from 師範代Shinya
・英文を読むスピードが遅い・・・
・英文を読んでいても、ぜんぜん頭に入ってこない・・・
・リスニングが苦手・・・
そんな悩みがあったら、「多読」をしてみることをオススメします。
多読は、文字通り「多く読む」ということです。
多く読むってことは、たくさんの時間を英語を読むことに費やすってこと?そんな時間ないよ・・・
と思われたかも知れません。安心してください。
多読は、1日15分~20分、お風呂に入っている時間や電車の移動時間などにやるだけで、かなり効果が期待できる英語トレーニング法です。
英文を読めないのは、読み慣れていないから
僕ら日本人が英語を読めないのは、実は単に「英文を読み慣れていないから」ということが多いです。
日本語でも、普段から本を読む習慣がある人と、まったく本を読まない人とでは、読むスピードや理解度に差が出てきます。
普段から本を読んでいる人は、目の動かし方がまったく違うようです。
速読術などの特殊な訓練を受けていなくても、普段から本を読むだけでも、文字の処理速度は上がっていきます。
僕と妻のサヤでは、本を読むスピードに3倍ぐらいの差があります。
サヤは学生時代に図書館に通うのが趣味だったほどの本好きで、多いときには月に20冊以上読んでいたそうです。
サヤにとっては、「本を読む=エンタメ」という感じだったそうです。
一方で、僕は学生時代は勉強が苦手で、「本を読む=勉強」だと思っていました。
そのため、図書館を利用したこともほとんどありませんでした。
僕は高校を卒業して働き始めてから、ビジネス、お金、恋愛などのジャンルのスキルをアップする本を買って読むようになりました。
だいぶ遅めの読書デビューです。
本は自腹で買っていたので、月に1~2冊ぐらいが限度でした。
慣れていない分、読むスピードも遅いので、そのぐらいのペースがちょうど良かったのもあります。
僕とサヤは出会ってすぐに本の貸し借りをするようになるほど、「本を読むのが好き」という点は同じです。
でも、僕とサヤの間には、「読書の経験値」という点で、圧倒的な差があります。
結局、たくさん読んでいる人の方が読みのスピードが上がるのは、当たり前なのです。
英文を読むスピードは逆転
でも、英文を読むスピードでは、僕とサヤは逆転します。
英文を読む経験値は、僕の方が多いからです。
「そんなの、当たり前じゃん!師範代Shinyaの方が、英語学習歴が圧倒的に長いんだから。」
と思われるかもしれませんが、そのぐらい単純な理由なのです。
英文を読んで理解できない、読むスピードが遅いのは、単純に「経験値不足」というケースが大半なのです。
とはいえ、もちろん英文そのもののレベルが自分に合っていないこともあります。
そのため、「なぜ、自分は英文が読めないのか?」その理由を先に特定する必要があります。
英文が読めない時の3パターン
あなたが英文を読んでも頭に入ってこないと感じる理由は、以下の3つのうち、どのパターンでしょうか?
①書かれている「英単語の意味」が分からないので、意味が入ってこない。(知らない英単語が1ページに10個以上出てくる)
②個々の英単語の意味は分かるけど、「文章全体でどういう意味になるのか?」が理解できない。ゆっくり読んでも、何度か読み返しても、理解できない。
③ゆっくり読めば文の意味は分かるけど、スピードが遅い。
この③パターンは、それぞれ原因が違います。
①は、ボキャ不足です。
②は、文法力不足です。
③は、英文を読む経験値不足です。
この3パターンのうち、今回ご紹介する多読トレーニングは、③に最も力を発揮します。
①と②も、多読を続けているとアップすることがあります。
ただ、最初の頃に脳にかかる負担がすごく大きいので、挫折しやすくなります。
よほど「これを読みたい!」という本があるか、「本を読むこと自体が楽しい!」という人でないと、①と②を多読で克服することはできないと、個人的には思います。
そこで多読トレーニングでは、英単語と文法の負荷を下げた英文を使って、「ゆっくり読めば、ほぼ100%分かる英文」を素材として使います。
意図的に英文のレベル(ボキャ&文法)を下げることで、英語初心者でも英文をたくさん読む体験ができるように工夫されたテキストが売られているのです。
それが、「多読用の本」です。
・・・つづく。
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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