from 師範代Shinya
(→前回の続き)
「英語の原書を読んで、翻訳版では伝わってこないニュアンスや知識を、ダイレクトに学ぶ」
というのは、僕にとってすごく大きな情熱になりました。
マリッジカウンセリングの心理学本の他にも、コピーライティングの本やビジネス書など、自分が翻訳版で読んで感銘を受けたものをベースに、次々と英語版の原書を読んでいきました。
どの本も、原書でしか読めない貴重な学びが詰まっていました。
英語版の原書は、僕が読んだものはほぼすべて、ページ数が日本語版より多くなっていました。
つまり、日本語訳版はページ数を減らして、ボリュームが少なくなっていることがあるのです。
これは、日本と英語圏の「本のマーケットの違い」から来るそうです。
海外のマーケットでは、500ページ以上ある分厚い本がベストセラーになることが多いです。
一方で、日本のマーケットでは、130ページ前後のライトな本がベストセラーになるそうです。
日本の出版事情では、ページ数が多くて分厚い本は、売れないのです。
そのため、海外でヒットした本の翻訳版は、泣く泣くページ数を削ることになります。
もちろん、500ページを130ページまで減らすようなことはしませんが、だいぶボリュームを落とさないと売るのがムズカしいみたいです。
さらに、日本語訳すると英語版よりも文字数が増えます。
つまり、500ページある英語版を丸ごと翻訳すると、日本語訳版は500ページで収まらなくなるということです。
もっと文章を削る必要が出てくるのです。
日英で読み比べてみると、中身の情報量に大きな差を感じます。
たとえ日本語訳版を読んだとしても、英語の原書を読むメリットが体感できることに、驚きました。
移り変わる情熱の場所
英語の本を読むことを楽しむなんて、英語学習を始めた当初の自分からは想像できない状況です。
最初は英会話にしか興味がなかったのに、こんなに変わるものなのか!と自分でも驚きます。
ちなみに、今の僕の英語学習の情熱は、また英会話の方に戻っています。
僕が今、瞬間英作文トレーニングの素材として使っているのは、横山カズ先生の「日本語のように話せるキレッキレ英語」という本です。
この本は、言えそうで言えない日本語的な表現や、微妙な心の機微を英語でどう伝えるか?に特化しています。
たとえば、
「分かるよ。僕も同じ経験をしたことがあるから。」
など、相手に共感するフレーズは、英語で何て言えば良いと思いますか?
答えは、
I can relate to you. I’ve been there before.
です。
relate 以外は、中学英語で構成されていますよね。
でも、パッと口から出て来ません。
こういう共感フレーズや、心のモヤモヤを言語化する時に使うフレーズが、満載なのです。
これらのフレーズは、僕がこれまで英語の本で学んだマリッジカウンセリングや、マーケティングの話をする時に役立ちます。
今の僕の英語学習の情熱
僕は今、これまで学んだ知見を元に、「英語の先生の悩み相談に乗る」ことに喜びを感じています。
その結果、先生たちとすごく親密な関係を築くことができていると感じています。
「シンヤとのレッスン時間は、1日の中で癒やしの時間で、一番のハイライトだよ。」
とか、
「俺たちはオンラインでしか話してないけど、まるで昔からの親友みたいな気分だよ」
と言ってもらえたこともあります。
僕も、彼らとの深いつながりを感じます。
僕は今、オンライン英会話レッスンの中で、単なる英会話練習以上のものを受け取っている感覚があります。
オンライン英会話レッスンで、先生とのつながりを感じることが、僕の英語学習の「今の情熱」です。
今後もまた、変わっていくかもしれません。
でも、この情熱に合うテキストの「キレッキレ英語」の例文を瞬間英作文していると、モチベーションが上がります。
現在、テキスト6周目に入りました。
例文も、だいぶ覚えてきています。
あなたの英語学習の情熱は何?
あなたの今の情熱は何でしょうか?
・英語を学ぶこと自体が楽しい
・TOEICのスコアが上がっていくのが楽しい
・英会話すること自体が楽しい
・英語を読めるようになっていく過程が楽しい
・映画のセリフを聞き取れる時が楽しい
など、人によって、タイミングによって、違うと思います。
正解も優劣も、ありません。
あなたが今、楽しいと感じる情熱に気づいて、そこと英語学習をうまくリンクできるようになると、きっとモチベーションが続くはずです。
その手段として、自分の情熱を見つけるパッションテストは、オススメです!
(完)
p.s.3月28日、4月4日(金)に通学コース体験セミナーを開催!英語のリスニング力が変わる2時間半をお試しください↓↓↓

—————————————
※このブログに読者登録をしていただくと、最新の記事を1日1回、メールでお届けします。読者登録はこちらをクリックしてください。
↓↓↓
From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
※もくじは、こちら
自己紹介は、こちら
コメントを残す