと、途中で泣き止んでしまうこともあります。
だからこそ、操作のシンプルさとスピード感が大事になってきます。
そこはしっかりクリアできていると感じました。
生後5ヶ月の娘が泣くタイミングは1日に何度もあります。
でも、アプリをインストールして今か今かと待ち構えている時ほど、なかなか泣きません。
いつもは、「今は泣かないでくれ~」と常に思っているのに、今回だけは、「今すぐ泣いてくれ~」と思いました。
待っていてもキリがないので、しばらく離れていました。
しばらくして、忘れた頃に急に娘が泣き始めました。
妻のサヤが言いました。
サヤ:「今日はしばらく寝てないから、おそらく今は眠いと思う。さあ、どうかな?これで翻訳が空腹だったら、当たりだね!」
僕はドキドキしながら、初めての翻訳を試してみました。
娘が乗っかっているゆりかごに近付き、マイクボタンを押します。
すると、なぜか娘は急に泣き止んでしまいました。
僕が近づいたことで、一瞬気が紛れてしまったようです。
さらに、僕が娘の顔の前にスマホを差し出しているので、スマホをじっと静かに見ています。
結果、スマホ画面には「泣き声を聞き取れません」という表示が出ただけでした。
その後も何度か泣く度にトライしましたが、スマホを近づけると、気が紛れて泣き止んでしまいます。
困ったもんだ!
使い方のコツ
そこで僕は、次に泣き始めた時には、娘の視界の外側から近づくことにしました。
ゆりかごに横になっている娘の頭側(背後)からそっと近付き、スマホを頭側に近づけました。
すると、今度は聞き取れました!
聞き取り完了の後に、「分析中」のマークが出てきました。
しばらく分析画面が続いた後、翻訳結果の画面が表示されました。
画面を見ると、
・眠い=75%
・怒ってる=25%
と表示されました。
おぉ!こうやって表示されるのか!
赤ちゃん言葉に翻訳されて、
「眠いでちゅ~」
「ミルク欲ちいでちゅ~」
「あたい、怒ってるでちゅ~」
とか出てくるわけではないんだな、と分かりました。
あくまで、親が対処行動をしやすいように、数値化してくれるようです。
原因とアドバイスまで!
翻訳結果のグラフの下には、さらに「原因と対策」が載っていました。
・原因:眠いのに上手く眠れないのかもしれません。
・対策:抱っこやトントン、ねんねのルーチーン作りなど。1人で寝る力をつける方法は、「相談」から。
と書いてあります。
分かりやすいです!
ちなみに、対策の最後の「相談」の部分をチェックしてみました。
ホーム画面の下に並んでいるアイコンの中に、「相談」という項目がありました。
タップすると、色んなサービスが出てきます。
育児に関するアドバイス動画や、小児科と連携して、熱などの症状を入力すると緊急度が分かるチェックテストなど、色んな機能があります。
育児に関するアドバイス動画は、プレミアムプラン(月額500円)に入らないと見れません。
そこでは、寝かしつけのコツや、赤ちゃんが1人で寝れるようになるためのトレーニングの仕方などを紹介しているようです。(僕は無料プランのままで、動画を見ていないのですが、タイトルだけチェックしました)
他にも、育児に関する色んなお悩み相談に答える動画を、たくさんアップしています。
なるほど!だから入り口の翻訳機能は、無料で使えるのか!と納得しました。
個人的には、翻訳機能で「眠いのか?ミルクが欲しいのか?」が分かるだけでも、助かります。
問題は、翻訳精度です。
とりあえず一回目は当たりました。
絶対にお腹が空いているだろうというタイミングで、翻訳してみたからです。
答え合わせみたいなものですね。
後は、空腹や睡眠不足どっちかハッキリしないタイミングで、何度か翻訳させてみるしかありません。
その結果に合わせてこちらが行動して、その都度赤子の反応を見ることで、翻訳精度の高さが分かります。
僕はしばらくの期間、赤子が泣く度に翻訳機能を発動させてみることにしました。
・・・つづく。
p.s.今回のブログは息抜き記事ですが、あなたに英語のお悩みがある場合はこちらの動画セミナー一覧が役に立つかもしれません。
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