from 師範代Shinya
地元静岡で開催されたクリスマスパーティーに、2夜連続で参加させていただきました。
1日目は、弟と一緒に兄弟マジックショー。
2日目は、自分1人でソロマジックショー。
という形でした。
マジックの仕事はコロナ禍になってからパッタリと途絶えていたので、3年ぶりぐらいでした。
アメリカやイギリスでは、今はコロナ前の同じようにパーティーやコンサートといった人が集まるイベントが開催されているそうですが、日本でもだんだんとパーティー解禁ムードが出てきているんだなと実感しました。
久しぶりにリアルで人が集まる場所に行ってみて気付いたのは、
「やっぱり人々が交流している雰囲気は楽しい!」
ということです。
僕は性格的に人間関係重視タイプです。
ウェルス・ダイナミクスという性格診断テストでは、右上の「スター」というタイプになります。
人がたくさん集まって楽しくワイワイやっている場に身を置くと、幸せな気分になってエネルギーがわいてくるのです。
また、今回は特に、集まっている人たちも久しぶりのパーティーを心から楽しんでいるのが伝わってきました。
しばらくリアルで人と会えなかったからこそ感じる、ありがたみですね。
楽しさ重視のマジックショー
今回、久しぶりにマジックネタを選定するにあたって、僕が意識したことがあります。
それは、「楽しさ」を重視したことです。
マジックショーには、不思議さと楽しさの両方の要素があります。
ものすごく不思議でインパクトが強く、マジックを見慣れた人でもまったくタネが分からないようなマジックは、お客さんが静かになりがちです。見入ってしまうからです。
一方で、楽しさ重視のマジックは、現象の不思議さだけではなく、その場のノリを重視します。
思わず身体が動いてしまうようなリズミカルな音楽に合わせて演じたり、お客さん全員と対話しながら進めることで、お客さんの反応は大きくなります。
ショーの最中にも頻繁に「おー!!」という声が出たり、横の人と顔を見合わせたりするのです。
僕は、自分のレパートリーの中から、こういう楽しさ重視のタイプを選びました。
また、今回のショーは大きく分けて2種類やりました。
①大きめの道具を使って全員同時に見ていただくステージマジック。
②お客さんのテーブルを1卓ずつ回って、目の前でお見せするテーブルマジック。
この2つを組み合わせることで、マジックの楽しさをより身近に感じてもらうことができます。
特に2夜目のマジックショーはお子様が中心のパーティーだったので、分かりやすさと楽しさを重視したネタを選定しました。
家族会でのマジックショーの目的
久しぶりにマジックショーをやってみて改めて感じたことは、
「家族会でのマジックショーの目的は、お子様と親御さんに一生残る思い出を作るお手伝いをすること」
だということです。
子供の頃に見たマジックショーの記憶は、強烈に焼き付きます。
僕の妻のサヤは、幼稚園の頃の見たマジックショーの記憶が、30代になった今でも鮮明に思い出せるそうです。
僕自身も、小学校の帰り道で「マジックの実演販売」をしていたおじいさんの見せてくれたマジックを今でも覚えています。(ついでにその時買ったマジック道具は、今でも持っています)
今回、僕が見せたマジックショーも、きっと子供達の記憶にずっと残るかもしれません。
そして数十年後、お子さんたちが親になる世代になった頃に、みんな集まる食卓でこんな話題が出るかもしれません。
「あの時、クリスマス会で家族みんなでマジックショー見たよね!あれは不思議だった!」
と。
その時に思い出すのは、マジックの現象だけではありません。
家族みんなで過ごした楽しい時間を思い出すのです。
「お父さんがビックリして、○○って言ったの覚えてる(笑)」
「お母さんは、ビックリし過ぎて声が出なくなったよね。」
そんな言葉が、毎年の家族の食卓で出てくること。
それが、家族会のマジックショーの目的です。
僕はその目的のために、今回のマジックショーの演目選びや演出を考えました。
5年前のマジックショー
今回のショーでは、僕と弟に声がけしてくれた女性がいました。
その方は、僕らが5年ぐらい前に兄弟マジックショーをやらせていただいた、お子様向けイベントの主催者でした。
「あの時のマジックショーは本当にありがとうございました。子供達は、今でもあのマジックショーの思い出話をするんですよ。5年もたつのに、すごい記憶力ですよね、子供達って。」
僕はそれを聞いて、とても嬉しくまりました。
これからも、見た人の記憶に一生残るような思い出作りのお手伝いをしていこうと思いました。
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From 師範代Shinya(新村真也)
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