【英語は本当に何歳からでもやり直せるのか?】

from 師範代Shinya

(→前回のつづき)

英語学習は、40代から始めたら、もう遅いのでしょうか。

50代、60代になったら、英語はもう伸びないのでしょうか。

70代になったら、英語学習はもう意味がないのでしょうか。

その答えを、かなり強い説得力で見せてくれる本があります。

それが、Yuki先生の、

『英語は何歳からでもやり直せます』

です。

46歳からやり直した人の言葉だから響く

この本がすごいのは、ただの励ましではないところです。

「大丈夫ですよ」

「何歳からでもできますよ」

そう言われても、言葉だけだと少し軽く聞こえることがあります。

でも、Yuki先生は46歳から本格的に英語をやり直し、53歳で通訳案内士の資格を取得し、75歳の今も現役で英語を教えていらっしゃいます。

この流れを見るだけでも、

「今からでは遅い」

という思い込みが少し揺らぎます。

もちろん、これは、

「誰でも簡単に同じ結果が出せます」

という話ではありません。

英語は魔法ではありません。

Yuki先生が通訳案内士になるまでに、7年間の積み重ねがあります。

その後も英語と関わり続けてきた時間があります。

だからこそ、僕はこの本に価値があると思っています。

短期間で一気にペラペラになる話ではなく、「大人がどうやって英語と向き合い続けるか」の本だからです。

Yuki先生自身の体験に、希望が詰まっている

本の中では、Yuki先生自身がどんな人生を送ってきて、その中でやり直し英語を始めたことがどんな影響を与えたかが、書かれています。

1950年生まれ。

学生結婚のため大学を中退。

その後、20年以上専業主婦として過ごす。

そして46歳の時に、本格的に英語を学び直す。

51歳で英検1級に合格。

53歳で全国通訳案内士の資格を取得。

フリーの通訳案内士や専門学校勤務を経て、56歳からイーオンに講師として19年間勤務。

そして現在も、現役最高齢の講師として現場に立ち続けている。

この流れを読むだけでも、かなりインパクトがあります。

各ステージでYuki先生がどんな気持ちになったのか?

不安や悩み、楽しさなど、詳細が書かれています。

僕たちはつい、英語ができる人を見ると、

「昔から得意だったんだろうな」

「若い頃から海外経験があったんだろうな」

「自分とはスタート地点が違うんだろうな」

と思ってしまうことがあります。

もちろん、そういう方もいます。

でも、Yuki先生の歩みは、それとは少し違います。

ブランクからの勉強復帰

Yuki先生には、20年以上のブランクがありました。

専業主婦として過ごした時間がありました。

そして46歳から、本格的に英語を学び直しています。

ここが、大人の英語学習者にとって大きいところです。

「ずっと英語エリートだった人の成功談」ではないからです。

一度、英語から離れた時間がある。

人生の途中から、もう一度英語に戻ってきた。

そして、そこから英検1級、通訳案内士、英語講師という道につながっていった。

この流れを見ると、

「今から始めても遅いかもしれない」

という思い込みが、少し揺らぐと思います。

もちろん、簡単な道だったという意味ではありません。

46歳から始めて51歳で英検1級ということは、そこには5年間の積み重ねがあります。

53歳で通訳案内士ということは、さらに学び続けた時間があります。

56歳から英語講師として働き、19年間現場に立ち続けているということは、資格を取って終わりではなく、その後もずっと英語と関わり続けてきたということです。

だからこそ、僕はこの体験談に説得力を感じます。

ただの夢物語ではありません。

一発逆転の成功談でもありません。

人生の途中から英語をやり直し、そこから少しずつ道を作っていった人の記録です。

大人の英語学習者に必要なのは、こういう実例だと思います。

「年齢なんて関係ないですよ」

と言われるだけでは、なかなか信じられないことがあります。

でも、

46歳からやり直した人がいる。

20年以上のブランクから再開した人がいる。

75歳の今も現役で教えている人がいる。

そういう実例を見ると、少しだけ自分の未来の見え方が変わります。

今からでも、何かは変えられるかもしれない。

今からでも、英語との関わり方を作り直せるかもしれない。

そんな気持ちにさせてくれるのが、Yuki先生の体験談だと思います。

僕も最初から自信があったわけではない

僕自身も、31歳で初めて海外に行くまで、海外経験はありませんでした。

英語をやり直していた頃は、外国人バーに行ったのに、結局誰にも話しかけられずに帰ってきたこともあります。

帰り道で、

「今日も何もできなかったな」

と落ち込んだこともあります。

その時は、年齢というより、自信のなさが大きかったと思います。

自分なんかが話しかけてもいいのかな。

変な英語を話したら恥ずかしいな。

聞き返されたらどうしよう。

そんなことばかり考えて、体が止まっていました。

でも、そこから少しずつ、話しかける練習をしました。

うまくいかなかった日もあります。

沈黙になった日もあります。

聞き取れなかった日もあります。

でも、止まっても戻ってくる。

失敗しても、また試してみる。

この繰り返しで、少しずつ英語との距離が変わっていきました。

だから僕は、大人の英語学習で一番大事なのは、

「最初からうまくできること」

ではないと思っています。

それよりも、

「また戻ってこられること」

の方が大事です。

その答えが、この本には載っています

年齢が気になる。

記憶力に自信がない。

何度も挫折してきた。

今から始めても意味があるのか不安になる。

こういうこと、ありますよね。

その答えが、この本には載っています。

Yuki先生の本では、年齢に対する考え方だけでなく、英語を続けるために必要な姿勢や、学習に向かう時の心の持ち方にも触れられています。

今回のテーマは、この本の第一章の

「英語は年齢に関係なく上達できるというマインドセット」

をカンタンにご紹介しました。

次回は、第二章の

「何から始めればいいのか」

というテーマで、この本の中身を紹介していきます。

英語をやり直したい。

でも、最初の一歩が分からない。

教材も多すぎる。

何を選べばいいか分からない。

そう感じている方にとって、次回の内容はかなり参考になると思います。

・・・つづく

 

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