【自分の中に眠る「情熱」を見つける「パッションテスト」で英語学習のモチベアップ!⑤】

from 師範代Shinya

(→前回の続き)

前回の記事では、僕のここ数年間の「YouTube動画作成への情熱の変化」をシェアしました。

これは、英語学習にも当てはまります。

よく「初心忘れるべからず」と言われます。

この言葉の定義を調べると、「物事を始めた時の純粋な気持ちや志を忘れてはならない」と出てきます。

僕はこの言葉を、「始めたばかりの頃と同じ情熱を、その後何年にも渡って感じ続けなければならない。その情熱が保てないなら、続けても成果は出ない」みたいな意味で捉えていました。

でも、今回のパッションテストを受けて、考え方が大きく変わりました。
そして、自分自身の英語学習の歴史を振り返って見ても、「英語学習のどこに情熱を感じるか?何のために英語を勉強するか?」に関しては、その時々で変わっていることに気づきました。

確かに、英語学習を始めたばかりの頃と、数年後に同じであり続けることは、ありません。

英語力が上がれば、ものの見方や考え方が変わるからです。

むしろ、変わらなかったら心が成長していないとも捉えられます。

おそらく、「初心忘れるべからず」の本当の意味は、「始めたばかりの頃のような情熱を保つために、定期的に自分の心と向き合い、情熱のありかをつきとめよ」ということではないか?と僕は想像しています。

人によって情熱の場所は違いますが、他の人の情熱を知ることで、自分の情熱を見つけることにもなると、パッションテストの創始者のジャネットさんが言っていたので、僕の体験談をシェアしますね。

僕が英語学習を始めたばかりの頃の情熱

僕が一番最初に28才からやり直しを英語を始めた時の情熱は、本にも書きましたが「彼女ゲット」でした。

雑誌の「女性に出会える習い事ランキング」で、料理教室に次いで2位にランクインしていたのが、英会話スクールだったのです。

「彼女ゲット」は英語学習を始めるのには下世話な動機です。

でも今振り返ると、これは人間の本能と結びついているので、かなり強い動機になり得ると感じました。

また、この目標を英会話スクールの入学前にマネージャーの女性に伝えたところ、応援されて独身女性が多いクラスに入れてもらうことができたので、なおさらモチベーションが上がりました。

これは、ビジネス書で読んだのですが、「男性だけの職場」に、若い独身女性が入って一緒に働いたところ、「男性たちの仕事のパフォーマンスが20%上がった」という実験があるそうです。

つまり、男性は本能的に女性の前で「良いカッコしようとする本能」があるため、男性だけの環境よりも無意識にガンバろうとするそうです。

これは、僕も身に覚えがあります。

確かに僕も英会話スクールのクラスメイトの女性たちとペアを組んでロールプレイ会話の練習をすると、「少しでも良いところを見せたい」「ボロボロで恥ずかしい姿を見せたくない」という本能が働くのを感じました。

そのために、予習をガンバって、ロールプレイの会話文を事前に暗記するところまで練習していました。

そんな感じで、最初の1年間は、他の目標がなくても英語学習をガンバれました。

2年目の情熱の変化

次の情熱の変化は、2つあります。

1つ目は、1年間通い続けた外国人バーでできた友人の存在です。

アメリカやニュージーランド出身の友人ができたのですが、僕は当時アドリブで会話することができませんでした。

ろくに話せないのに、彼らをドライブに連れて行ったり、ホームパーティーを開いて呼んだりしていました。

もちろん、それだけで英語が話せるにようにはなりませんでした。

当時の僕は、まだ音読も瞬間英作文トレーニングも知らなかったので、ひたすら実戦英会話で何とかなると思っていたからです。

でも、だからこそ「何とか彼らと、もっと深い会話ができないものか?」と感じました。

せっかく楽しい時間を過ごしているんだから、もっと意思疎通できるようになりたい!と思ったのです。

それが、この時期の僕の1つ目の情熱でした。

2つ目の変化は、初めてTOEICテストを受けたことです。

あまりのできなさ加減に、自分に対して嫌気がさしました。

これだけ英語を話す機会を作っているのに、TOEICの英語はまったく聞き取れない。短い英文も全然読めない。

自分には英語を身につける素質がないんだろうな・・・この年で始めても、ここが限界なのか・・・と感じて、モチベーションが大きく下がったのです。

劇薬の効果

これはある意味、劇薬のような効果があって、その後、解決策が見つかった時に、それを実行する燃料になりました。

落胆と情熱は、けっこう紙一重だと思います。

落胆してツラい思いをしたからこそ、脱出する方法が分かった時に、「何としてもリベンジするぞ!」とか、「このまま終わってたまるか!」といったエネルギーになるのです。

少なくとも僕の場合は、この落胆が、その数年間に渡って英語学習を続ける情熱につながりました。

 

・・・つづく

 

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From  師範代Shinya(新村真也)

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