from 師範代Shinya
(→前回の続き)
「DUOマニア」で、オンライン英会話QQイングリッシュ代表の藤岡頼光さんとの、ライブ対談が始まりました。
今回のトークテーマは、全部で5つ。
①英語を学ぼうと思ったきっかけ
②言語学習がキャリアに与える影響
③英語学習の効果的な方法
④英語学習の人生への影響
⑤DUOを使いこなした後の英語力の変化
僕と頼光さんの体験を引き出すために、とても良く練られたテーマだと思います。
録画とライブの違い
今回のようなライブ配信は、僕は普段あまりやらないので、けっこう緊張しました。
僕はこれまでにも、自分のYouTubeチャンネルで2人でのインタビュー動画の撮影は何度もしてきました。
でも、その時は、録画して後から編集して出すスタイルでした。
でもライブ配信は、やり直しがききません。
やっぱり録画とライブ配信は、ちょっと雰囲気が違って、緊張感があります。
でも、QQイングリッシュのスタッフの女性が司会進行役をやってくれたので、僕は「話を振られたときだけ答える」という形にできました。
その点では、心理的な負担は軽くなりました。
いざ対談が始まると、頼光さんの明るくて話やすいオーラのおかげで、どんどん緊張がほどけていきました。
英語学習のきっかけは、小さくても良い
今回、対談をしながら思ったのは、僕も頼光さんも「英語学習のきっかけは、小さなものだった」ということです。
・僕は、女性との出会いを求めて英会話スクールに通い始めた。
・頼光さんは、バイク屋を経営していた時の取引先の、イタリア人社長とバイク談義で盛り上がりたくて、英会話スクールに通い始めた。
僕たちに共通するのは、「最初から大志を抱いていなかった」ことです。
それでも、僕たち2人とも英語を仕事にしている今があります。
よく英語学習者の方から聞く言葉で、
「私には人に言えるようなハッキリした目標がないから、英語が上達できるか自信がありません・・・」
というものがあります。
でも僕は、英語学習に特別な目標は必要ないと思っています。
実は先日も、僕のスクールのオンライン通学コースの体験セミナーに来てくれた方の中に、「目標がなくてもスゴいレベルまで達してしまった人」がいました。
その方は、単に楽しみで英語学習を始めて、特に仕事でもプライベートでも使う機会がなく、趣味として英語を勉強していたら、TOEIC900点を超えてしまったそうです。
そういう方もいるんです。
他にも、以前の僕の生徒さんから聞いた話が、こんな内容でした。
「職場の同僚で、普通の事務の仕事をしているのに、趣味で英語の勉強を始めて、TOEIC990点満点を取った女性がいます。特に転職を考えているわけではないそうです。ただ、楽しみでやっているそうです。」
他にも、目標はないけど高い英語力を手に入れた人たちの話は、たまに聞きます。
そして、高い英語力になると欲が出てきて、
「さらに上を目指そう!」
とか、
「せっかく手に入れた力を使ってみよう!」
という発想になるようです。
また、本人にその気がなくても、周りから「英語ができる人」と思われるようになると、自然と頼られるようになり、英語関係の仕事が舞い込んで来ることもあります。
自分の英語力が人の役に立つ喜び
最初は自分のために始めた英語の勉強でも、英語力が上がるにつれて、だんだん人のために役立てたいと感じるようになることがあります。
きっかけは、ささいなことでも良いのです。
・同僚に頼まれて、英文を翻訳してあげた。
・友人と一緒に海外旅行している最中に、現地人に話しかけられたので、友人のために通訳してあげた。
・隣の家の人が英語の勉強を始めたので、文法を教えてあげた。
など、何でも構いません。
そういった小さな役立ち体験を経験することで、「もしかして、自分のこの英語力は社会の役に立つのかも?」と感じるようになることがあります。
自分の英語力が上がったことに対する喜びには、限りがあります。
自分が上級者になってしまったら、もう初心者に戻ってやり直すことはできません。
上達の階段を一歩一歩登っている時のワクワク感や、行き詰まりを感じた時の焦り、そこから脱却した時の大きな喜びは、もう2度と味わえないのです。
でも、自分の英語力を人のために活かすことで、喜びを無限に味わい続けることができます。
人の心は「自分が誰かの役に立てている」と実感した時に、自分も喜びを感じられるようにできているようです。
僕も頼光さんも、同じ道をたどりました。
・僕は、「英語を教えるスキル」を磨くことで、他の英語学習者の上達をサポートすることで喜びを感じる。
・頼光さんは、「英語を学ぶ場=英会話スクール」を海外に作って、先生と生徒をオンラインでつなぐことで、他の英語学習者の上達をサポートして、喜びを感じる。
それぞれやり方は違っても、「英語を通じて自分が役に立てる喜びを感じている」という点では、同じだと思いました。
また、頼光さんの場合はフィリピンに英会話スクールを設立して、そこで先生たちを正社員として採用することで、発展途上国であるフィリピンに雇用を生み出しています。
なんと2,000人近いスタッフを雇っているそうです。
フィリピンで正社員で働ける職場は、少ないと思います。
頼光さんはQQイングリッシュを通じて、日本の英語学習者の勉強をサポートしながら、同時にフィリピンの先生たちにもやりがいと経済的豊かさを与えているという、ダブル効果を実現しているのです!
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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