from 師範代Shinya
先日のブログ記事で、「東京スカイツリーでカブトムシ&クワガタ触り放題」のイベントに、上の娘と2人で行った体験談をシェアしました。
どうやらあのイベントは商業的に成功しているようで、なんと別の地域でもまったく同じコンセプトで、夏限定の昆虫イベントが行われていることが分かったのです。
僕が今回行ってきたのは、お台場でやっているバージョンです。
方向性としては、スカイツリーのやつとほぼ同じです。
同じ運営会社かどうかは分かりませんが、
「金網で囲まれた、巨大な虫かごのような空間に人間が入って、そこに放たれているたくさんのカブトムシやクワガタを触って楽しむ。」
という部分はとても似ています。
前回のスカイツリー版が予想以上に楽しくて、すっかり味をしめた僕は、また上の娘と一緒にお台場版に行ってきました。
2つの付加価値で差別化
今回のお台場版の方は、スカイツリー版とは別の価値を2つ付け加えていました。
1つ目は、触れる虫の「種類の違い」です。
スカイツリー版の方では、日本を代表する「ヤマトカブトムシ」と、「ノコギリクワガタ」を触り放題のイベントでした。
昆虫に詳しくない人でも、
「カブトムシとクワガタって、こういう見た目だよね」
という頭の中のイメージそのままのルックスが、ヤマトカブトムシとノコギリクワガタだと思います。
だからこそ、一般ウケするのではと思います。
見るだけの展示スペースには、珍しい外国の種類のカブトムシ&クワガタもいましたが、ガラスケース越しに見るか、標本になっているものを見ることしかできませんでした。
一方で、今回のお台場版では、触れる虫の種類を「外国産のカブトムシ&クワガタ」にしていました。
これが、1つ目の付加価値です。
外国産の中でも子供達の憧れである、「アトラスオオカブト」や「ガゼラツヤクワガタ」などが、触り放題になっていました。
これは、一般ウケよりも、ある程度の昆虫好きな人達をターゲットにしているように感じました。
親世代を引き込む
外国産のカブトムシ&クワガタが触れるというのは、おそらく子供と同行する親世代を狙ったコンセプトかもしれません。
僕が子供の頃には、こういった外国産の昆虫が生きているところを見る機会は、ゼロでした。
その理由は、「植物検疫法」という法律の中で、海外のカブトムシ&クワガタの日本への持ち込みを禁止していたからだそうです。
その後、法律が改訂されて、輸入OKになりました。でもその時にはもう、僕は大人になっていたので、外国産の昆虫を見る機会がありませんでした。
僕と同じように、今の30~40代の人たちにとっては、外国産のカブトムシ&クワガタは、とても珍しく魅力的に映るはずです。
少年時代に昆虫図鑑の中の写真でしかお目にかかれなかった、あのアトラスオオカブトが、目の前で動き、さらに自分が触れるなんて!
と、僕は行く前からワクワクしていました。
ということで、おそらく今回のお台場イベントは、僕と同じように親たちも昆虫好きで乗り気な人の割合が、スカイツリー版に比べて多かったのでは?と勝手に予想しています。
追加料金で「世界で最も大きい」&「世界で最も美しい」虫を堪能できる
2つ目の差別化は、「追加料金を払えば、さらに珍しいカブトムシ&クワガタに触れる」というものです。
触れるものは2種類、
①世界で最も大きいカブトムシの、ヘラクレスオオカブト
②世界で最も美しいクワガタの、ニジイロクワガタ
です。
この2つとも、僕にとっては「自分が南米やオセアニアの国に行って、昆虫採集ツアーに参加しないとお目にかかれない虫」というイメージがあったので、それが目の前で見れるなんて、しかも触れるなんて!
というワクワク感を刺激されました。
以上2種類の差別化があることで、僕は完全にお台場バージョンのイベントに引き寄せられて、3才の娘を連れて出かけて行ったのです。
そこで、まったく予想外のアクシデントに見舞われるとは知らずに・・・
・・・つづく。
—————————————
※このブログに読者登録をしていただくと、最新の記事を1日1回、メールでお届けします。読者登録はこちらをクリックしてください。
↓↓↓
From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
※もくじは、こちら
自己紹介は、こちら
コメントを残す