from 師範代Shinya
(→前回の続き)
日本語翻訳版には収録されていなかった「FAQコーナー」が英語版で読めたことで、僕はすごく得した気分になりました。
その内容に、正直、感動しました!
僕がこれまで本編の英文を音読しながら気になっていた、
「もしこういう場合は、著者のチャップマン博士はどう答えるんだろう?」
と思っていた、読者からの疑問がいくつも収録されていて、それに対してチャップマン博士が片っ端から丁寧に答えていく形式です。
その質問の数は、なんと16個!
確かに、これを日本語に訳したら、それだけで数十ページは増えてしまうでしょう。
でも、後半まで本を読み進めた人であれば、ぜひとも知っておきたい内容です。
日本語版では省略されていたFAQコーナーの内容を一部ご紹介します。
(もしまだ前回の記事を読んでいない場合は、先に読んでおくことをオススメします)
FAQコーナーの質問の抜粋
僕が読んで「そうそう!これが知りたかったんだよ!」と感じたポイントを要約してお伝えします。
Q:もし、自分の愛の言語がどうしても見つからない場合は、どうしたらいいでしょうか?
A:1つ目は、自分がふだん、周りの人たちにやっていることを振り返ってみましょう。もし、あなたが普段から周りの人たちをホメているなら、あなたの愛の言語は「ポジティブな言葉」の可能性が高いです。
もし、普段からあれこれ手伝ってあげているなら、「サービス行為」の可能性が高いです。
それでも見つからない場合の2つ目は、自分がふだん、周りの人たちに対して不満を感じていることを振り返ってみましょう。
もし、あなたのパートナーが「誕生日プレゼントをくれない、もしくは安物しかくれないこと」に不満を持っている場合は、あなたの愛の言語は「ギフト」である可能性が高いです。
もし、あなたのパートナーがいつも仕事や趣味で忙しくて「夫婦や家族で出かけたり、ゆっくり過ごせないこと」でイライラしている場合は、あなたの愛の言語は「クオリティータイム」の可能性が高いでしょう。
あなたのパートーナーの愛の言語を特定する方法も同じです。
・相手が周りの人たちにしていること
・相手がいつも不満を漏らすこと
の種類を観察すれば、割とすぐ分かります。※僕の感想
この項目は、僕が最も知りたかった部分の1つです。他の人の愛の言語を知るのに役立っています。
自分がパートナーに対して最も強く不満を感じるポイントが、最も強い自分の愛の言語の証拠になるのは、とても分かりやすいです。
実際に、ヤフー知恵袋などの質問サイトを見ると、パートナーに対する不満を相談している人たちの愛の言語が何か?が手に取るように分かります。
Q:愛の言語は、年齢と共に変わることはある?
A:愛の言語の種類が年齢と共に変わることは、基本はありません。「三つ子の魂百まで」と言うように、子供の頃の特性が、その後もずっと続くのが普通です。
小さな頃から両親に何かを作ってプレゼントする子供は、大きくなっても両親やパートナーにプレゼントを贈り続ける確率が高いです。
ただ、人生のステージによって、一時的に他の愛の言語が魅力的に見えることがあります。
たとえば、3人の小さな子供を育てている最中の、毎日忙しい妻の愛の言語が「ポジティブな言葉」だった場合。
夫から「今日もキレイだよ」とか「いつもありがとう」などのポジティブな言葉をかけてもらっていたとしても、もし夫が何も家のことを手伝ってもらえなければ、妻は不満を感じる確率が高いです。
「言葉だけじゃなくて、手伝ってよ!」と不満を持つかも知れません。
その時には、妻の愛の言語は「サービス行為」に見えます。
自分の置かれた環境によって、一時的に愛の言語が変わったように感じることがあるでしょう。
でも、もし夫からのポジティブな言葉がもらえなくなったら、すぐに悲しみがわいてきて、自分の愛の言語が変わっていないことに気付くでしょう。
※僕の感想
この項目は、僕がよくネイティブの先生たちと話す内容です。
愛の言語は世界的に有名なので、共通の話題としてとても強力です。
お互い、自分とパートナーの愛の言語を話すことで、とても盛り上がります。
その中で、「年齢と共に愛の言語が変わった気がする」という話になることが多いです。
その時に、この答えをシェアすると、すごく納得してもらえます。
・・・つづく。
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