【英語の「礼儀正しさ」の真実:敬語がないって本当?①】

from 師範代Shinya

英語の勉強を始めてしばらくすると、「英語には敬語がない」というフレーズを耳にする機会があると思います。

日本語のように「です」「ます」といった機能を持つ言葉がないから、敬語がない、という考え方です。

一方で、ある程度深く英語を勉強していくと、「英語にもちゃんと敬語があるじゃん!」ということに気付きます。

would とか、could などの助動詞の過去形が、丁寧表現の代表です。

さらに深く勉強していくと、「えっ!ここで敬語を使うの?家族なのに?」とか、「えっ?ここで敬語使わないの?上司相手なのに?」と驚くこともあります。

英語の丁寧表現を日本語の敬語と同じと考えていると、常にこの違和感から抜け出せません。

上級者になっても、敬語を使うシーンの判定は難しいのです。

この判定の精度を上げるためには、英語力だけではなく「文化の理解」が欠かせません。

特に「ネイティブから見て自然な英語」に聞こえる話し方ができるようになるためには、文化の理解が大事です。

文化の違い理解をする方法は、2通りあります。

①大量の英語に接して、感覚で理解する

②ネイティブ or 帰国子女の人から、文化の違いを直接教えてもらう

どちらも大事ですが、手っ取り早いのは②です。

①は、5年~10年ぐらいかかると思います。

ただし、②のパターンでも、自国の文化しか知らないネイティブの場合、そもそも「文化の比較」ができないので、こちらが納得できる説明をしてもらえる確率は低くなります。

帰国子女の人でも、海外生活がほとんどで日本に住んだ経験が少ない場合は、日本文化の違いを理解するのは難しいと思います。

できれば、日本と英語圏の国どちらにも10年以上住んだ経験があって、なおかつ日本語と英語をある程度のレベルで話せる人に聞くのがベストです。

そして僕は、この条件を満たす先生を、オンライン英会話で見付けました。

2つの文化をよく知るネイティブの先生

その先生はアメリカ人の40代男性で、日本に移住してから15年以上経っています。

日本人の奥さんがいて、ご自身の日本語レベルもかなり高いです。

その先生とは、日本文化と英語圏の文化の違いをよく話します。

その中で、日本とアメリカでの「丁寧さに対する考え方、表現の仕方の違い」の話がとても面白かったので、シェアします。

日本式の「おもてなし」は通じない?!

日本文化では、サービス業の人の対応が丁寧であればある程、お客さんは喜ぶ傾向があります。

お客さん目線では、

①敬語をふんだんに使って話してくる。

②こちらからお願いしなくても、こちらの要求をくみ取って、さりげなく対応してくれる。(頼まなくても、要求を満たしてくれる)

③頭を下げる角度が深い。

などの対応ができると、お客さんは「おもてなし精神」を感じて、「この店はよく教育が行き届いている」とか、「店員さんのレベルが高い」と満足する傾向があります。

ちなみに僕が以前働いていたジーンズショップでは、

「元気な声で(大声で)いらっしゃいませー!を連発すること」

がおもてなしだと言われていました。

そのため、声が枯れてほとんど出なくなっていても、いらっしゃいませー!と声を張り上げている店長が「エラい」と上司から評価されていました。

また、風邪を引いて体調がめちゃくちゃ悪い時に出勤して、咳を連発しながらも、かすれた声で「いらっしゃいませ~!」を連発する店長は、やはり高く評価されていました。

さすがにコロナ禍を経験した今では、日本社会も風邪の時の出勤に対する考え方が変わってきている気がしますが、当時はそんな感じだったのです。

ジーンズショップでの基準はさておき、

①敬語を多用する。

②お客さんの要求をくみ取って、頼まれる前に行動する。

③頭を下げる角度が深い。

の3つの基準が、日本文化での「丁寧さ」の表現だと思います。

(細かく見れば他にもあると思いますが)

ところが、英語圏の人たちを相手にこれをやっても、まったく通用しないそうです。

 

・・・つづく

 

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