【実現しやすくなる:新年の英語学習の目標の立て方のコツ⑤】

from 師範代Shinya

(→前回の続き)

・山登りタイプ=1年で達成したいゴールを決めて、そこからブレイクダウンした中間目標と行動を決めるのが好きなタイプの人。

・川下りタイプ=ゴールを決めずに、流れに身を任せながら、その時々に興味があることを楽しみながら進むのが好きなタイプの人。

この2つのタイプのうち、僕自身は元は川下りタイプです。

でも、その時々でアプローチの仕方を変えました。

僕が山登りタイプのアプローチを取ったのは、カナダ留学直前の3ヶ月間と、英検1級を取ろうと決めてからの2年間です。

カナダ留学直前には、僕が申し込みたかった「ビジネスコース」は、日本にいる時点でTOEIC730点以上のスコアを持っていることを証明しなければなりませんでした。

でも、当時の僕の直近のTOEICスコアは、650点でした。

あと80点足りません。

その差を埋めるのに残された期間は、3ヶ月しかありませんでした。

そこで僕は、山登りアプローチを取りました。

すでにTOEICで700点台後半を取っていた英語学習仲間に相談して、600点台から700点台に突入するためにやった勉強内容や、必要な英語力などを聞きました。

すると、やはり「リーディングのスピードを上げないと、700点台はムズカしい」ということが分かりました。

そのために必要なトレーニングは、多読トレーニングだということが分かりました。

多読トレーニングの効果

多読トレーニングとは、自分がラクに読める文法&ボキャで書かれた本を、返り読みせずにひたすらスピーディーに読み進めるという手法です。

これにより、目線を左から右に一方通行で動かすクセがつきます。

そして、多少分からないところがあっても、そのまま強引に読み進めると、全体像が把握できます。

すると後から、「きっとあの部分は、こういうことを言っていたんだろう」と理解することができるようになります。

こういう経験を何度も積むために行うのが、多読トレーニングです。

多読の効果はテキメンで、本当にTOEICのリーディングの英文も見え方が変わりました。

また、副次効果として、リスニングのパート3&4の設問を読むスピードが上がり、「問題文の先読みをしてから聞く」ことが、初めてできるようになりました。

おかげで、3ヶ月しかなかった準備期間でも、ギリギリ735点を取って、希望のビジネスコースに留学できたのです。

英検1級の準備

次に僕が山登りタイプの手法を採用したのは、英検1級を取ると決めた時でした。

英検1級は、とてもマニアックな英単語が出てくることで有名です。

ネイティブでさえも使わないような、難解な英単語が出てきます。

実際に、僕が英検1級の英単語帳の中で勉強していたものを、ネイティブとの会話の中で使ってみたら、すごく驚かれたことが何度もありました。

「え?今、何て言った?その英単語は知っているけど、人生で一度も口に出して言ったことのない言葉だ!こんな英単語が英検1級に出るの?信じられない!」

と、目を丸くしていたのを、今でも覚えています。

また、僕の周りのTOEIC満点ホルダーで帰国子女の先生たちも、「英検1級はムリ!やりたくない!」と言っていました。

それだけマニアックな英単語が使われる英検1級では、川下りタイプのアプローチでは合格するのはムズカしいです。

自分の興味のおもむくままに読んだり聞いたりする英文の中には、英検1級レベルの英単語が混ざってくる確率が低いからです。

英検1級を受けるという決断自体は、誰からも強制されていないので、川下りタイプのアプローチです。

でも、合格するための戦略は、山登りタイプのアプローチでないとムリだと気づきました。

そこで僕は、ゴールから算出して、準備期間を2年間にセッティングしました。

 

・・・つづく

※新年の英語学習目標を、僕と一緒に立てるセミナーを1月に開催します。山登りタイプでも、川下りタイプでも効果のある内容です。
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