From  師範代Shinya(新村真也)
 
 
(→前回のつづき)
 
 
※アメリカ人の会話データベースを元に作られた瞬間英作文トレーニング用のテキスト「話すための栄作文1秒反射トレーニング」のレビューの続きです。
 
 
僕が今回注目したのは、「14年後の今の会話データの変化」です。
 
 
言葉は常に変化しています。
 
 
10年前によく使われていた表現と、今よく使われている表現には違いがあります。
 
 
もちろん、「10年前には通じたけど、今は通じないような言葉」はほとんどないと思います。
 
 
また、この本に収録されている例文には、若者だけが使うようなカジュアルな「俗語データ」は含まれていません。
 
 
世代を問わずに会話で使われている表現、通じる表現だけを集めています。
 
 
しかも、複雑な文法を使う表現はほとんどありません。
 
それでも、多少の言い回しの変化はあるはずです。
 
 
僕は今回、その改定内容に注目していました。
 
 

改訂版の例文の差し替わり比率

 
まず、新作のユニット数は、前作と同じ70ユニットです。
 
 
1ユニットあたり10本の例文が収録されているので、トータル700本の例文です。
 
 
すべての例文をチェックするのはかなり時間がかかるので、とりあえず前半60本&後半50本のトータル110本の例文を、前作と新作で見比べてみました。
 
 
その結果、ユニットによって差し替わり比率がだいぶ違うことが分かりました。
 
1ユニットの例文全10本中の差し替わり本数はこんな感じです。
↓↓↓
 
 
ユニット① I’m ~の型=6本差し替わり
 
ユニット② You’re ~の型=差し替わりなし
 
ユニット③ Are you ~の型=4本差し替わり
 
ユニット④ This is ~の型=8本差し替わり
 
ユニット⑤ Is this ~の型=差し替わりなし
 
ユニット⑥ That’s ~の型=5本差し替わり
 
 
という風に、ユニットによって差し替わり数にだいぶ差があります。
 
 
この本はあくまで「会話データ」を元にした例文が収録されているので、著者の主観は入っていません。
 
 
文の型が違うだけで、こんなに例文の差し替わりが違うのは面白いな、と感じました。
 

 

何がどう変わってる?

 
では、差し替わった例文は前作と比べて何がどう違うのでしょうか?
 
 
試しにユニット①の I’m ~の型を見てみましょう。
 
 
前作にはあって、今作にはない例文は、
 
 
I’m Japanese.(私は日本人です)
 
I’m an office worker.(私は会社員をしています)
 
I’m off today.(私は今日はお休みです)
 
I’m Taro Abe.(私は阿部太郎です)
 
I’m married.(私は結婚しています)
 
I’m from Sapporo.(私は札幌の出身です)
 
 
の計6本です。
 
 
こうして見ると、出身地や人種、職業や既婚か独身か?などの「差別につながる可能性のある表現」が大幅にカットされているのが分かります。
 
 
代わりに新作に何が入っているか?というと、
 
 
I’m mad.(私は怒っています)
 
I’m sure.(私は確信しています)
 
I’m ready.(私は準備ができています)
 
I’m lonely.(私はひとりぼっちです)
 
I’m so sleepy.(私はすごく眠いです)
 
I’m a little nervous.(私は少し緊張しています)
 
 
の表現が加わっています。
 
こうして見ると、「自分の感情や状態を伝える表現」が多いことが分かります。
 
 

面白い「コーパス情報」

 
また、新作に新しく加わった「コーパス情報コーナー」では、右上にこんなことが書いてあります。
 
↓↓↓
 
(以下は引用です)
 
会話で使われているI’m ~は、I’m sorry.がダントツで多い。勿論、I’m very sorry.も使われるが、アメリカ英語に関する限り、I’m so sorry.が圧倒的。この so の優位は sleepy や happy など、他の形容詞が来ても変わらない。
 
 
と書いてあります。
 
面白いですね!
 
そして、前作の方にあった例文の I’m very sorry. の中の very が抜けて、新作では I’m sorry. だけになっています。
 
 
さらに、sleepy の前には so が付いて、so sleepy になっています。
 
 
この当たりは小さな変化ですが、ネイティブ(アメリカ人)の耳には、けっこう「自然さ」や「今っぽさ」に影響するのかもしれません。
 
 
・・・つづく。
 
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