19【英語で人生が変わった体験談】(最終回)

from 師範代Shinya

(→前回のつづき)

TOEIC870点と英検準1級を取れたことで自信がついた僕は、それまでとはまったく違った方向にかじを切りました。

自分が通っていた大手英会話スクールの講師になったのです。

最初に講師の仕事に応募したときには、

「高卒で英会話スクール講師の職に応募してきた人は、前例がない」

と言われました。

他の応募者は、日本の大学の英文科卒の人や、海外の大学卒の人ばかりだそうです。

でも僕は、

「英語エリートじゃない、やり直し英語組の自分だからこそ、伝えられることがあるのではないか?」

「高卒の自分だからこそ、難しい言葉を使わない、分かりやすい教え方ができるのではないか?」

と思いました。

そこで、カナダ仕込みの「欧米式自己アピール履歴書」をガッツリ書いて、社内の人脈も最大活用しました。

その結果、1次の書類審査が通りました。

そして、英語オンリーの面接の2次試験にも無事受かって、講師として採用してもらうことができました。

この時期から、僕の人生は大きく変わりました。

これまでとは違うタイプの人達

それまで僕は、自分と同じ高卒や専門学校卒の人達が働く業界の中だけで生きてきました。

でも、31才から急に方向転換して、今までとはまったく違った職種で、違ったタイプの人達と一緒に働く環境が、新鮮で楽しく感じました。

英語講師になったことで、一緒に働く同僚は、英語圏のネイティブ、帰国子女、海外の4年制大学を卒業した英語エリートの人達ばかりになりました。

イメージ刷り込み式英語鍛錬を始めて3年後の自分の姿

イメージ刷り込み式英語鍛錬を始めたばかりの29才の時の自分にタイムマシンで会いに行って、

「今から3年後、おまえはTOEIC870点と英検準1級を取って、今通っている英会話スクールの先生になるんだ。

あ、その前に、カナダにビジネス留学して、現地の企業で働く経験もするよ。」

と言ったら、きっと驚いて目が飛び出すに違いありません。

まさか、たった3年でこんなに大きく人生が変わるとは思っていませんでした。

3年前のあの日、イメージ刷り込み式英語鍛錬に出会っていなかったら・・・やり方が分かっても実行していなかったら・・・

きっと僕は、今でも変わらずジーンズショップの店長として、忙しい日々を送っていたでしょう。

自分以外の人にも効果ある?

僕は自分と同じように「英語で人生を変えたい!豊かにしたい!」と思っている人達を応援する仕事に就くことができて、やりがいを感じました。

僕は、単に決められたカリキュラムのレッスンを毎日こなすだけではなく、レッスンの合間の休憩時間で、「イメージ刷り込み式英語鍛錬を広める活動」を行っていました。

やる気のある生徒さんを見定めて、イメージ刷り込み式英語鍛錬のやり方を解説しました。

スクールのテキストを事前に音読で仕上げてきてもらうと、レッスン中に確実に違いが出るのを感じました。

さらにやる気の出た生徒さんには、市販のイメージ英文法のテキストを勧めて、買って読んでもらってから、感想を聞いたりしていました。

その結果、僕を信じてイメージ刷り込み式英語鍛錬メニューを実行してくれた生徒さんたちは、着実に英語力が上がっていきました。

そして英語力が上がると同時に、目標を達成していきました。

・夢だった海外赴任のチャンスをゲットした人。

・転職に成功して、やりたかった貿易事務のポジションについて給料がアップした人。

・僕と同じように「大人の海外留学」に旅立った人。

・TOEICの点数をアップして、給料が上がった人。

そんな人たちの姿を見ることで、僕はイメージ刷り込み式英語鍛錬が、自分以外の人達にも確実に効果があることが分かりました。

大学受験英語も、イメージ刷り込み式英語鍛錬で乗り越えられる

さらに、イメージ刷り込み式英語鍛錬とは一見対極にあるような「大学受験英語」にも、効果があることが分かりました。

僕が講師として働き始めてしばらくたった頃、高校生のプライベートレッスンも担当するようになりました。

英会話スクールに通う高校生のタイプは、大きく2種類に分かれます。

↓↓↓

A:学校の英語の授業が大キラいで、成績が悪くて親にムリヤリ入学させられたタイプ

B:英語が大好きで、学校英語だけでは物足りないから、英語を会話で使う場が欲しくて入学するケース

のどちらか両極端なタイプが多いのです。

どちらのタイプも、大学受験を控えた生徒は個別レッスンを受けて、受験対策をするケースが多くありました。

そんな中で、僕も大学受験生の個別レッスンを担当することになりました。

「高卒の自分が、大学受験生に英語を教える資格があるのか?」

という不安がありました。でも、

「イメージ刷り込み式英語鍛錬が、大学受験にも有効かどうか?を確かめてみたい!」

という欲求が不安を上回ったので、個人レッスンを引き受けました。

結果からお伝えすると、僕がレッスンを受け持った高校生は全員、第一志望の大学に合格できました。

合格の報告を聞いた時には、僕も飛び上がるほどの喜びに包まれました。

この喜びは、初めて味わうものでした。

高校生にとってその後の数年間の人生を左右する大学受験の助けに自分がなれたことに、大きなやりがいを感じました。

きっと予備校の先生たちは、この達成感が生きがいになっているのでしょう。

うまくいった理由は、「イメージ英文法の解説」と「試験問題の音読」でした。

僕はレッスン中に、「堅くて難しい受験英語」をイメージ英文法でかみ砕いて、カンタンな言葉で柔らかく解説しました。

イメージ英文法を使った解説は、英語嫌いな高校生でも「へぇ~!」と興味を持って面白そうに聞いてくれました。

英語好きな生徒がイメージ英文法の解説を聞くと、「英語って面白いですね!」と、ますます英語を好きになってくれました。

問題文もただ黙読するだけではなくて、ガッツリ音読で仕上げてから、次のレッスンで「感情を込めて発表」してもらうようにしました。

感情を込めながら何度も声に出すことで、無味乾燥に見える受験英語の例文が、実はけっこう実用的じゃん!ということに気付いてもらえました。

僕はこの時の体験から、「イメージ刷り込み式英語鍛錬は受験英語にも通用する」ことが分かりました。

その後も自分の英語鍛錬を続けた結果

僕は英会話スクールの講師になってからも、自分のイメージ刷り込み式英語鍛錬を続けました。

すると、33才でTOEIC915点、34才で英検1級を取ることができました。

さらにその翌年の35才の時には、TOEIC975点を取ることができました。

僕は、自分自身の体験と、自分がこれまで見てきた生徒さんたちの上達っぷりを見て、

「イメージ刷り込み式英語鍛錬こそ、日本人の英語力を変えるカギだ!」

と確信しました。

一方で、大手英会話スクールで雇われて講師の1人として働いている以上、「イメージ刷り込み式英語鍛錬を広める活動」は、あくまでオマケような感じになります。僕は、

「イメージ刷り込み式英語鍛錬をメインで教える仕事がしたい!」

と思うようになりました。

そこで僕は、40才の時に独立して、このメソッドを広める活動を始めました。

「やり直し英語達成道場」という名前でYouTubeチャンネルとブログを立ち上げて、イメージ刷り込み式英語鍛錬の動画セミナーを作り続けています。

そして今、あなたはこのブログ記事を読んでくれています。

ありがとうございます。

この出会いがきっかけで、あなたの英語力が上がって、夢が叶うことを願っています!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

P.S.
明日からは、毎朝8時に「通常の単発ブログ記事」をお届けします。
(僕は毎朝ブログ記事を書いてお届けしています。)

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それでは、今後ともよろしくお願いします。

(→この記事のシリーズを1話目から読み直す

 

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From  師範代Shinya(新村真也)

やり直し英語達成道場 師範代)