from 師範代Shinya
僕はYouTubeチャンネルを始めてから、急にカメラに興味を持ち始めました。
それまで40年間、一度も自分でカメラを買ったことがないぐらい、興味がなかったのに、今では何台もカメラを持っています。
この5年半の間に、色んなカメラやマイクを試してきました。
最初の一台は、下地知識がなくてよく分からずに、人気ユーチューバーがオススメしている安めのカメラを買いました。
最初の一台を買った時には、
「もう、これで完璧じゃん!これ以上の画質と音質は必要なさそうだ!」
と思いました。
でも、使っているうちにだんだん不満が出てきました。
スマホの画質が進化してきて、スマホ動画の方がキレイに映るようになったのです。
せっかく専用のビデオカメラで撮ってるのに、スマホの画質に負けるのがイヤになってきました。
ちょっとアップグレードしようかなと思って、一台目よりも少し値段が高めで、画質が良いビデオカメラを買いました。
2台目の不満点
2台目は、確かに画質はアップしました。
でも、しばらく使っていると、別の不満点が出てきました。
それは、音質です。
「2台目の方は画質は改善したけど、1台目の方が、音質は良かったな。音質と画質の両方が良いカメラはないものか?」
と感じるようになりました。
特に、僕のビデオは講義形式なので、音質はすごく大事です。
そこで今度は、「音質がすごく良い!画質もけっこう悪くない」と言われているビデオカメラを買いました。
さすがに、音質は大満足でした。
画質も、1台目と2台目の中間ぐらいです。
僕は、「究極のビデオカメラを手に入れた!」と思いました。
3台目の不満点
でも、そのカメラもしばらく使っているうちに、不満点が出てきました。
その理由は、撮影状態を確認するための「液晶画面」です。
普通のビデオカメラだと、液晶画面が横にパカッと開いて、クルッと回して、自由に角度を変えることができます。
この構造により、レンズを自分に向けている時でも、液晶画面を見ながら「自分がちゃんと画面内に映っているかどうか?」を確かめることができるのです。
でも、僕が今回ゲットした3台目は、液層画面が動かないタイプで、カメラの側面に固定で付いていました。
これでは正面からは自分がどう映っているのか確認できません。
「まあ、慣れでなんとかいけるだろう!」と思っていたのですが、いざ使い始めてみると、想像以上に不便でした。
撮ったビデオを後から見返すと、自分が何度も画面の中から外れてしまっていることに気付きました。
そのうち、このカメラで撮るのがイヤになってきてしまいました。
その後は、ボイスレコーダーとして使っています。
ついに一眼カメラに手を出す
そんな感じで色んなビデオカメラを試すことを繰り返すうちに、僕は、ついに自分にとって新しいジャンル「一眼カメラ」に手を出すことになりました。
一眼カメラは、本来は写真を撮るためのものです。
でも、ここ数年間で、一眼カメラにビデオ撮影機能が付いているのが当たり前になりました。
そして、そのビデオ機能も年々進化しているのです。
一眼カメラの写真用レンズと、大きなセンサー(光を受けるパーツ)で撮るビデオは、それまでのビデオカメラには出せなかった美しい映像になります。
素人でも、まるで映画のワンシーンのようなキレイな画質を出せるようになるのです。
昔だったら、何百万円~何千万円もするハリウッド映画用のプロカメラでしか撮れなかったような動画を、わずか10万円~20万円台で買える一眼カメラで撮れるようになったのです。
そこで、僕もマネしたくなって一眼カメラを買いました。
とりあえず、レンズと本体合わせて5万円ぐらいで買える入門用の一眼カメラを買ってみました。
一眼カメラを使い始めてしばらくは、僕は自分の作った動画の画質に大満足していました。
音質も、外付けのピンマイクを付けることで、満足いくレベルになっていました。
でもある日、妻のサヤの一言で、一眼カメラの映像の弱点に気付いてしまたのです!
一眼カメラの弱点
「なんか、ホワイトボードの文字が読みづらくない?何て言うか、文字の境界線がボヤッとしているというか・・・」
言われてみて、僕もハッとしました。
確かに、一眼カメラの映像はキレイ過ぎて、ホワイトボードの文字が読みづらくなっていたのです!
一眼カメラは、日常感を出すためにフワッとした雰囲気の映像が得意です。
ふつうに人物だけを撮影していればいいのですが、僕のYouTube動画のような、講義スタイルでホワイトボードと人物の両方を映す場合は、文字までフワッとしてしまい、何か見づらい・・・という状況になってしまいました。
もちろん、カメラの設定をいじってコントラストを上げれば、ある程度は見え方を調整できます。
でも、コントラストを上げすぎると、今度は自分の顔の明暗が不自然に強くなって、まるでドラマの悪役のように見えてしまいます。
色々といじってみたものの、一眼カメラではちょうど良いバランスを見付けられませんでした。
僕は完全に「沼」にハマってしまいました。
・・・つづく。
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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