from 師範代Shinya
(→前回のつづき)
前回の記事では、速読速聴英単語シリーズが他の英語テキストと違って「何度もバージョンを重ねて熟成&進化していく」ことをお伝えしました。
そのバージョン4が、今年3月に発売された「Basic2400 Ver.4」です。
ちなみに、レベルで言うと、Basic2400が一番初心者レベル向けになります。
速読速聴英単語シリーズのメイン4冊をレベル順に並べると、
①Basic2400(中学英語で日常会話+α)
②Daily1500(高校英語で日常会話)
③Core1900(本物のニュース英語入門)
④Advanced1100(本物のニュース英語上級)
という感じです。
この4本が一番長いシリーズで、別ラインととして、同じコンセプトでビジネス&TOEIC寄りのテキストが出ています。
①STANDARD 1800(ビジネス英語入門)
②GLOBAL900(ビジネス英語上級)
どちらも、ビジネス&TOEIC英語を身に付けたい人にとっては、バイブルと言って良いほどの完成度です。
他にも、自分の意見を言うシーンに特化した、「Opinion」などのシリーズもありますが、全部ご紹介するとすごく長くなるので、 今回はここまでにとどめておきます。
英語学習者の盲点になりがちなネイティブ英単語
上記の説明でBasic2400の横に、(中学英語で日常会話+α)と書きましたが、この+αの部分が何かと言うと、
「英語学習者の盲点になりがちなネイティブ英単語」
が入っていることです。
TOEICで高得点を取るような人でも、英会話している時に、「ところで、これって英語で何て言うんだろう?」と思うような英単語がたくさん収録されているのです。
たとえば、
・身体のパーツの名前(まつげ、おでこ、腰など)
・動物、魚介類、植物、昆虫などの名前(サイ、カバ、ダチョウなど)
・日常で目にする乗り物の名前(消防車、救急車、新幹線など)
など、ネイティブなら子供でも知っている英単語だけど、日本の中学~高校の英語の授業では習わないようなものが入っています。
ちなみに、僕はカナダに留学した時にこのBasic2400をスーツケースに入れて持っていきましたが、現地でめちゃくちゃ役立ちました。
他にも何種類も英語テキストを日本から持っていきましたが、一番参照する機会が多かったのは、このBasic2400でした。
「結局、日常生活ではこういう英単語やシンプルな言い回しが、一番登場頻度が高いんだなぁ・・・」
と実感したのを、今でも覚えています。
新バージョンの改訂ポイント
そして今回の改訂版、Ver.4の改訂ポイントはどこにあるのでしょうか?
まず、最初にお伝えしておくと、今回の改訂は「大改訂」になります。
変わったポイントがかなりたくさんあるのです。
以前のバージョンをやったことがある人でも、改めてやる価値があるぐらい、大きく変わっています。
改訂ポイントは、大きく3つあります。
↓↓↓
①英文の8割が新しいものに差し替わった。
②世界基準のCEFR(セファール)に準じて見出し語を選択。
③CDがなくなり、スマホでQRコード読み込み or ダウンロードして使えるようになった。
これが大きな変更点です。
さらに、僕が個人的に「おぉっ!なんと!!これは!!」と思ったのが、
④英文にスラッシュ付いた(パート1&2のみ)
ことです。
これはすごく嬉しいです!
僕はスラッシュリーディングで自分の文法力と読解力を上げたので、本当に嬉しい改訂ポイントです。(この先の記事で詳しく掘り下げます)
また、他にも、
「コラム」のセクションで助動詞の解説が充実したり、英文の理解度を確認するための質問が付いたり、セクションの最後に穴埋めクイズがあったりと、本当に至れり尽くせりの改訂ポイントが詰まっています。
かといって、これまでのVer.3までとは別物になってしまった感じはなく、あくまで「改訂」という雰囲気を保っています。
前作までをやったことがある人でも、まったく違和感なく読めるでしょう。
この辺りのさじ加減が、絶妙に上手いと思います。
次回は、この大改訂ポイントを、詳しく見ていきたいと思います。
・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む)
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