from 師範代Shinya
(→前回のつづき)
※僕のDUO3.0完全マスターコースの修了生で写真家のTATSUさんに、娘の七五三撮影をお願いした体験談の続きです。
自分の手からカメラを手放して、子どもと一緒にイベント自体に集中できること。
それが、僕が気づいた「写真撮影をプロに頼む大きなメリット」でした。
このありがたさは、自分自身で今まで何度も写真や動画を撮ってきたからこそ実感できることでもあります。
特に集合写真に自分を含めて撮影するのは、大変でした。
集合写真を自撮りする場合、三脚を立てて、自分が映るポジションまで計算に入れながら画角を決めて、露出を適正になるように調整して、カメラとスマホをWi-Fiでつないで、急いで自分のポジションに戻って立って、リモートでシャッターを切って・・・というステップが必要です。
そんなことを何度も繰り返してきたからこそ、今回は、
「ただTATSUさんに言われた場所に立って、はい、チーズ!」
で撮影が終わることのラクさを、実感できました。
加えてさらに、大きなメリットを感じました。
それは、「子どもから良い表情を引き出せること」です。
良い表情を引き出す工夫
今回の七五三の主役である娘に対して、TATSUさんはなんと事前にプレゼントを用意してくれていました。
しかも中身は、娘の大好きな「昆虫のオモチャ」です。
娘の「愛の言語」はギフトなので、これで一気に心をつかまれました。
(※「愛の言語」とは、相手にしてもらえると、自分が大事にされていると感じる行為のことです)
しかも、昆虫も娘が知らない種類ではなく、今年の夏に昆虫展に行って実際に触ったことがあるものでした。
TATSUさんは、僕のブログ記事を読んで娘の情報を把握した上で、このプレゼントを用意してくれたのです。
すごいリサーチ力に、ビックリしました。
もちろん、これは僕がブログで自分の娘のことを書いているからこそ可能だったことですが、TATSUさんの「子ども心をつかむための気配り」から、プロ意識を感じました。
その後も、ことあるごとに優しい口調で娘に話しかけてくれて、娘の緊張をほぐそうとしてくれました。
TATSUさんは、もともとサービス業の出身なのも関係していると思います。
無口な職人気質ではなく、コミュニケーションを重視した撮影スタイルは、子どもの撮影と相性が良いと感じました。
声かけも大事
僕のYouTubeチャンネルに出てくれた時には、大きな声でハキハキしゃべる、快活なイメージだったTATSUさん。
今回の七五三撮影では、娘を怖がらせないように、意図的に声を小さめにして、話し方をゆっくり穏やかに調整しているのが伝わってきました。
その結果、人見知りの娘もすっかり馴染んでいました。
1回の撮影が終わるごとに、娘はTATSUさんに近づいて行って、「見せて!(今撮った写真を)」と言いながら、TATSUさんのカメラの液晶画面で今撮った写真の写り具合を確認していました。
撮影が終わった後には、「TATSUさんもう帰っちゃうの?」と言うほど、馴染んでいました。
TATSUさんは「人物撮影は、とにかく表情が一番大事!良い表情を引き出すことを、第一優先に心がけてます。」とおっしゃっていました。
それを証明するかのように、TATSUさんが撮ってくれた写真の中では、僕たち全員、良い表情をしていました。
人物撮影では、撮影スキル以外のコミュニケーションスキルが重要だということを、実感しました。
しっとり質感が伝わる、透明感のある肌の表現
もう1つ、僕が個人的に満足度が高かったのが、現像された写真の「人肌の質感と美しさ」です。
僕はふだん自分が写真を撮る時には、ほぼ100%人物撮影です。
子ども、妻、自分を一眼カメラで撮影すると、確かに高精細には映るのですが、高精細すぎて「真実」が浮かび上がり過ぎてしまうのです。
特に顔をアップで撮影すると、大人は小さなシワやちょっとした吹き出物までリアルに映り込んでしまい、後から見返したくない写真になります。
ではお肌スベスベの子どもの顔はどうか?と言うと、ホッペタの部分的な赤みが強調されて、湿疹のように映ってしまったり。
ホッペについた食べかすや汚れが目立って、汚く映ったり。
ホッペの毛細血管が強調されて、グロテスクに見えてしまったり。
そういった部分で、不満を感じることがありました。
一眼カメラはリアルで高精細に映せる反面、見たくない部分が強調されることもあるのです。
一方で、「美肌補正モード」が搭載されたカメラを使って撮ると、こんどは肌がのっぺりした印象になり、いかにも加工しいている感が出てしまいます。
美肌モードの不自然さは、個人的にあまり好みではありません。
でも、今回の七五三写真を見ると、どれも人物の肌がキレイでした。
子どものホッペは等倍で見ると表面のスベスベ感がありつつ、拡大するとちゃんと透明の産毛やパンのカスまで映っています。
僕はホッペフェチなので、今まで娘たちのホッペのアップ写真を何百枚も撮影してきました。
どうしたら、スベスベ感とリアルさを両立させることができるかを、試行錯誤してきたのです。
だからこそ、今回の七五三写真を見て、明らかな違いに気づきました。
スベスベ感だけではなく、全体的にふわっとした柔らかさと透明感があって、子どもたちがおとぎ話の妖精のような映り方をしているのです。
これには度肝を抜かれました!
・・・つづく。
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