from 師範代Shinya
あなたは、英語のリーディングが得意ですか?それとも苦手ですか?
もし苦手だったら、今回の記事は役に立てると思います。
もし得意だったら、あなた自身の英文の読み方と、今回ご紹介する方法を照らし合わせてみてください。
英文が読めない現象の1つとして、
「1つ1つの英単語の意味は分かるのに、文章として並んだ状態で読むと、ぜんぜん頭に入ってこなくて、意味が取れない。」
というものがあります。
そうなってしまう原因の1つとして大きいのは、
「文の区切りが分からない」
ということです。
僕も自分がやり直し英語の勉強を始めたばかりの頃は、英文を読むのが超苦手だったので、この感覚がよく分かります。
英文を読んでいて区切りが分からないと、かなり苦しい感覚になります。
しばらくそんな状態が続くと、脳が英文を拒否し始めるのです。
すると、頭の中がボーッとして英文を眺めるだけになってしまったり、集中しているのにまったく意味が取れないという状態になってしまいます。
これはツラいです。
でもこれは逆に言えば、「文章の区切りが見えるようになれば、英文はスラスラ読めて、楽しくなる」ということです。
区切りが分かれば、英文は読めるようになる
僕は、今の自分が英文を読んでいる時の脳内と、初心者だった頃の脳内との違いを比べると、この「区切りを意識しながら読んでいるか?」が大きな理由になっていると感じます。
英文の意味の区切りを意識するための方法として有名なのは、スラッシュリーディングです。
文字通り、英文の中にスラッシュ / / を入れながら、意味の区切りを意識していく方法です。
この方法はとても有効で、昔から英字新聞などのリーディング訓練法として広く使われています。
ただ、このスラッシュリーディングも万能というわけではありません。
スラッシュリーディングの最大の弱点は、
「初心者の場合は、そもそもスラッシュを入れる場所がどこか?分からないこと」
です。
もちろん、最初からスラッシュが入っている英文を読む分には、問題ありません。
でも、スラッシュが入っていない英文に、自分でスラッシュを入れながら読むというのは、なかなかハードルが高いことです。
スラッシュを入れる時点で文の区切りが分かっている必要があるからです。
適当にスラッシュを入れながら読んでみても、結局、「その英文が何を言っているのか分からない=メインの主語と動詞が見つけられない」状態から抜け出すことはできません。
そして最近、この問題を解決する手法を解説した新しい本が出ました。
それが、「線と丸を引くだけで、英語は読めるようになる」というタイトルの本です。
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リーディング初心者でも、文の区切りがハッキリ見えるようになる方法
この本は、「英文リーディング初心者でも、分かりやい手がかりを元に文の区切りが分かるようになる」のが特徴です。
文の区切りが分かるようになると、メインの主語と動詞を見つけられます。
僕が今、ネイティブ向けの本の英文を読んでいて迷わないのは、メインの主語と動詞を見つけられているからです。
文の始まりからピリオドまでが長い英文でも、「誰が、どうした」のメインの主語がしっかり捉えられていれば、迷子になることはありません。
でも、これができるようになったのは、だいぶ英語力を上げた後です。
初心者の頃には、できませんでした。
でも、この本に書いてある手法を使えば、初心者でも英文の内容を理解できる確率が上がります。
人気予備校講師の秘密のメソッドを初公開
この本の著者は、河合塾の講師の松延正一先生です。
松延先生は、これまで30年以上に渡って英語講師を務めているそうです。
河合塾では、毎年延べ3,000人の受験生に教える看板講師が、松延先生なのです。
そんな松延先生が今回初めて「一般の英語学習者向け」書かれた本が、この「線と丸を引くだけで、英語は読めるようになる」の本なのです。
「いや、でも私は大学受験の英文を読みたいわけじゃないし」
と思われたかもしれませんが、ちょっと待ってください。
大学受験生が英文を読めるようになる手法は、僕たち大人の英語学取捨にも有効です。
なぜなら、大学受験生は、
①自分の実力よりも、はるかにムズカしい英語の長文を読まされて、
②内容をある程度は理解して、質問文の中から正解を選ぶ必要があり、
③他の教科もあるから、英語の勉強だけにそんなに時間を割けない。
という3拍子揃った状況だからです。
この3つの状況で最大限の効果を得られるように工夫されたメソッドは、僕たち大人の英語学習者にも、役立つでしょう。
次回の記事から、この本の内容を詳しくご紹介していきます。
・・・つづく。
p.s.今回ご紹介した「線と丸を引くだけで、英語は読めるようになる」の本はこちら↓↓↓
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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