from 師範代Shinya
(→前回のつづき)
トークショーの時間は、あっという間に過ぎていきました。
最後のQ&Aコーナーに行く時には、「あっ!もう最後のコーナーか!」と、ちょっと名残惜しい気持ちになりました。
Q&Aコーナーでは、事前にアンケートに書いてもらった内容を元に、僕と松本先生が回答していくスタイルでした。
質問の内容は、勉強法からアプリの機能に関するものまで幅広く、皆さんの関心事や今のレベル感がよく伝わってきました。
質問の内容に合わせて、僕と松本先生のどちらか、あるいは両方で順不同で回答していきました。
「この質問に対して、松本先生だったらどう答えるんだろう?」
と思いながら、僕は隣で聞いていました。
みんなナイスクエスチョンで、松本先生の知識と経験を引き出していたので、このQ&Aコーナーは、僕自身にとっても学びの多い時間になりました。
Q&Aコーナーも入れてトータル1時間のイベントだったのですが、体感的には30分ぐらいに感じました。
参加者の方々にとっても、このぐらいの長さがちょうど良い気がします。
サイン会で皆さんと交流
終了後は、サイン会がありました。
僕と松本先生が横並びで座り、参加者の方々がCore1900 ver.6 やDaily1500などの本を持って並び、ひとりずつサインしながら少しお話ししました。
僕の提案で、サイン前には皆さん一人一人に「英語学習の目標を宣言」してもらいました。
なぜなら、僕自身が今回、このステージに立てたキッカケが、8年前に新宿紀伊國屋の松本先生ポスターの前で「次は共演するぞ!」と宣言したからです。
目標を口に出すと、実現する確率が一気に上がると思います。
だから、参加者の方々にも英語学習の目標を宣言してもらおうと思いました。
英語学習の目標を聞くと、その方の今の立ち位置や、価値観などがよく見えてきます。
TOEIC900点や英検1級合格、海外の学会での英語プレゼンなど、ハイレベルな目標を宣言する方が多くて、驚きました。
また、普段のお仕事で英語の先生をされている方もいました。
全体的に、Core1900ファンは英語学習に対するコミット度合いが高く、すでに英語学習も長年続けている方が多いことが実感できました。
一人ひとりと会話できたのは、リアルイベントならではの良さだと思います。
サインの違い
今回のサイン会に備えて、僕は久しぶりにサインを書く練習をしました。
以前、自分の本を出版した時に、出版記念セミナーで全国を回りながら、セミナーを開催しました。
その時に、参加者が持ってきてくれた本に記念のサインをするために、練習しました。
ちなみに、サインは専門の業者に頼んで、何パターンか作ってもらった上で、自分が一番しっくり来るものを選びました。
業者から提供されたレクチャービデオを見ながら、練習帳を使って何度もなぞって練習をしました。
その後、コロナ禍になってしまい、リアルセミナーを開催する機会がめっきり減りました。
そのため、今回のサイン会は本当に久しぶりにペンを持ったのです。
1週間ぐらい前から、毎日練習しました。
サインの下に書くコメントなども事前に考えて、スペルミスがないように練習しておきました。
そして本番当日は、僕が先にサインをして、その後に同じページに松本先生がサインをするという流れでした。
そこで僕は、松本先生のサイン術を目の当たりにしました。
松本先生はサインに加えて、参加者本人の名前(申告があった場合のみ)、そして、ちょっとした会話の中で思いついた、その人だけへに向けたメッセージ、さらに、可愛い似顔絵を描いて渡していたのです!
僕はそれを見て、「なるほど!」と思いました。
松本先生は、これまでに数え切れないほどの講演会をこなし、サインをした経験値も無数にあるはずです。
だから、スゴいスピードでシャッシャッと書いていくと思っていました。
でも、真逆でした。
一人一人に対して、お話をしながらすごく丁寧に、時間をかけてサインを書いていたのです。
確かに、僕が参加者なら、この対応は嬉しいです。
自分のためだけに、しっかり考えながら書いてくれたのが伝わってきます。
おそらくこれは、松本先生の人柄も関係していると思います。
同じぐらいの経験値でも、サラッと書いて終わらせる人もいるでしょう。
でも、僕がこれまで松本先生と接してきた中で感じることは、色んなことを丁寧にする性格だということです。
その姿勢は、サインにも現れていると思いました。
僕は、この姿勢は見習いたいと思いました。
今回はまだマネする心の余裕がありませんでしたが、次回からは、松本先生スタイルを目指して練習しようと思います。
ちなみに、僕も全員のサインが終わった後に、記念に松本先生に自分の手持ちのCore1900にサインをしていただきました。

英語は世界を変える
イベント当日は、本当にあっという間に過ぎていきました。
あまりにエキサイティングだったので、帰りの電車の中で、
「これは本当にあった出来事だったんだろうか?」
と疑問を感じるほどでした。
その日の夜は興奮して目がギラギラしてしまい、なかなか寝付けませんでした。
思い返すと、英語学習を続けたからこそ、今回の貴重な体験ができたんだと実感しています。
速読速聴英単語シリーズを初めて手に取った当時は、こんな日が来るなんて想像すらできませんでした。
英語学習を始めたことをきっかけに、ジーンズショップの店長から、仕事を辞めてカナダにビジネス留学。その後は転職して、大手英会話スクールの講師に。
さらに、その後は独立して、自分の英語スクールを経営。そして今、自分の英語力を上げてくれた速読速聴英単語シリーズの監修者の松本先生と一緒に、出版社のZ会主催のトークショーに出演。
こんな未来は、英語学習を始めた当初の自分にはまったく予測できませんでした。
英語学習は、続けることで人生が思わぬ方向に動いていく可能性があると感じます。
ぜひ、あなたも英語学習を続けて、この先何が起こるか分からない未来にワクワクしながら、毎日の勉強を楽しんでください。
本当に、この先に何が待っているか分かりませんよ。
そして、予想外のことが起こったら、(予想内でも)ぜひ僕に報告してくださいね!
(完)
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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