from 師範代Shinya
(→前回のつづき)
イメージ刷り込み式英語鍛錬を始めてから、僕の英語力は確実に上がっていきました。
英語力が上がるにつれて、僕の周りの環境も変わっていきました。
今回は、その変化を大きく3つお伝えします。
変化①英会話スクールで飛び級
イメージ刷り込み式英語鍛錬を始めてから数ヶ月した頃、英会話スクールの先生から「クラス替え」を提案されました。
アメリカ人の先生の話の中では、僕がクラス替えをした方がいい理由を2つ伝えられました。
①最初の1年間のシンヤの英語力の変化に比べて、最近の上達スピードが早くなったように感じること。
②今のクラスの中では、シンヤの本来の力が出せないのでは?という懸念がある。
ということでした。
僕は先生に自分がイメージ刷り込み式英語鍛錬を始めたことを伝えていなかったので、本当にクラス内でのアウトプットだけを見て、そう感じたということになります。
僕は、この提案に乗ってみることにしました。
それまで僕は平日の夜20時からの10人ぐらいのグループレスンを受けていましたが、平日昼間の14時の時間帯にずらしました。
すると、クラスメイトは一気に減って、僕を合わせて3人になりました。
さらに、クラス全体のレベルも上がりました。
それまでは、旅行英会話フレーズを丸暗記して、それぞれ役割に分かれて話すスタイルでした。(店員さん役と、お客さん役など)
でも今回からは、文法ベースのテキストを使いながら、同じ文型のを使ってフリートークに近い英会話をするスタイルになりました。
たしかに、このスタイルの方が、普段の音読や瞬間英作文トレーニングで積み上げたストックを出すのに便利だと感じました。
クラスの内容と、僕の普段のトレーニング内容がバッチリとハマったことで、僕は新しいクラスにもすぐについていくことができました。
それどころか、本来の半分の期間で飛び級することになってしまいました。
本来は8ヶ月かけて修了するコースでしたが、4ヶ月たった時点で先生から声がかかりました。
「今のシンヤの力では持て余している気がするから、さらに先のクラスに進んでみないか?」
と言われました。
そして、また先のクラスに行くことになり、ますます人数が減って、ついに1人だけになりました。
先生とマンツーマンでレッスンができるようになったのです。
同じ50分レッスンでも、密度が上がりました。
変化②ネイティブの友達からの信頼度アップ
イメージ刷り込み式英語鍛錬を始めてから半年ぐらい経った頃から、僕はそれまで封印していた外国人バーにまた行き始めました。
とはいえ、それまでの週3回ペースではなく、月に1~2回ペースに落としました。
その分、1回の体験が濃くなりました。
英語ストックを仕込んでから外国人バーに行くと、話せる内容の深さが変わります。
深い話ができるようになると、会話相手からの信頼性がアップします。
信頼性がアップしたことで、僕はそれまで顔見知りレベルだったネイティブの友達から、パーティーへのお誘いがかかるようになりました。
呼ばれたパーティーでは、ほぼ毎回、日本人は僕だけでした。後は全員ネイティブです。
毎回のパーティーの参加人数は、10人以上はいました。
僕はこの状況に、テンションが上がりました!
日本にいるのに、まるで海外に来ているような、アウェイ感がありました。
もちろん、ネイティブ村の中に1人だけ日本人の自分が放り込まれると、リスニングでかなり苦戦しました。
ネイティブ同士の速い会話には全然ついて行けず、話を振られても答えられません。
それでも、僕はこの空間が好きでした。
ネイティブ村に入れただけでも、自分が成長した証しです。
とりあえず、ノリと勢いでその場をごまかしながら、できるだけ自分が英語を話しやそうな相手を見付けることに専念しました。
僕は、誘われたら断らないようにして、数々のネイティブ村パーティーに参加していきました。
変化③周りの日本人のリアクションが変化
もう一つの変化が、外国人バーで出会う日本人のお客さんたちのリアクションでした。
僕の中ではまだまだ英語ストックが足りていないと思っていたのですが、日本人のお客さん達から、
「スゴいですね!英語ペラペラですね!」
と言われるようになったのです。
初めて言われた時には、「え?こんな自分でもペラペラとか思われるの?」と、ビックリしました。
自分の中では、全然できていない感じだったのです。
もちろん、以前に比べれば変わっていることは間違いありません。
でも、自分が初心者の頃に思い描いていた「英語ペラペラな人像」と今の自分は、かけ離れていました。
それでも、英語を話せない日本人からは「ペラペラな人」と見られるようになることが分かりました。
外国人バーに行くと、それまで僕は「ペラペラな日本人に憧れる側」だったのに、いつの間にか「ペラペラだと思われて、憧れられる側」になってしまいました。
これは、なかなか気分の良いものでした。
上達のサイクル
僕は、イメージ刷り込み式英語鍛錬を始めたことで、どんどん上達のサイクルに入っていきました。
英語ストックを仕込む方法を知らなかった最初の1年間は、
・英会話スクールのレッスンは、ずっと初心者クラス。
・外国人バーで知り合ったネイティブ友達とは、挨拶と浅い会話だけ。
という感じでした。
でも、英語ストックを仕込み始めてからは、
・英会話スクールのレッスンはどんどんレベルアップ
・外国人バーで知り合ったネイティブ友達と深い会話ができる
・ネイティブ村のパーティーにも呼ばれる
というように、どんどん上達しやすい環境が整っていきました。
しかもその環境は、僕が自分で望んでそうなったと言うより、向こうからやって来た感じです。
これが本当の意味でのチャンスなんだと思います。
努力していると、必要なタイミングで必要なチャンスがやって来るものです。
そしてその後、僕の元にはさらなる上達チャンスがやって来ました。
・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む)
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)