なぜ、外人バーは「危険な場所」ではないのか?

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僕は、外人バーに初めて行く前には、こんな不安がありました。

・腕にイカつい入れ墨の入った、マフィア風の外国人がたくさんいるのでは?

・ガラの悪い若者が、酔っぱらって暴れているのでは?

・身体の大きなムキムキマッチョの男たちが、体格で劣る日本人をバカにしたり、カツアゲしようとするのでは?

なんてイメージです。

それはきっと、映画の影響もあると思います。

アクション映画ではよく、バーは「戦いの場」になります。

ガラの悪い若者がたむろしていて、ヘラヘラしながら主人公にからんでくる。そして、酒のビンを使って殴りかかってくる・・・そんなシーンが描かれます。

でも、実際は・・・

まったく違いました!!

180度違います!!

僕とケイタはその後、このバーでたくさんのいろいろなタイプのネイティブの人たちに出会いましたが、僕らの恐れていたイメージにピッタリはまる人はひとりもいませんでした。

もちろん、「タトゥー」はファッションの一部なので、肩や背中や、お腹に少し入れている人はけっこういました。

でも、日本の「入れ墨」とはまったく違うイメージでした。

彼らのタトゥーは、かわいい動物のマークだったり、ちょこっとワンポイントで入ってるくらいです。

(写真はイメージ)

その後もいくつかの「外人バー」と呼ばれる場所に行きましたが、どこも思ったよりもずっと「安全」でした。

その理由は、外人バーでいろんな人たちに会う中で、わかりました。

 

外人バーが安全な3つの理由

①英語の先生が多い

英語のネイティブで日本に来ている人は、英語の先生をやっていることが多いです。

小中学校のALT(Assistant Language Teacher の略)や、英会話スクールの先生、日本人の奥さんと一緒に、個人で英会話スクールをやっている人などです。

日本人に英語を教えて生計を立てている人たちは、愛想がよく、性格も穏やかでフレンドリーな人が多いと感じました。

首都圏の外人バーは僕は行ったことがないので、なんとも言えませんが、少なくとも地方の外人バーはそんな感じの客層だと思います。

 

② しっかりした経歴の人が多い

日本は、外国人に厳しい国です。

「僕とケイタが初めて外人バーに行く前に妄想していたような人物像=母国で暴力事件を起こしたり、何度も警察沙汰になっているような人」

にとって、「日本に来て働く」というのは、けっこうハードルが高いでしょう。

日本に住んでいても、ちょっとでも警察沙汰になれば、本国へ送り返される確率が高いです。

僕が外人バーで出会った人たちはよく、こんなことを言っていました。

「俺たちは日本では弱い立場だ。もめごとになったら、すぐ日本から追い出されてしまう。だから、トラブルを避けるために、日本人の酔っぱらいにからまれても反撃しないで、無視して逃げるようにしている。」

日本に来てそれなりの期間、住み続けているということは、そういった「安全志向の人」である確率が高いのです。

 

③ 日本が好きな人が多い

わざわざ日本に来て、そこに住んでいる外国人たちは、もともと日本文化にあこがれていたり、日本人が好きだから来ている人が多いです。

僕が外人バーで出会った人たちは、想像以上に「日本をリスペクト」していました。

だから、日本がキラいだったり、日本人のことをバカにしたりする人に出会う確率は、少ないのだと思います。

以上、3つの理由から、「外人バー」に来る人たちは、いい人である確率が高いのです。

もちろん、悪い人がひとりもいない、なんてことはないでしょう。

女性がひとりで行くには危ないところもあるかもしれません。

でもそれは、外人バーに限らず、日本の居酒屋やバー、クラブでも同じだと思います。

僕の場合は静岡県ですが、もし東京の繁華街の外人バーだったら、そこにいる人たちの雰囲気も違うかもしれません。

 

一度行ってみる価値はアリ

以上、僕は自分自身の体験から、「外人バー」は、けっこう安全だと感じています。

(もともと抱いていたイメージが危険すぎたのかもしれませんが)

うまく利用すれば、モチベーションのキープにも役立ちます。

英語学習者にとっては、良い練習の場になるでしょう。

もし、僕のストーリーを聞いてあなたも「外人バー」に少し興味を持ったなら、一度足を運んでみるといいかもしれません。

ネットで「外国人の集まるバー (エリア名)」を入れると、口コミ情報が出てきます。

 

From  Shinya
(
英語の達人養成ジム 師範代)

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