from 師範代Shinya
(→前回の続き)
※僕が子どもの頃、弟と一緒にテレビで見て憧れたマジシャンの前田知洋さんとお会いできた体験談の続きです。
最近、僕の地元の知り合いのマジシャン仲間のIさんが、前田さんとお友達になりました。
そして、前田さんがIさんの家に遊びに来ることになったのです!
ちなみに、Iさんは僕ら兄弟と同じく、本業をやりつつ、マジックは副業として活動しています。
Iさんは最近、新築で立てた自宅に「マジックバー」を作ってしまうぐらいのマジック好きです。
実は、僕は今回、このバーを見るのも楽しみの1つでした。
普通のバーとの違いは、カウンターの上でいつでもマジックができる作りになっていることです。
トランプやコインなどを使ったマジックをする場合、マジシャンは必ず「クロースアップマット」と呼ばれる柔らかい素材のマットを持ち歩きます。
そうすることで、トランプやコインを手に取りやすくするのです。
マジックバーのカウンターには、大きなクロースアップマットが貼り付けてあるので、広いスペースを使って色んなマジックネタを演じることができます。
雰囲気のある自宅マジックバー
Iさんの自宅に入ると、新築の木材の良い香りがしました。
玄関を入ってすぐの曲がったところに、マジックバーがありました。
それまでは和風の造りの室内だったのが、一気に西洋風のバーが出現しました。
全体的に高級感があって、とても良い雰囲気です。
確かに、ここなら前田さんを呼んでもマッチします。
前田さんは常に有名人や政界人、有名企業のトップなどのセレブ達を相手にマジックをしている人です。
いつもスーツをビシッと着こなして、雰囲気のある空間で演じているイメージがあります。
その前田さんのイメージにぴったりなバーでした。
これなら、前田さんがIさんの自宅に遊びに来る理由も納得です。
僕と弟がIさんのマジックバーに入ると、Iさんの友達のマジシャンのAさんが、すでにカウンターで飲んでいました。
僕がAさんと会うのは初めてで、僕たちは、4人で自分たちのこれまでの体験談をシェアしながら、楽しくお話をしました。
前田さんが到着する時間が近づいてくると、Iさんはソワソワと落ち着きがなくなってきました。
これまでIさんは、前田さんとは東京のバーなどで会って話したことがあるだけで、Iさんのご自宅に前田さんが来るのは今回が初めてだそうです。
Iさんにとっても、僕ら兄弟と同じく前田さんは長年の憧れのマジシャンなのです。
その前田さんが、自宅の空間に来るというのは、すごく緊張するのは分かります。
声だけでテンションMAX
ついに、Iさんの携帯電話が鳴りました。
前田さんが到着したようです!
その後、Iさんが奥さんと一緒に玄関に行き、2人で前田さんを出迎えていました。
僕ら3人は、バーに残ったままどうしていいか分からず、緊張して席を立っていました。
しばらくして、前田さんの声が聞こえてきました。
弟が、その声に反応して、目を見開きました。
「テレビと同じ声だ!前田さんボイスだ!本物だ!」
僕らはテンションがMAXになりました。
実は、僕と弟はお互いにトランプマジックを見せ合う時に、毎回前田さんのモノマネをしているのです。
声のトーンやしゃべり方をマネして、プロっぽい雰囲気を出しています。
(もちろん、これは兄弟の間でしか通じないネタなので、マジックショー本番でお客さん相手にはやりませんが)
これまで何度もモノマネをしてきたからこそ、「本物感」を強く感じたのです。
僕と弟は、入り口で左右に分かれて仁王立ちしていました。
このまま前田さんが入ってきたら、「お疲れ様です!」みたいに深々とおじぎをしようかと相談しました。
ただ、これだとまるで、ヤ○ザの親方を出迎えるみたいな雰囲気になってしまいます。
あまりにかしこまるのもいかがなものか?
ということで、やはりカウンターに座って待つことにしました。
ただ、どうしても落ち着かずに、ソワソワしてしまいます。
そしてついに!!前田さんがバーに入ってきました!
・・・つづく。
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