From 師範代Shinya(新村真也)
英語教材には、大きく分けて2種類あります。
「市販教材」と「オリジナル教材」です。
「市販教材」というのは、書店で手に入るものです。NHKの本とかも、このジャンルに入ります。価格帯は、だいたい1,000円~2,000円前後です。
「オリジナル教材」というのは、ネットや通販などで売っている教材です。「当社独自の~」とか、「書店では手に入らない~」とか広告されているものです。お店ではなく、製造元から直接買います。価格帯は、ピンキリですが、基本的に数万円~数十万円します。
値段が高い方がいいのか?
なんとなく、イメージ的には値段の高い方が「良いもの」のような気がしますよね。でも、実際、エアコンやテレビなどの家電製品やクルマなどは、高い方がたくさん機能がついていて便利だったり、デザインがカッコよかったりします。
でも、この法則は英語教材にも当てはまるのでしょうか?
僕は、「当てはまらない」と思っています。なぜなら、市販教材でものすごく質のいいものがたくさん出回っているからです。
実際、僕がTOEIC300点レベルから900点以上&英検1級まで英語力を引き上げるのに、使った教材は95%が「市販教材」でした。
なぜ、市販教材の質が良いのか?
誤解がないように先にお伝えしたいのは、「オリジナル教材が悪いと言いたいわけではない」、ということです。実際、オリジナル教材の中にも、すばらしいものがたくさんあります。
ただ、僕の個人的な体験談で言うと、高額なオリジナル教材は、「高い価格に見合うほどの結果をもたらすのか?」と言われたら、「微妙だなぁ・・・」と感じるものが多くありました。
「英語教材」を買う理由は、「英語を使いこなせるようになりたい」からですよね。不自由なくしゃべれるようになりたい、仕事で使えるようになりたい、TOEICなどのテストで高得点を取りたい・・・
そういった「結果」を求めて、教材を買うはずです。「教材の表紙の手触りの良さ」や、「入っている箱の高級感」が欲しくて教材を買うわけではありませんよね?
もちろん、見た目は付加価値になるかもしれません。
(実は、僕は「紙」が好きなので、本の紙質に高級感があると、テンションが上がります)
でも、一番の目的はやっぱり、「英語を話せる自分になる」ことではないでしょうか?
そう考えたとき、市販教材には、「良いものが生まれる」ための環境があります。
それは、「競争」です。
書店の語学コーナーには、英語教材がいつでもあふれています。しかも、その価格帯は数千円です。毎日のように新しい英語教材本が並べられます。どんどん新しいものが生まれて、人気のない古いものは消えていきます。
そんな中で、生き残って売れ続ける本がいくつかあります。
それは、多くの人たちに「望む結果を出させている本」です。つまり、「英語力を上げるのに本当に役立つ本」です。
たった1,900円の本が、その10倍はする価格のオリジナル教材よりも、よっぽど英語力アップに役立つ・・・なんてケースはざらにあります。
熾烈な争いを勝ち抜いて生き残っている本には、何とも言えない「オーラ」が漂っています。
市販教材を選ぶのはむずかしい?!
とはいえ、星の数ほどある市販教材の中から、本当に使えるものを選別するのは至難のワザです。
なんたって、どの本の表紙も「これが一番役立つよ!」と主張しているからです。
でも、いろんな教材に接しながら英語トレーニングを続けた結果、ある程度の英語レベル(TOEIC860点前後)に達すると、「教材のクオリティーを判断する目」が養われてきます。
「英語が上達するプロセス」が自分自身の体験を通して分かっているので、その教材の作りや収録単語を見ることで、
「英語の上達にどの程度役立つようにできているのか?」
が分かるようになるのです。
ただ、ひとつ問題なのは、自分が初心者のうちは、「自分の今のレベルにピッタリ合った質の良い教材を見分ける目」がまだ養われていない、ということです。
そして、自分が初心者の時期こそ、「自分にピッタリ合った教材を選ぶ目」を一番必要としているのです。
情報フィルター
僕がラッキーだったのは、英会話を始めて1年後に、「英語上達完全マップ」という本に出会えたことでした。この本の巻末にある「オススメ市販英語教材」のコーナーは、著者の森沢先生の「プロの目」で厳選されてフィルターを通して「ろ過」されたものばかりでした。
だから、「この中から選べば間違いない!」という安心感がありました。おかげで僕は、余計な遠回りをすることなく、ネットの教材の甘~い広告フレーズに惑わされることもなく、ストレートに英語力を上げるための、質の良い教材を選ぶことができました。
そして今、自分が教材を選別する目を養えるようになりました。
そこで、あなたの今のレベルにピッタリ合った「本当に使える市販教材」を紹介するコーナーを作ることにしました。
ここでオススメする教材は、自分自身の経験と、これまでに500人以上の英語学習者に英語を教えながらオススメ教材をアドバイスしてきた経験をプラスして、総合的に判断しています。
このサイトを通じて、あなたが「教材選び」という重労働から解放されて、遠回りすることなく、ストレートに英語力を上げていく道案内ができれば、こんなに嬉しいことはありません。
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From 師範代Shinya(新村真也)
(英語の達人養成ジム 師範代)
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