【DUO3.0の英単語帳を仕上げてからセブ島に留学したIKさんの成果④英語でプレゼン大会】

from 師範代Shinya

(→前回のつづき)

留学中にIKさんが経験した3つ目の大きな出来事は、「英語でプレゼン大会」に参加したことでした。

IKさんが受けていたメインの授業は、TOEIC点数アップコースです。

でも、以前に「TOEICコースだけだとつまらない」という声が生徒たちの間であったらしく、1日のカリキュラムの中に、英会話クラスが1コマ加わっていたそうです。

その英会話クラスでは、最初は普通の英会話の練習だけだったらしいのですが、1ヶ月半ぐらいした頃に、急に先生が「皆でプレゼンをしよう」という企画を持ち出しました。

最初にくじ引きでテーマを決められて、IKさんは、「教育システム」を引きました。

日本の教育システムについて、何でもいいから資料を作ってプレゼンする、という企画です。

しかも、準備期間はたったの1日!

しかもIKさんは、パソコンを現地に持って行っていませんでした。

スマホの小さな画面で資料を作るしかありません。

かなりシビアな締め切りと作業環境の中、何とかIKさんは準備を進めて、プレゼンができるところまで持っていきます。

内容は、日本の教育システムのため、どうしても堅い内容になってしまいます。

そこでIKさんは、皆の興味を引くために、「日本の学生服の年代ごとの推移」の写真を、プレゼン資料の中に入れました。

プレゼン本番で、皆のリアクション

一晩で作った資料を使って、次の日の授業でプレゼンをしました。

一通り日本の教育システムについて解説した後、「IKさんが高校生だった頃の日本の女子高生の制服と、今の女子高生の制服の違い」を、イラストや写真を交えて解説しました。

すると・・・クラスメイトが大喜びして、拍手喝采を浴びたのです!!

日本の女子高生の制服は、ジャパニーズ・ポップカルチャーとして、世界的に有名らしく、みんな興味のあるトピックで、とてもウケました。

IKさんは説明する時にも、自分だけが話すだけではなく、皆に話しを振って、「あなたはどれが好き?」というように、質問しながら参加させるようにしたそうです。

さらに、たまにジョークを入れて笑いを取ったりもしました。

その結果、ますます教室全体が盛り上がり、IKさんは快感を味わいました。

まったく経験のなかったIKさんの英語プレゼンは、大盛況で終わったのです。

IKさんの性格タイプ

この話から分かることは、IKさんの性格タイプは外向型だということです。

以前の記事で、「ウェルスダイナミクス」という性格タイプ診断テストを詳しく解説しました。

人間の生まれつきの性格タイプを8つに分けて、それぞれの強み&弱みを明らかにするメソッドです。

それが分かったら、自分の強みを活かして、楽しく生きよう!という考え方です。

(※ウェルスダイナミクスの詳しい解説は、このシリーズ記事をご覧ください)

【自分の性格&強み診断テストで、英語学習を自分に合ったものにする方法】

おそらくIKさんの性格タイプは、「スター」です。

スターは直感型と外向型の中間に位置する性格タイプです。

スターの人の強みは、アドリブでプレゼンをすることです。

直感型はゼロからイチを生み出すことが得意なので、今回のような「先生からのムチャ振り」にも、柔軟に対応することができます。

また、自分の作った型にもハマらずに、その場の雰囲気を見ながら、柔軟に対応できます。

スターは、一対多数が得意ジャンルなので、注目を浴びれば浴びるほど、力が沸いてきます。

プレゼンを通して多数の人たちに語りかけ、つながりを感じることができるのです。

これまでに英語プレゼンの訓練を一切受けていないIKさんが、これだけのリアクションを引き出せたのは、生まれつきの才能の力です。

生まれつきの才能は、抑えることができません。

小さな子供の頃から、意識せずに自然にやってしまうことが、才能とつながっています。

親や先生から怒られてもついやってしまうことが、才能なのです。

(ちなみに僕の弟はメカニックタイプですが、小さな頃から家電製品を分解して、親を困らせていました。今ではその才能を活かして、マジック道具のクリエイターとして活躍しています)

おそらく、IKさんは小さな子供の頃から、人前で元気に話したりすることを、自然にやっていたはずです。

その結果、自分でも意識しないうちに場数が増えて訓練されていき、ますます才能に磨きがかかっていくのです。

僕の性格タイプはスターですが、小学生の頃のビデオを見返すと、父親が撮影しているビデオカメラの前で、元気に楽しくしゃべっていました。

僕はこの時代から、ユーチューバーのようなことをやっていたのです。

今やっていることも、何も変わっていません(笑)

きっとIKさんも、昔からそういう傾向があったと思われます。

だから、今回のいきなりのムチャ振りにも対応できたのです。

さらに大きなプレゼン大会に出場

クラス内でのプレゼンで楽しさに目覚めたIKさんは、勢いに乗って学校全体のプレゼン大会への出場を決めました。

この回でも、日本のポップカルチャーであるマンガを取り入れながら、皆の興味を引くプレゼンを意識して資料作りをしました。

そして、より多くの人たちの注目を浴びる中で、プレゼンを楽しんだそうです。

IKさんの体験談を聞いていると、一番強く印象に残っている部分は、やはり「人間関係」の部分に集約されます。

英語プレゼンも、恋バナも、人間関係です。

TOEIC戦略コースを受けたにも関わらず、「こんなTOEIC戦略が学べたんですよ!」という話は一度も出てきませんでした(笑)

TOEIC戦略コースの内容は、IKさんの性格タイプと真逆の「ロード」というカテゴリーになります。

やはり、ロードの道に進んでも、IKさんは最終的にスターの領域である「英語プレゼン大会」に出場して、そこで実績を残すという現象が置きました。

これが、才能の力なんだなぁ~・・・環境は関係ないんだな。

と、改めて僕は感じました。

 

・・・つづく

 

p.s.IKさんがチャレンジしたDUO3.0動画の最終回はこちら。最終回は留学先からチャレンジしました!↓↓↓

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