【僕に「英語を読む楽しさと便利さ」を教えてくれた本①Core1900】

from 師範代Shinya

英会話にしか興味がなかった僕が、初めて「英語を読む楽しさと便利さ」を知ることができたきっかけになったテキスト。それが、「速読速聴英単語Core1900」です。

このテキストは、「ネイティブ向けの生のニュース英語の切り抜き」を持ってきて、読めるようになっている教材です。

「生のニュース英語」というところがポイントです。

教材として書かれた英文ではなく、リアルなニュース英語を使うところが、僕の興味を引きました。

普通に考えたら、難易度が加工された英文で、徐々に階段をかけながらステップアップしていく方が、自然でムリがありません。

でも当時の僕は、そこまで時間と労力をかけるほど、「英語を読むこと」に対するモチベーションが高くはありませんでした。

自分が本物のニュース英語を読めるのかどうか?モチベーションが続くのかどうか?すぐに知りたい!

と思ったのです。その点でCore1900の英文は、

「これが読めたら、英語で書かれた本物の新聞やニュース記事が読めるようなるってことか!」

と思えたからです。

でも、それまでニュース英語を読んだことがなかった僕にとって、いきなりネイティブ向けの生のニュース英語記事が読めるのか?その不安を払拭してくれたのが、この本の構成でした。

初心者にも優しい設計

Core1900は、ニュース英語の初心者向けに作られているので、色々とハードルを下げる工夫が施されているのが特徴です。

①ニュース英語を理解する上で覚えておくと良い重要英単語にハイライトをしてあり、英単語ごとの詳しい日本語訳も付いている。

②文法的にムズカしい部分には解説がある。

③トピックが専門的な場合は、基礎知識の解説文や、背景事情の解説が付け加えられてる。

④ネイティブの読み上げ音声が付いているので、リスニングにも役立つ。
といった工夫です。

また、英文がとても短いので、読み上げ時間は1分程度で終わります。

もちろん、元の英文はもっと長いのですが、部分的に切り抜いてあるのです。

このハードルの低さが、僕の中にあったニュース英語への抵抗感をなくし、その後の人生を大きく変えることになりました。

ニュース英語がだんだん読めるようになる快感

Core1900は、その後の僕の英語学習の方向性を、大きく変えた1冊になりました。

自分にニュース英語が理解できるかどうか不安になりながら、おそるおそる読み進めていた僕の背中を押すように、丁寧な解説がされていました。

おかげで、生のニュース英語を使っているにも関わらず、ステップを踏みながら徐々にニュース英語に慣れていくことができました。

初見ではちんぷんかんぷんだったニュース記事の英文が、解説を読み、音読を繰り返すことで、どんどん理解できるようになっていくプロセスが、楽しくて仕方ありませんでした。

トピック自体はフォーマルなので、日本語ですら読まないような内容なのに、英語だとむしろスーッと頭に入ってくる感じがあって、不思議でした。

その後知ったのですが、Core1900の監修をしている松本茂先生も同じことをおっしゃっていて、驚きました。

日本語だと回りくどくなる文章も、英語だとストレートに表現されるので、逆に僕のような勉強が苦手だったタイプの人にも理解できやすいのかもしれません。

僕が学生時代に勉強がキラいだった理由の1つは、

「教科書の解説の日本語表現が、やたら回りくどくて分かりづらい」

ことだったことを思い出しました。

論文のような口調で書かれた日本語は、本当に苦手なのです。

その点、英語の方が同じ現象を説明するのにも、ストレートでシンプルに見えます。

日本語ですら理解しづらいような内容を、英語で理解できるようになっていく自分が、信じられませんでした。

毎週感じる上達実感

僕は週に1ユニットずつ、丁寧に進めていきました。

初見のリスニングとリーディングでは、理解度が10%以下が普通でした。

でも、その後に精読と音読を繰り返すと、1週間後には理解度がほぼ100%に近づくのです。

あの時の快感は、今でも忘れられません。

自分の中で、フォーマル英語に対する抵抗がどんどんなくなっていくのを感じました。

むしろ、日常会話のくだけた表現(文法を無視したり、はしょった表現)よりも、しっかり文法に沿って書かれているフォーマル英語の方が、第二言語学習者の僕にとっては、理解しやすいことに気づきました。

こんな風に感じる日が来るとは、自分で信じられませんでした。

 

・・・つづく

 

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今回は著者の松本先生と出版社のZ会のご厚意により、こちらのテキストなしで受講できます

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