from 師範代Shinya
先日、「YouTube登録者2万人達成感謝セミナー」を開催しました。
今回は、オンラインZoomセミナー初の無料での開催でした。
さらに対象を広げて、まだ僕の動画セミナーを受けたことがない方々にも来ていただくために、メルマガとYouTube上でもお知らせしました。
おかげさまで、定員の39名(サンキュー)は、事前に満席!
今回は初トライの「Q&Aコーナーのみで作るセミナー」をZoom上でやってみました。
事前に質問を募集して、当日はその質問に1つずつお答えしていくというスタイルを取りました。
もしすべての事前質問に答えた後で時間が余れば、その場でのご質問にもお答えする予定でしたが、事前に予想以上にたくさんのご質問をいただきました。
そのため、事前質問にお答えするだけでも時間オーバーになってしまいました。(僕がたくさん話しすぎる性格なのも関係していますが)
よくある質問の3大カテゴリー
今回、皆さんのご質問を読んで、本当に日々いろいろな試行錯誤をしながら、勉強されているのが伝わってきました。
質問の内容は、
①目的別の勉強法
②おすすめテキスト
③モチベーション維持
の3つがメインでした。
事前に質問を提出されていない参加者メンバーの方々は、
「他の人がどんな質問をして、それに対してどんな答えがあるのか知りたい」
というスタンスでした。
質問の内容は、初心者によくある悩みから、中上級者特有の悩みまで、幅広いです。
他の人の悩みは、必ず自分も通る道になる
1人の悩みは、たいてい他の英語学習者の方々にも当てはまります。
質問されている方は、「これは自分だけの悩みだろう」と思いがちです。
でも実は、その悩みは多くの方に当てはまるのです。
結局、悩むポイントはみんな同じということです。
実際にセミナー中は、質問者以外の方々も、「うん、うん」とうなずいている姿が見えました。
もちろん、レベルによって当たるカベの種類は違います。
今すぐにはそのカベが見えなくても、いずれは自分の前に同じカベが立ちはだかります。
たとえば、僕の例をご紹介します。
最初、僕はTOEICや英検などの資格試験にまったく興味がありませんでした。
もともと僕は学生の頃からテストの点数に執着がなかったので、自分が大人になってまで、英語の試験を受けるなんて想像できなかったからです。
「紙の上での英語力なんて興味ないぜ!俺は実戦ネイティブ英語を身に付けられれば、それで良いんだ!」
と思っていたのが、やり直し英語を始めた最初の2年間の僕の価値観でした。
ところが、その価値観が徐々に変わっていったのです。
資格試験に目覚める
音読や瞬間英作文トレーニングで鍛えるようになってからは、外国人の集まるバーである程度会話を楽しめるようになりました。
そしたら、欲が出てきてしまったのです。
「もっと深い話ができるようになりたい」
「もっとちゃんとしたしゃべり方ができるようになりたい」
「もっと知的な会話を楽しみたい」
「自分の力を海外で試してみたい」
などなど、最初の頃には想像もしなかった欲が出てきました。
その時に初めて、「自分の英語力を客観的に数値化すること」に興味がわいてきたのです。
初めて受けた英検2級に合格した時には、これまでの苦労が形になった気がして、すごく嬉しく感じました。
TOEIC700点台を取れた時には、「これで自分も英語でビジネスができるぐらいの力を手に入れた!」と感じて、飛び上がるほど嬉しい気分になりました。
ところがその後、伸び悩み時期に突入して、けっこう長期間苦しみました。
でもその道中で、視点を変え、考え方を変えながら試行錯誤することで、最終的には英検1級&TOEIC975点まで取ることができました。
最初の頃にはまったく想像もしていなかった所まで来た自分に、自分が一番驚いたのを、今でも覚えています。
でも、実は一番学びになったのは、「伸び悩み時期を乗り越えた経験」でした。
・結果が出ない時でも続ける粘り強さ
・ツラい状況を経験することで得られる共感力
・そもそも自分は何のために英語を勉強しているのか?を自問自答する機会
など、結果が出なくて悩んだ時期にこそ、実はたくさんのものを手にできたと気付いたのです。
英語学習を通してカベにぶち当たっていなければ、こんな経験はできなかったでしょう。
大人になると、人間は「自分ができること」が多くなっていきます。
その結果、僕たちは「自分ができることの範囲内で生活するクセ」がついてしまいます。
そしていつの間にか、「自分ができないことに挑戦して、もどかしさを感じる経験」を避けるようになるのです。
でも英語学習は、そんな僕たちの生活に張り合いを与えてくれます。
英語はできなくて当たり前
日本人にとって英語は、地球上で最も離れた言語です。
話す語順は真逆。
発音も共通点ゼロ。
何も共通点がない言語を身に付けるのは、本当に試練の道です。
そんな道をあえて選んで歩んでいる英語学習者は、ある意味「人生のチャレンジャー」と言えるでしょう。
その過程で得られる経験値は、単に「英語が話せるようになる」こと以上の価値があります。
それに、ある一定レベルで英語が話せる&読めるようになった時にもらえるご褒美である「世界と自分がつながる感覚」は、何とも言えない幸せです。
たった1度しかない人生を、最大限楽しむための手段として、英語学習が役立つことは間違いありません。
僕は今後も、YouTubeやブログを通して、英語学習の楽しさと奥深さを発信していきたいと思っています。
最後に、今回のセミナー参加者の声の一部をご紹介します。
↓↓↓
セミナー参加者の声
Akiさん
正に私が知りたい内容が詰まったセミナーでした。今、ちょうど壁にぶち当たり、成長が感じられず苦しんでいるところでした。でもそれは理想を追うチャンスなのですね。
心を磨いて昨日とは違う自分になるために、また頑張ります!勇気をいただきました。ありがとうございました。
かおりんさん
英語を話せるようになりたいと思い3年前から、英会話教室に通ったり、オンライン英会話やコーチングを受けていて、でもなかなか思うように話せるようにならず、さらにネイティブの方と話す機会もなく、なんのために勉強をしてるのか目的がわからなくなっていましたが、「心を磨く、人の役にたつ」という本の言葉を伺って、「日本に観光に来ている外国人の方のボランティア通訳をしてみたい」と以前、漠然と考えていたことを行動に起こそうと思いました。
Shinya先生どうもありがとうございました。
keroさん
今日は登録者2万人記念の無料セミナー、ありがとうございました。とてもたくさんの質問に一つ一つ丁寧に回答して下さり、いろいろと参考になりました。質問のタイプ毎にカテゴリー分けされていたので、わかりやすかったです。自分の事のように思いながらなるほど〜と聞いておりました。
参考図書も別に整理してメールに掲載して下さり、とてもありがたかったです。 これからもShinya先生のYouTube動画を楽しみにしています!
Daisukeさん
自分の悩みに回答をいただき、とても参考になりました。また、他の参加者の方の質問も自分が疑問だった内容が多かったので、参考になりました。ステキな企画を本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
Akikoさん
今回は私への回答のためにたくさんの時間をさいていただき、本当にありがとうございました。
厳しい現実を突きつけられて、自分の不甲斐なさに怒りだけが残り、20日間ほど受験英語からは背を向けていました。ふと、セミナーの前日から、”何のための受験なのか”と、自己対話した時、私の英語の目的は4技能を伸ばすことなのだと再認識したことで、自分のペースで確実に進んでいけばよいのだと、肩の力がぬけました。
他人と比べたり、急いで合格しなくては、と思う必要はなかったのです。結果がすべての英語資格ですが、決意と覚悟があれば、必ず結果はついてくると信じてこのまま英語学習を継続します
デイジーさん
真也先生 さやさん 今日もありがとうございました。 無料とは思えない内容の充実したセミナーでした。
まずは、真也先生が、一人一人の質問者と向き合って、丁寧に回答する姿に、心打たれました。 去年の年末に参加した音読会でも感じたのですが、真也先生とサヤさんの生徒さん、参加者の方々への敬意が半端ない、本当に一人一人を尊重して丁寧に関わってくださる。 その態度に感動します。
そして、それに呼応して、響き合って、真也先生とサヤさんを尊敬していて、お二人が大好きな人たちが集まっているなあと感じます。
Kagechanさん
Shinya先生のYouTube登録者2万人記念セミナーに参加させていただき、ありがとうございました。先生が英語学習者の疑問、質問に真摯にお答えくださっていてとても感動いたしました。
特に英検に何度か受験されているけれど、思うような結果が出なくて悩まれている方(初級者の私にとっては憧れのレベルに達している方)に対してShinya先生は書籍『手紙屋・蛍雪編』をご紹介くださいました。それは質問された方ばかりではなく、まるでセミナーに参加している私たち一人ひとりに語りかけてくださっているかの様でとても心に刺さりました。
それと同時に、Shinya先生とSayaさんのコミュニティはとても居心地が良い理由が改めて分かったような気がしました。Shinya先生はご自身が勉強で磨かれた能力を誇示するのではなく、我々英語学習者に向き合って役立ててくださっているのが感じられるからなのですね。
実は私はShinya先生のコミュニティに入る前、やり直しの英語を何から手をつけていいのか分からなくて、あるYoutuberの方の英語レッスンを受講したことがあるのですが、しばらく続けていくうちにその時は何だか理由ははっきりは分からなかったけれど違和感を覚え、1年も経たずに辞めてしまいました。
今から思うと、その先生は英語の勉強を磨いた結果、とても立派な経歴を持っまでになったそうで、授業中それをことあるごとに披露していて生徒である私がそれを聞くたびに先生を賛美しないといけない様な雰囲気になって、結局はその先生の授業スタイルに疲れてしまったんですね。
一方、Shinya先生は勉強という道具で心を磨いて他の人の気持ちがわかるように努力され、ご自分の力を誇示するのではなく他者に役立てようとしてされているんですね。なんだか納得しました。
学猿さん
いつも通り、参加者の方たちの気持ちや悩みに寄り添った丁寧な回答で、良かったです。 ルームで話した方たちも、「Shinya先生の解説がとても良い」と、仰っていました^ – ^
ミツさん
2万人突破誠におめでとうございます! たくさんの質問に回答していただき、大変勉強になりました。
また、久しぶりのセミナー参加ですが、参加者の皆さんは学習意欲が高い方が多く、大変励みになりました。今後も楽しく学習を続けていけたらと思います。
時間の関係上やそれ以外の理由などで取り上げられなかった質問や話題に関しましても、動画でもブログでも、FAQでも良いのでちょっとでも取り上げてくだされば幸いです。
kiyoさん
英語に興味を持っている方々の、苦労した事、今 取り組んでいる方法などを認識でき、自分の取り組み方法を再確認できました。
Nowさん
YouTube登録者2万人達成おめでとうございます!そして太っ腹なイベント開催ありがとうございました。普段交流の機会がない英語学習者の質問は勉強になりましたし、またそれに対するShinya先生の回答も秀逸でした。
こーじさん
セミナー内でご紹介いただいた本「手紙屋」は、セミナー後すぐに読みました。英語学習は長期間ですので、ハウツー以上に取り組みにあたっての考え方も大事だと思いました。
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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