
from 師範代Shinya
「単語も覚えている」
「文法も勉強している」
「教材もちゃんとやっている」
それなのに、
いざ話そうとすると出てこない。
聞き取れている気はするけど、自分では言えない。
あなたもこんな状態になったことはありませんか。
やっている量は多い。
でも、使えない。
この違和感の正体が、
「インプットだけで止まっている状態」です。
インプットは「分かった気になる」設計になっている
単語帳を読む。
文法書を理解する。
解説動画を見る。
こういったインプットは、とても気持ちがいいです。
「理解できた」
「知識が増えた」
という実感があるからです。
でも実はここに、大きな落とし穴があります。
インプットは、「できるようになった感覚」を作りやすい構造になっています。
「今日はしっかり勉強したぞ!」という充実感もあります。
TOEICテスト(LR)など、インプットの知識量を測るテストも充実しています。
そして、テストで正解できると、快感です。
点数が伸びれば、確かな上達を感じます。
でもそれは、あくまで「知っている」状態であって、まだ「使える」状態ではありません。
ここを勘違いすると、ずっと伸びを感じづらいまま止まってしまいます。
僕も「やっているのに伸びない状態」だった
僕も昔、とにかくインプットを増やしていました。
・聞き流し教材を、通勤の車の中で聞き続ける。
・自分の職場(ジーンズショップの店内)で、BGMをスローのバラードなどの洋楽のチャンネルに固定して聞き続ける。
・英語のドラマ(フレンズ)を英語字幕と日本語字幕で切り替えながら見る。
・さらに、フレンズの中で使えそうなセリフを見つけたら、ノートに書き出してコレクションする。
というように、インプットにかなり時間を使っていました。
でも、話せない。
外国人バーに行ってネイティブと話すと、覚えたはずのフレンズのセリフが、とっさに出てこない。
「なんでこんなにやっているのに伸びないんだろう」
と本気で思っていました。
今振り返ると、完全に「知識のまま止まっていた」状態でした。
ちなみに僕の場合は、知識にも偏りがありました。
文法をまったく知らずに、ひたすら英語を聞き、フレーズを呪文のように丸暗記をしていたからです。
ただ、もしあの時に文法書や英単語帳を使って知識のバランスを整えていても、アウトプットの力には大差なかったのでは、と思います。
「TOEICテスト(LR)ではそこそこ高得点を取れるけど、話す時にはさっぱりなんです・・・」
という人が実はけっこう多いのは、「知識の量を増やすことで英語が話せるようになるわけではない」ことを物語っています。
英語は「思い出すスピード」がすべて
ここが一番重要なポイントです。
英語が話せるかどうかは「知識の量」よりも、「思い出すスピード」で決まります。
単語を知っているかどうかではなく、その場で出てくるかどうか。
文法を理解しているかではなく、瞬時に使えるかどうか。
これがすべてです。
アウトプットは「最初うまくいかない」が普通
ここで多くの人が止まります。
アウトプットをやろうとすると、うまくできない。
言葉が出てこない。
間違える。
これがストレスになる。
だからまたインプットに戻る。
このループに入ってしまいます。
でも実は、ここがスタートです。
最初に出てこないのは当たり前です。
むしろ、出てこない状態を何度も経験することで、
初めて「使える状態」に変わっていきます。
僕は音読と瞬間英作文で変わった
僕自身が変わったきっかけは、音読と瞬間英作文でした。
同じ英文でも、黙読で理解するのと、実際に声に出して読み上げるのとでは、だいぶ感覚が違います。
声に出すと、英文が身体にしみこんでくる感覚になるのです。
音読の効果は、始めてすぐに実感できました。
また瞬間英作文は、読めばすぐ意味が分かるシンプルな例文ばかりです。
なのに、いざ自分でゼロから英文を作ろうとすると、出てこない。
単純な英文なのに、語順を間違える。
昨日覚えたはずの文も、今日はすぐ口から出てこない。
同じところで何度も詰まる。
最初はかなりストレスでした。
でも、繰り返していくうちに、少しずつ「考えなくても出てくる感覚」が出てきました。
この瞬間に、「あ、これが使えるってことか」と初めて分かりました。
インプットでは得られなかった感覚でした。
「知っている」を「使える」に変える一歩
「知っている」を「使える」に変える一歩は、とてもシンプルです。
①知識を仕入れる=文法や英単語
②知識をスキルに変える=声に出す(音読&瞬間英作文)
③スキルを対人で使う = 英会話(相手は外国人でも日本人でもOK)
どうしても英会話ができない環境であれば、「ひとりごと英会話」も有効です。
③のステップでは、完璧にやる必要はありません。
むしろ、不完全な状態でも英語を口から出すことが大事です。
英語は、「知識を増やすゲーム」ではない
インプットばかりで伸びない人は、努力が足りないわけではありません。
方向が少しズレているだけです。
英語は、「知識を増やすゲーム」ではなく、「使えるようにするトレーニング」です。
だからこそ、「分かったあとにどうするか」がすべてです。
もしあなたが、
「やっているのに伸びない」
と感じているなら、
それは正しい感覚です。
あとは一歩、使うフェーズに進むだけです。
今までインプットした英語の量が多いことは、逆に強みになります。
努力の方向を正しく向ければ、英語はちゃんと使えるようになり始めます。
P.S.
僕の動画セミナーでは、インプットした知識を「使える形」に変えていくステップを、かなり具体的に体験できるように作っています。
どの教材から、どの順番で、どうやってアウトプットの力につなげるのか。
迷わず進めるように設計しています。
文法も、細かいルールの暗記ではなく、いざという時に使えるための「ネイティブ視点のシンプルなイメージ」で解説しています。
シンプルにすることで、いざという時に、すぐ思い出して使えるのです。
下のページを見ながら、今のあなたの状態に合うところから、取り入れてみてください。
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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