from 師範代Shinya
(→前回の続き)
※僕が最近新しく自分用に使い始めた英語テキストのお話の続きです。
2作目の「リローデッド」は、1作目を使い続けてきた人にとって、そのまますぐ使える仕様になっています。
見出しフレーズと例文、カズ先生の日本語解説の3点セットが付いていて、レイアウトも同じなので、違和感なくスッと入っていけます。
僕の使い方は、こんな感じです。
・1周目は、例文全体をトータル30回ずつ声出し
・トータル30回の内訳は、最初の12~18回までが音読で、残りで瞬間英作文トレーニングで声出し
・最初の3回は、ネイティブ発音を聞きながらのリピート練習。それ以降は素読みで音読。
・約20フーレズ分で1区切りにして線を引き、その20フレーズをトータル30回になるまでグルグル回す。
・20フレーズずつ進みながら最後のページまで行ったら、また最初のページに戻って、2周目を回す。
・2周目は、いきなり瞬間英作文トレーニングからスタート。
・定着度合いに合わせて、徐々に1セクションで反復する回数を減らしていく。
という流れです。
慣れると早くなる
実は、1作目をやった時には、音読から瞬間英作文トレーニングに移るまでに、けっこう時間がかかりました。
最初の1周目30回は音読オンリー。
2周目以降で、言いやすい例文から少しずつ、瞬間英作文トレーニングにシフト。
という流れだったのです。
でも、今回の2作目では、1周目をやっている最中から、瞬間英作文トレーニングにシフトできるようになりました。
だいたい半分の15回ぐらいやった時点で、「あっ!そろそろ瞬間英作文トレーニングに切り替えてもいけるかも?!」という実感が得られるようになったのです。
これは、2作目の方が英文がカンタンだからというわけではありません。
レベル感で言うと、1作目と2作目にそんなに差は感じません。
ほぼ同じと言って良いでしょう。
後ろに行くほどムズカしくなるわけでもなく、フレーズによって例文の長さや難易度がランダムに変わる感じです。
なので、1作目をやらずにいきなり2作目からやっても、負荷は変わらないと思います。
ではなぜ、1作目を終わらせた後に2作目をやっている今、瞬間英作文トレーニングに早く移れるようになったのか?
その理由を自己分析すると、
「7つの柱が自分の中に建っているから」
だと思います。
キレッキレ英語7つの柱
このテキストは、単なるフレーズ集ではありません。
カズ先生の日本語解説が、ところどころに付いています。
中でも、最初のチャプターにある「キレッキレ英語7つの柱」の部分が、めちゃくちゃ使えます。
収録されている例文に共通している「7つの英語的発想」のポイントが、分かりやすい日本語で1つずつ解説されています。
たとえば、主語がない表現を英語にした時に、「何を主語にすればいいんだ?」と悩むことがあります。
そんな時には、「it」や「thing」がよく主語として使われます。
どちらがどんな状況で使われるのか?
ネイティブは、it や thing をどんなニュアンスで使っているのか?
それを分かりやすく、詳しく日本語で解説してくれるのです。
あいまいな日本語を英語に変換する時に、どんな発想で主語や目的語を選べばいいのか?
どの構文を使えば、自然な英語に聞こえつつ、日本語の微妙なニュアンスまで伝えきることができるのか?
そこが分かる、「7つの柱」の知識を先に脳内インストールした後に、本編の例文に触れていくと、見え方が変わります。
記憶の定着度が大きく変わり、アドリブ力も身につく
7つの柱の解説を読んだだけでは、急に英語話せるようになるわけではありません。
頭で理解している状態と、実際にできことの間には、ギャップがあるからです。
実際に500本の例文に触れ続ける中で、だんだん知識がスキルに変わっていくのです。
でももし、7つの柱のパートを読まずに、いきなり例文の音読や瞬間英作文トレーニングに入っていったら、ただの丸暗記になってしまうかもしれません。
7つの柱の知識一度入れてあることで、新しいフレーズに移るたびに、「あっ!ここではあの柱が使われているな!」と気づきながら声に出すことができるのです。
その結果、僕はアドリブで話す力が伸びました。
1作目で500本の例文を声に出し、実際の英会話の中で使い続けることで、7つの柱の発想が自分の中に建ったのです。
おかげで、何か新しいことを言おうとした時にも、7つの柱をベースに英文を構築するクセがついたので、割と近いことを言えるようになりました。
その力が、2作目でも生きているのです。
数回音読しただけで、「あっ!この例文では、あの柱が使われているな」と分かるので、次に瞬間英作文トレーニングに移るまでが早くなります。
瞬間英作文トレーニングは、ゼロから英文を作る力を養うトレーニングです。
7つの柱が自分の中に建つまでには、なかなかできるようになりませんでしたが、今はそのスピードが格段に上がっていることに、自分でも驚きました。
この本は、使い込むほどに確かな手応えを感じられる作りになっているのです。
・・・つづく。
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From 師範代Shinya(新村真也)
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