
from 師範代Shinya
英語を読んだり聞いたりする時の理解スピードを上げるトレーニングの1つとして、「多読」があります。
多読とは、読んで字のごとく、「英語を多く読む」という、シンプルなものです。
読むと言っても、意味が分からない英文を読んでも効果がありません。
「返り読みせずに60%以上は分かる程度のレベルの英文」を読み進めていきます。
そのために、英文の方のレベルを調整してある「語彙制限本」というものを使うのが一般的です。
最近は、ネット上で無料で読めるニュースでも、ワンクリックで語彙レベルを切り替えられるものが増えてきました。(News in Levels など)
もしかして、あなたも僕の以前の多読トレーニングに関する情報記事を見て、試したことがあるかもしれません。
多読は続けるのがムズカしい?!
ただ、僕がこれまで見てきた英語学習者の方々の中には、多読トレーニングにトライした後に、「長く続かなかった」という声が多くあります。
理由は、
・語彙制限本の選択肢の中に、自分が読みたいジャンルの英文が少ない
・そもそも語彙制限本が本屋さんにそんなに多く売っていない
・語彙制限本は価格が高めなので、買いづらい
・自分が楽しみながら読める内容の本が少ない
・もともと日本語でも活字だけの本を読まないタイプなので、英語で読むのがツラい
などです。
中でも、楽しみながら読めないという声が一番多いです。
そこで今回ご紹介するのが、「マンガ多読」というコンセプトです。
マンガが多読に向く理由
マンガって文字数が少ないんじゃない?
多読教材として使えるの?
と思われるかもしれません。
でも、実はマンガは多読に向いています。
多読の最大の敵は、「飽き」だからです。
飽きると、集中力がなくなってボーッと英文を眺めるだけになってしまったり、本を開く気力も無くなります。
でも、マンガは、この「飽き」を全力で防ぐ工夫が盛り込まれているのです。
マンガは、1話ごとに「先が読みたくなる心理的な仕掛け」を盛り込みながら進んでいきます。
もし、先が読みたくならないストーリーだったら、読者が離れて連載がストップしてしまうからです。
人気のマンガ、特に長く連載されているマンガほど、この「先が気になる仕掛け」が上手に組み込まれています。
そして、1話を読み切るのにかかる時間が短いのも特徴です。
「先が読みたくなる」というのは、多読を続ける上でとても大事な要素なのです。
理解を助ける情景描写
マンガは、文字よりもイラストの方が面積が大きいです。
文字は基本的に、小さな吹き出しの中だけに書かれています。
そのため、文字だけがビッシリ書かれた本に比べると、とっつきやすさがあります。
そして、イラストは物語の理解度を上げるのに役立ちます。
たとえよく知らない英単語に遭遇しても、イラストを見ればだいたい何を言おうとしているのか予測できることが多いのです。
これも、多読を進める上での大きなメリットになります。
多読のポイントは、「スピーディーに英文の波に乗って読み進める」ことです。
そのためには、返り読みせずに、英単語の意味も調べずに、とりあえず先へ、先へと進んでいきます。
これが、マンガだとイラストがあるので、圧倒的にやりやすいのです。
会話がメインの英文
マンガのストーリーでは、キャラクター同士のやりとりで成り立っています。
そのため、マンガに登場する英文は基本的に吹き出しの中に書かれている会話文です。
会話文は、書き言葉と違ってシンプルで短いものが多く、読むことに対するハードルを下げてくれます。
もちろん、会話文ならではのくだけた言い回しや、はしょった表現などで理解しづらいこともありますが、イラストがあればある程度流れが分かります。
日本語ペラペラな外国人がたいていやっている勉強法
日本語がペラペラな英語圏の人達に、「どうやって英語を勉強したんですか?」と聞くと、たいていは「マンガ、アニメ、ドラマで勉強しました」という答えが返ってきます。
ということは、僕たち日本人が逆パターン(英語でマンガを読む)をやれば、英語がペラペラになれる確率が上がるとも言えます。
ただ、マンガやドラマで英語を学ぼうと思っても、うまくいかないケースが多いのです。
僕も過去に挫折経験があります。
その理由は、「具体的な勉強法が分からない」ということです。
英語でマンガを読む目的の場合の、マンガの選び方、読み方にはコツがあります。
それを教えてくれる専門書が、ついに登場しました。
「漫画で英語独学」というタイトルの本です。
次回からの記事で、詳しくレビューします。
・・・つづく。
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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