from 師範代Shinya
(→前回のつづき)
※新・三種の神器の最後の1つ、「お掃除ロボ」に初めてトライした体験談の続きです。
ついに届いたお掃除ロボを、さっそく開封してみました。
作りはかなり複雑に見えます。
ウラ側に車輪が3つ、真ん中に回転ブラシ付きの吸気口が1つ、そして手前の左側にヨコ方向に回転する、ハケのような形をしたブラシが付いています。
さらに、後方の3分の1のエリアには、ぞうきんのような布が貼り付いているのが見えます。
「ものすごい精密に作られた機器」というのが、見た目で伝わってきます。
落としたら、一巻の終わりでしょう。
僕は、おそるおそる本体を床に置いて、ステーションにドッキングさせました。
すると、本体のどこかのスピーカーから、「充電を開始します!」という、女性の大きな声が出ました。
あまりの大音量に、僕の身体はビクン!となりました。
この手のガジェットは初めて触るので、勝手が分かりません。
説明書を読んだものの、スマホアプリをダウンロードして、詳しい操作はスマホ画面を見ながらやるように書いてありました。
とりあえず開封したその日は、充電とアプリのダウンロード作業だけで終わりました。
床の上の物を片付ける
ロボ掃除機が他の神器と違うのは、「買ってすぐに使い始められない」ことです。
ロボ掃除機は床を動き回るため、床の上にモノがあると掃除ができません。
大きな障害物なら、前方のバンパーにぶつかることで方向転換できるのですが、小さなアイテムや電源コードなどは、巻き込まれて動きが止まってしまうことがあると書かれていました。
テストとして使ってみようとした動画撮影部屋には、ビデオカメラ用の三脚やら空気清浄機やら、撮影照明の電源コードやらが散らばっています。
この状態では、ロボ掃除機はすぐに止まってしまうでしょう。
そこで僕は、まずは部屋の片付けから始めました。
・空気清浄機の下に空間を作るための棚の組み立て作業
・電源コードの整理&机のヨコへ貼り付け作業
・細かいアイテムを押し入れにしまうための引き出し設置
・ゴミ箱を床から浮かせるために、机のヨコにひっかける工夫
などなど、やるべきことがたくさん出てきました。
普段の仕事をしながらこの作業をするだけで、2日間ぐらいかかりました。
手元にあるロボ掃除機を、いつまで経っても稼働できないのは、フラストレーションがたまります。
最初のテスト
やっと床の片付けが終わって、いよいよテスト走行させてみることにしました。
電源を入れて開始ボタンを押すと、「掃除を開始します!」と気合いの入った大声が出て、ステーションから勢いよくロボが飛び出しました。
「おぉ!!なんか、スゲーーー!!」
僕は思わず叫んでしまいました。
思ったより走行ペースは速いです。
子どもの頃に初めて買ったラジコンカーを思い出しました。
ロボ掃除機はけっこうな勢いで、部屋の中を縦横無尽に動き始めました。
しばらくすると、まだ全部のエリアを回りきる前に、カーテンと床の間の段差に落ちて、車輪が空回りしました。
「ここから復帰できるのか?」
と思って、すぐに助けず様子を見ていました。
すると、「ウィーン、ウィーン!」と、パワーを上げるような音がして、一生懸命段差から抜け出そうとしている努力が感じ取れました。
次の瞬間!!
前面に付いていたハケのようなブラシが外れて、僕の足下に飛んできました。
「ヤベ!壊れた!!」
僕は焦りながら、ロボ掃除機を持ち上げました。
すると、すかさずロボ掃除機の中から、また大きな声が聞こえました。
「本体が持ち上げられました。もう一度最初からやり直してください」
(え~!!面倒くさい!)
僕はイヤになってしまい、その日のテスト走行はそこで終了しました。
最初が一番めんどくさい
何事も、最初が一番めんどくさいものです。
英語学習も、新しいテキストを始める時には、使い方がイマイチ分からず、重い腰が上がりづらくなります。
(こんなの続けるの、ムズカしいんじゃないか?)
そんな心の声が聞こえてくるのが普通です。
今回も、僕は最初のテストで、ロボ掃除機に対する期待と幻想が崩れ去りました。
(面倒だな~。もう、今まで通りのコードレス掃除機で良くない?)
そんな心の声が聞こえてきました。
新しい実験は、早くもピンチを迎えたのです。
・・・つづく。
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