【世界の「痛風」事情とは?】

from 師範代Shinya

先日、自分が痛風発作の激痛を初体験したことををシェアする動画をYouTubeにシェアしました。

その後、歩けないほどの痛みは1週間ほどで引きましたが、鈍い痛みはけっこう長く続いて、あまり気にせず歩けるようになるまでには、トータル1ヶ月ぐらいかかりました。

お医者さんには、「あまり足を使わないように」と言われたものの、実際に生活していると、痛くても歩かなければならないシーンがすごく多いことに気づきました。

家の中のちょっとした移動でも、足は使います。

普通に歩けている時にはまったく気にしなかったけど、歩けなくなって初めて、自分がどれだけ日常シーンで歩いていたかを実感しました。

今回、痛風になったことを公開したことで、その後、会う人たちから優しい励ましの言葉をかけていただいたり、周りの人達の体験談を教えてもらったりしました。

今回初めて分かったのですが、けっこう若い人でもなることがあるらしいです。

そして、分かってはいましたが、男性が圧倒的に多いということを、改めて実感しました。

食事内容が関係していることは間違いないのですが、同じものを食べていても、痛風になる人とならない人がいる、ということもよく分かりました。

ネット記事で調べるよりも、こうやって実際に痛風になった人達を見た体験をシェアしてもらうと、親近感がわくというか、「あ、本当によくある病気なんだな」という実感がわきます。

急に「自分ごと」になった結果

これまで僕は、痛風は「ビール大好きな人」だけがなるものだと思っていたので、お酒を飲まない自分にとっては、人ごとのように感じていました。

痛風経験者と話したこともありますが、痛みを想像できず、「それは大変でしたね・・・」ぐらいしか言えませんでした。

でも、実際に自分がなってみて、完全に痛風が「自分ごと」になりました。

僕はいつも、「自分ごとに置き換えて英文を音読してみましょう」と言っていますが、痛風が自分ごとになるのは、キツいですね。

ただ、今後は痛風になった経験がある人と話す時に、めちゃくちゃ共感できそうです。

そして、これを気に尿酸値を下げることに全力投球することで、放置した場合に起こるもっとヤバい内臓疾患を防げるチャンスとも考えられます。

今回は病院で血液検査などを細かくしてもらいましたが、尿酸値が高い人がなりがちな高血圧や、腎臓や肝臓の数値異常は、まだ出ていないことが分かりました。

ここから薬を使って尿酸値をコントロールすれば、内臓も守られて、痛風の再発も防げるそうです。

ただし、薬を使い始めてから最初の3ヶ月は、体内の尿酸値が急激に変化するので、結晶の位置が動くことで痛風が再発することが多いとも言われました。

また、あの激痛を経験するのかと思うと、めちゃくちゃ怖いですが、これは高尿酸値の人が最初に乗り越えなければならないハードルだそうです。

覚悟して臨みます。

世界の痛風事情

痛風になってから、僕はオンライン英会話の先生たちにこの話題をしまくりました。

おかげで、今では痛風について英語で語れるようになりました。

自分の経験した症状や、痛風の原因と言われているプリン体についても、英語でスラスラ話せるようになったのは、新たな学びでした。

そして意外だったのは、僕がいつも話しているレギュラーの先生たち(トータル10人ぐらいの男性)は、誰も痛風を経験したことがありませんでした。

内心、一人ぐらいはいて、痛風トークで盛り上がると思ったのですが、見事にゼロでした。

主に食生活が原因で痛風になると聞いていたので、なんとなく欧米の人達の方が日本人より高カロリー&肉ばっかりの生活をしていると思っていたからです。

でも、意外に僕のお気に入りのレギュラー先生たちは、健康的な食生活をしていることが分かりました。

お互いにふだん食べている食品について、詳しく語り合ったことがなかったので、色々なことが分かりました。

中でも面白かったのが、国ごとの「痛風を持つ人の割合の違い」でした。

これはあくまでネイティブの先生たち個人の体験から来るもので、正確なデータではないのですが、ポーランドでは痛風になったという人の話をほとんど聞かないそうです。ポーランド在住のイギリス人の先生がそう言っていました。

その先生は、これまでに父親の仕事の関係で色んな国を転々と移り住んで来たそうですが、痛風になった人が一番多くいたのは、南アフリカだそうです。

南アフリカの人達は、赤肉をたくさん食べて、安いビールを大量に飲む習慣があるのが原因ではないか?と分析していました。

とにかく、肉を食べる量がすごく多く、「肉なしの食事は、食事とは言えない」というほどだそうです。

さらに、外食が盛んな文化で、特にファーストフードを食べる人が多いと言っていました。

僕はその話を聞いて、後からチャットGPTで調べてみたら、確かにファーストフードの国民ひとりあたりの消費率は、南アフリカが世界一でした。

一方で、ポーランドの人達は、野菜や乳製品をメインで食べる習慣があるので、痛風になる人が少ないのでは?と、その先生は分析していました。

実際に、ポーランドに移住して以来、食事がヘルシーになった気がするそうです。

文化の影響は大きい

もちろん、食習慣は人によって違いますが、やはり国によってどんな食材が手に入りやすいか?どんなレストランが多いか?は、食生活に与える影響としては大きいでしょう。

日本は食材が多くヘルシーに見えますが、実は和食に使われる魚介類や海苔などは、プリン体を多く含むことが分かりました。

僕は魚介と海苔が大好きなので、たぶん摂取量は多めです。

それでも、南アフリカよりはマシな気がしますが・・・

ちなみに、僕がいつも話している南アフリカ人の先生は、完全なベジタリアンです。

肉は一切口にしないとのことで、一般的な南アフリカ人とはまったく違う食生活をしていることが分かりました。

肉中心の文化の中で、ベジタリアンとして生きるのは大変だそうです。

外食はほとんどせず、自炊しているとのことでした。

そして、その先生の周りでは、痛風に悩む人達がめちゃくちゃ多いと言っていました。

20代で発症する人も、けっこういるそうです。

今回の一件で、僕は世界の痛風事情に関して、だいぶ詳しくなれました。

単にネットで調べたデータを見るだけでは感じられない、実際にその国に住んでいる人達の生の声を聞くことで、強烈に記憶に焼き付きました。

今はAIが発達して、世界のデータをカンタンに取れるようになっています。

だからこそ、数値化できないリアルな体験談と、生身の人間同士のコミュニケーションの価値は、上がっていくでしょう。

そして、その体験とコミュニケーションの幅を大きく広げてくるのが、「英語を使えるスキル」だと思います。

そんなことを実感した1ヶ月でした。

これから尿酸値の薬を飲み始めることで、恐怖の「痛風発作の再発リスクが高い3ヶ月間」が始まります。

もし再発したら、また報告します(泣)

 

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2件のコメント

痛風の発作、本当にお辛かったことと思います。
私の夫も比較的若い頃から痛風になってしまいました。タバコも吸わず、お酒も家では飲まず(職場の飲み会でたまに少し飲むくらい)、外食もほとんどせず、比較的ヘルシーな食事をしているつもりだったのに、なぜ···?と悲しくなりました。体質なのかもしれません(もともとアルコールには弱くて、すぐ赤くなる体質です)。
長いお付き合いになると思いますが、薬を毎日きちんと飲んでいれば痛くなることはないので、真也先生も大丈夫だと思います!
お疲れをためすぎないよう、ご自愛くださいませ。

南條さん

コメントありがとうございます。
そうでしたか!南條さんの旦那さんも、僕と似たような環境で痛風になったんですね。

そうなんですよね。大酒飲みとか、ヘビースモーカーとか、ファーストフードばかり食べてるとか、日頃から不摂生をしている自覚があれば、まだ納得できるんですが・・・あまり心あたりがないと、悲しくなります。

安心するお言葉、ありがとうございます。
これからちゃんと薬を飲み続けます。
また何か気づきがあれば、ブログでシェアするかもしれません。

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